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(短編集)
幸運の25セント硬貨
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幸運の25セント硬貨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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道路ウイルスは北に向うが、一番いつものキングらしい。 短編なのに読みやすいとは言えないが、長編に疲れたら読むのが良いかも。 | ||||
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ステーヴン・キング:独特の言い回しやストーリー展開が面白い いつも自己啓発やビジネス書籍しか読まなかったのですが 私はこの本が好きになりました | ||||
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キングの短編集です 一話目の作品は、かなり好みが分かれるので 初めてキングの作品を読む方は他の作品も読んでみてほしいです 個人的に好きなのは、「道路ウイルス〜」です 標題になっている作品より好みでした。 | ||||
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ペーパーバックで見たかった。 絵巻とはいいません、当たり前ですから。 評価のことですよ。 この子は少し変ですが、スティーヴン・キングが書くと別人 | ||||
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「なにもかもが究極的」 Everything’s Eventual 訳・浅倉久志 ある『力』を持った青年 生活全般をある組織に面倒をみてもらいながら、その『力』を使ってある事件を起こします 組織の本質に気づいた青年が最後に、自らの意志で起こした行動は? 超能力者の悲しみと苦しみを描いたSFホラーです 誰かの著書にこのような話があったように思いますが、使い古された感じもなくこれはこれで楽しめます 「L・Tのペットに関する御高説」 L.T.’s Theory of Pets 訳・風間賢二 妻に逃げられた男の愚痴話がユーモアを交えて延々と続くのかと思いきや、ラスト近くの恐怖と悲劇、結末がはっきりしない不気味さ 意外な展開に釘付けとなりました 「道路ウイルスは北にむかう」 The Road Virus Heads North 訳・白石朗 これは本当に恐ろしい話でした ガレージセールで購入した気味の悪い絵画 北に向かう途中、見るたびに絵画の様子が変わっていくのです そして最後には… 今、思い出してもゾッとします 「ゴーサム・カフェで昼食を」 Lunch at the Gotham cafe 訳・白石朗 離婚協議中の夫婦が弁護士と共に昼食に出かけたカフェで遭遇したとんでもない出来事 店員が殺人鬼に変貌して店の中で暴れ回り、知人でも何でもない元・夫婦を追い詰めます これはあり得ない設定でしょう そんなあり得ない状況の中でも元・妻は元・夫の復縁希望を徹底的に拒否するという『ブレの無さ』に苦笑いでした 「例のあの感覚、フランス語でしか言えないあの感覚」 That Feeling,You Can Say What It Is in French 訳・池田真紀子 裕福な夫婦が第二のハネムーンで訪れたフロリダ フロリダに到着後、夫の運転する車で目的地に向かう途中、妻は常に既視感に囚われている 大丈夫か?と聞かれ、何でもない、と答えるとまた時間が戻りフロリダに向かうチャーター機の中にいるのだった あの感覚=デジャヴと呼ぶにはあまりにも残酷な話です 謎の侵略者との戦闘に挑んでは戦死すると言う不条理世界に囚われた男女を描いた、トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を思い出しました まるで、死後絶えることのない地獄を味わうという無間地獄のようです 「一四〇八号室」 1408 訳・風間賢二 西洋では忌数である13 落ち目の男性ライターが、謂れのあることで有名なドルフィン・ホテルの実質13階にある1408号室で体験する恐怖 日本でも同じような恐怖譚はありますが、欧米とは恐怖の質が違うようです 前置きの長さに焦らされ焦らされ、ようやく室内に入った男性の味わう恐怖といったら! 焦らされた分、一気に急上昇する恐怖に瞬きするのも勿体ないくらい一気読みでした 「幸運の25セント硬貨」 Luckey Quarter 訳・池田真紀子 ホテルの室内清掃で得る収入で生計をたてている女性 チップの25セントがあれよあれよという間に24000ドルに増える、というわらしべ長者みたいな話 かと思ったらそれは白昼夢 ところが、どうもそれは現実のものになりそうな気配が… 全ての物語 落語に通じるものがあるような ユーモアと恐怖と意外な展開とオチを楽しませてもらいました | ||||
