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カレイドスコープの箱庭
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カレイドスコープの箱庭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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過去の魅力的な登場人物が集結するので、もっと派手な事件が起きればエンタメ的に良かったなと 作者の思いは伝わるけど、私が読みたいのとは、ちょっと違ったので残念 | ||||
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病理検体の取り扱いが事件の主眼となります。 田口の聞き取り調査を白鳥が塗り直していく構図はバチスタと全く一緒で、 並行して行われる国際学会では懐かしい顔も見られます。 ですが、主要な事件だけで充分に惹き込まれたので、学会部分は蛇足に感じ、 ややページ数が足りないと思った著者が 引き延ばしのために国際学会を加えたのかと思いました。 田口・白鳥の最後の事件、という帯は出版社が勝手につけたと思ったのです。 なので、巻末の著者の著作記録に「シリーズを閉じるために必要な作品」 と書いてあるのを読んで驚きました。 別に田口も白鳥も死にもせず、海外に行ったりして会えなくなるわけでもなく、 東城大学が破綻して~~ということもありません。 バチスタもナイチンゲールもジェネラルも、登場人物と舞台設定は似ていても それぞれがきちんと完結しているので、 これらをシリーズものとして、さらに完結させる必要はないと思います。 著者が気が向いた数年後に、また田口と白鳥のコンビでの 事件解決を読んでみたいと思います。 むしろ、最近の、一作できちんと完結していない作品を もうちょっとどうにかして欲しいと思います。 そもそも、最新作が彦根の話だそうですから、 シリーズは完結していないじゃないですか。 病理検査室の人間関係をもうちょっときっちり描いたら、 話は複雑化しますが違った味わいになったと思いますが、 駆け足でスカッと終わらせることに集中してしまったようです。 読みやすい分、心に残らない作品になってしまいました。 ★4と迷いましたが、国際学会ネタが蛇足に感じたのでこの評価で。 | ||||
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このシリーズで海堂さんのファンになり、本シリーズ、派生ストーリーを読破してきました。 シリーズが進むにつれ私的評価を下げてきました。 今回の作品は更に評価を下げるものではないですが、ファン以外には価値の低い作品かと評価しています。 登場人物のキャラは個性があり、第1作~の主要登場人物が多く登場し、シリーズファンにはその点だけでも楽しく読めた。 しかし、いつの頃からかロジカルな議論をするやり取りが目立ち、面白味を欠いてしまっている。バチスタの主要人物もその範疇に入り、感情移入ができなかった。やはりバチスタ・ナイチンゲール・ジェネラルルージュの凱旋までが面白かった。 | ||||
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田口と白鳥の軽妙なやりとりは健在で、おかげでサクサク読めます。 内容は、病理医の窮状をテーマにしているのだと思うが、 読み終わってみると、この本で語られた事件もイベントも すべて「すずめ四天王」と「バチスタの桐生」という、 一連のシリーズの主要人物とシリーズの原点の同窓会のためだった気がします。 そのため、内容はうすい感じですが、シリーズを読んでいる人にとっては 感慨深い一冊になっています。 | ||||
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グッチーと白鳥コンビがまたまた病院内の問題を解決するために がんばります。 今回は「病理医」問題 つい先日もニュースで「検体」をとりちがえられて 乳がんじゃない方が手術されてしまった・・というニュースがありましたね。 きちんとした診断があっても、検体が取り違えられたら 何にもならない。。。というお話。 そして、暗にすぐに訴訟にもっていく弁護士への皮肉もチラリ? お話自体はサクっと読めて 海堂ワールドの初期の懐かしの登場人物も出てきて 「おおお、みなさんお元気でなにより」とうれしくなりました。 まあ、国際会議を1ヶ月で開催するなんて ちょっと現実離れした展開もありますが、それもご愛敬。 そしてなにより 本の後ろに40P以上、海堂ワールドの相関図 人物相関図そして、年表、人物事典、医学用語解説があるのが すばらしい!!! 「おまけ」のためだけに買うのもアリな1冊です。 | ||||
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右肺葉摘出術の患者が術後に亡くなったが、肺癌としたのは誤診ではないかとの疑惑があった。「電子カルテ運用に関わる問題があるのでは?」誤診疑惑の調査に乗り出したのは、電子カルテ導入委員会の委員長である田口医師だった。はたして真相は・・・? 誤診疑惑の調査。そして、AI国際会議の準備。そのふたつで田口医師はてんやわんや・・・。内容は、ミステリーとまでは行かないと思う。けれど、過去のシリーズで活躍した人物がいろいろ登場して、読んでいて面白かった。多少ドタバタの感じではあったが、このシリーズの最後を飾るのにふさわしいように思う。本編はまあまあ面白いかな?といったところだが、巻末の”おまけ”の「海堂尊ワールド」がすごかった!作品相関図、登場人物相関図、登場人物表・・・などなど。ファンなら泣いて喜びそうなものばかりだ。それにしても、海堂尊ワールドは奥が深い。未読の作品もまだ少しあるので、そちらもじっくりと読んでいきたいと思っている。 | ||||
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高階院長が命じる事件の真相を探ることと,AI国際会議のことと二つが並行して進む様子が描かれています。 AI国際会議に関する内容には,海堂作品シリーズの同窓会のようなものがあり,それは海堂FANとしてはわくわくして読むことができました。論理の展開のテンポもよく,楽しかった。しかし,事件の真相に関しては,期待外れ。なんだか,もっと奥深い何かがあるのかと思ったら,あら残念。 白鳥語録の面白さは残っていますが,白鳥カラーを強調すると田口がお惚けさんに見えてきます。この二人の駆け引きも残念。 | ||||
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