台北の夜
評判
台北の夜の評価:
3.17/5点 レビュー 6件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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台北の夜の評価:
3.17/5点 レビュー 6件。 C ランク
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本書が最も意義深いのは、台湾の置かれた特殊性を物語の中に盛り込んだことだと思う。アティカスという登場人物が、さながらアリアのように語る場面、P260~/P414~の辺りは本書の最大の読ませどころで、非常にひきつけられる。日本人はあまりによき隣人、台湾のことを知らない。
と、ここまでが本書の美点。ここからは欠点だと思うことを述べる。それは、ミステリとしてはパッとしないんじゃないか、ということだ。暗黒小説(ロマン・ノワール)風の味わいはわかるが、主人公のエマーソンにイライラさせられっぱなしだし、無駄に長いという感想しかない。
これらをトータルで俯瞰するに、本書はとても悩ましい作品だと思う。なぜなら、エドガー賞を受賞している、つまりミステリとして高く評価されているからだ。そこじゃないよな本書のよさは、と僕は思うのだ。だから★4つはミステリではなく、あくまで文学作品としての点数です。