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本はカバー・中身ともにきれいでした。問題は宅急便の追跡ができなかったことです。 | ||||
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スティーブン・キングが苦手だという人にも読んでみてほしい一冊。 | ||||
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本書はスティーヴン・キングの短篇集で感想としてはかなり面白かったです!特に個人的には、「道路ウイルスは北にむかう」が一番ゾクゾクさせられ面白かったです。 | ||||
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かのスティーヴン・キングの短編集、あちこちで良い評判を聞いては読まずにはいられない。期待しつつ、いそいそと読みにかかったが…。 どの短編もまったくもって要領を得ないストーリー、どこがオチなのかさえ判らない。文章もはなはだ読みずらく、いいとこなし。久し振りに読み終えるのが苦痛な本だった。 スリラー、ホラー系短編集絵だったらJ・ディーヴァーの『クリスマス・プレゼント』とか数百倍おもしろい本があります。 | ||||
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趣の違う7編が収めれたスティーヴン・キングの短編集です。 「ゴーサム・カフェで昼食を」の様に血なまぐさい惨劇の物語もあれば、この短編集のタイトルとなっている「幸福の25セント硬貨」の様なほんのりした温かいものを感じさせる物語もあり、種種様々です。 それだけに、好みでない作品もあるかも知れませんが、心にぴたっとフィットする作品があるかも知れません。 そのくらいジャンルの離れた作品を含んだ短編集です。 個人的には、冒頭の「なにもかもが究極的」が気に入りました。 もう一つは今度映画が公開される「幸福の25セント硬貨」で、ラストで途中の数作の索漠とした気持ちを和ませてくれて、気持ちよく読み終わることができました。 | ||||
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スティーブン・キングの短編7編。 作者が頭に浮かんだイメージを掘り起こすといっているのが分かるような作品。 文章や、プロットが練りに練られてというよりも、生のイメージをそのまま取り出してきたような感じ。 7作品の中でも好き好きが分かれそう。 もう少し文章が小説的に円くなっているほうが好きだなぁ。 スティーブン・キングのもっと昔の作品のほうが好きです。 その中でも比較的、小説的にまとまっている表題作「幸運の25セント硬貨」が一番肌に合いました。 次が「なにもかもが究極的」。あとはうーん、微妙です。 | ||||
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新聞広告か何かで見て、「おもしろそうだな」と思って購入した。まず、文章が読みづらい。翻訳本特有の回りくどい表現のオンパレードで、何が言いたいのかダイレクトに伝わってこない。筆者の責任なのか、翻訳がまずいのかはわからないが、何とかならないものだろうかと思った。話の落ちはそれなりにおもしろいのかもしれないが、裏表紙にあるうたい文句ほどたいしたことはないように思う。あと、表現(言葉遣い)の品のなさにも閉口した。 | ||||
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この作品集の中には、個人的には内容によって好き嫌いのでるものがあるかと思う。超能力者ものはキングの他の多くの作品と異なり、ビジュラル的にイメージしにくいこともあり好みの分かれるところである。「ウイルスは北へ・・・」「ゴッサム・・・」「25セント」なんかは、画面展開が目に見えるほどであって、その描写力こそがキングの真骨頂かとも思う、尤も訳者の手腕に負うところも結構多いが・・・。 短編集では、場面の切り替えがすばやくキング本来の持ち味がなかなか出ないのではないか。個人的には伏線を何度も引きつつ、大きな流れに持っていくキング特有の超長編が好みではある。いずれのいせよ、こんな作品をケロッと書いてくるなんて、相変わらずキングは異常である。 | ||||
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メイン州が生んだ元ボイラーマンの天才キングの短編集。 代表作は腐る程あるのであえて触れません。 プロットが一番大事というキングの言葉通りに、あらすじを読むだけでその物語の楽しさが伝わります。 全ての作品が面白いのですが、「例のあの…」がとても気に入りました。 デジャヴ(既視感)を上手く使った作品だと思います。キングの最後に書いた「同じことの繰り返しこそ地獄」という言葉も印象的でありました。 日本訳をしている人がみんな上手いので、雰囲気を損なわずに読めると思います。 ホラーに関わらず、小説が好きな方は読んだみては。 | ||||
