DV8 台北プライベートアイ2
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種別
長編
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評判
DV8 台北プライベートアイ2の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
DV8 台北プライベートアイ2の総合評価:
9.00/10点 レビュー 6件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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主人公の探偵自身がうつ病とパニック障害を患いつつも、その障害が起きたときに「秘密の目」で事件の関連を見抜く冴えを発揮するのだが、本巻では主人公に事件の相談に来た女性弁護士自身のトラウマから過去の難事件を解明していく第1の物語と、さらにそのトラウマを煙幕にした別の事件を解明していく第2の物語という重層的で巧みなストーリー構成がなされている。ただ、訳者の解説で指摘されているように、後者はシリーズ第3巻にしてもっと分厚く展開すればよいのにと感じる。
なお、表題の「DV8」は主人公の行きつけのバーの店名で、“deviate”(規範から逸脱する)のもじりであるが、主人公を含む登場人物が程度の差はあれいずれも規範逸脱者ということであろう。(性的)倒錯者という含意もあるようだが、これは事件と犯人を暗示している。
翻訳は第1巻同様テンポがよいこなれた訳文だが、現地の地名や人名、慣用句が難しい漢字表現のままで本文に使用されており、とても読みにくい。ルビをふったり、括弧書きで意味を説明したりしているが、学術書ではないのだから、わかりやすい日本語に訳文を工夫し、必要に応じて欄外注を加えるなどの配慮をしてもらいたい。