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スティーブン キングの小説を一度読んでみたいと思っていてタイトルも良かったので買ってみました。話の途中はそれなりに興味をひきますが、終結にオチがないような気がします。関西人の私としましてはすっきりしませんでした。 | ||||
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キングファンは結構短編も楽しみにしている。 今回の短編集は全14作品。そのうち「ライディング ザ ブレット」を除く13作品中の半分が「幸運の25セント硬貨」に納められている。 しかし、諸事情もあって日本では3分冊となってしまった。「ライディング ザ ブレット」は1作 品なのでこれを除くと、短編集は2冊。その片割れの「第四解剖室」は、暗黒の塔シリーズの外伝があ り、受賞した作品がありで、注目度は高い。しかし、「幸運の〜」については、13作品の短編集であ るというつながりだけで読むには、少々常軌を逸した作品が続いてしまって読みにくい。 この短編集はトランプで作品順を決めたという逸話があるが、出版形態が分冊になってしまうことは 予想外だっただろう。 キングファンを自称する私だが、読み進むのにすこし努力が必要だった。 | ||||
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正直、キングファン以外にはつらい短編集でしょう。徹底した描きこみや人物描写は相変わらず。しかし氏の世界がかなり、いっちゃてますので、普通の人にはあまりに理解しがたい内容であるのも確かだと思います。昔はまだわかりやすい世界だったのですが、最近は、特に交通事故にあわれてからは、またひとつ次元の違ったとこに行かれてしまったようです。 昔からのファンのわたしでも少々つらいおはなしでした。あまり深く考えずに、ダークファンタジーとして楽しむか、思いっきり難しく哲学的に読むか、面白さは読者次第でしょう。 | ||||
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文章がただ長く感じられるのならば それは翻訳家と読む人間の相性が合わなかっただけだと思われる。 キングがホラーの帝王と呼ばれる理由は 読み捨てのぺーパーバックに「人間の匂い」という 命を吹き込んだ点にもある。だから賞賛が多いのである。 文章が長いのは「緻密に書き込む」という個性であり 評価の対象になるとは思えない。 キング作品は 純粋に ただひたすらに オモシロイのだ。 相性の会わない作品もあるだろう。 それならば好きなものだけ読めばいい。 彼の力量が、そういう読み方さえさせてしまうのだ。 ジョンレノンが殺される前、犯人はキングと会っている。 キングは、頭の中の言葉を紙にぶちまける日々を おくっているだけだと言う。 それは、本当に事だと思う。 それだからオモシロイのだ。 読者は、自分の心に触れるものだけを読めばいい。 キングは今も、只無心に書いている。 或いは沸いてくる言葉を頭の中で追い払いながら眠っている。 私は、ここに悪評などとても書けない。 | ||||
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このレビューでは賞賛の声が多いと予測できる。そこで、批判的な点を上げておく まず、キングの小説は読み難い。ダラダラと冗長な話が多く、読む気がなくなってくる。 短編小説家としてキングはどうだろうか?オチもなく、面白い筋なのに長ったらしい文体の為、話が伝わり難い。 もちろん小説は面白い為、買って損は無いだろう | ||||
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"Everything's Eventual"の後半部分です。「ゴーサム・カフェで昼食を」は以前読みましたが、なぜかこの原典「ゴーサム・カフェで昼食をー22の異常な愛の物語」で記憶しているのはこの作品だけです。血なまぐささが印象的だったのでしょう。表題作および「道路ウイルスは北に向う」もかなりの出来ですが、個人的には、オリジナル作品のタイトルとなった「なにもかもが究極的(Everything's Eveutual)」が最高です。古くは「キャリー」、「シャイニング」、「デッド・ゾーン」、「ファイアスターター」、最近では「ローズ・レッド」、「ドリームキャッチャー」で描かれているような超能力者たちを集め洗脳、訓練し、その能力を利用する組織を主人公の立場から描いたものです(「ファイアスターター」では確かサイコキネシスをあやつれるチャーリーがそのような組織に利用されかかったと記憶していますが)。面白いのは、主人公の少年が、わずか週給70ドルで自分の能力を利用した殺し屋まがいの仕事をするという非現実的な世界ですが、少年の正体がしだいに明らかになっていく過程、最後のどんでんがえしなど、キング作品としてはやや異質な感じを受け興味を惹かれました。星4つにした理由は「第四解剖室」と同じく、著作権の関係で「ライディング・ザ・ブレット」が収録されていないことです。 | ||||
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