台北の夜



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    初公開日(参考)2010年01月
    分類

    長編小説

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    台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2010年01月30日 台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)

    急死した母の遺灰を抱いて、エマーソン・チャンは生れて初めて台北の街に降り立った。母の遺言に従い、家出した後ここに来たまま音信不通だった弟のリトルPを探すためだ。アメリカ生まれの彼にとって、言葉もわからず、地理にも不案内な台北は、完全な異郷だった。しかも、ようやく探し当てた弟の背後には無気味な闇が…異様なムードと迫力で迫る力作サスペンス。アメリカ探偵作家クラブ賞を射止めた注目のデビュー作。 (「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.6:
    (4pt)

    台湾の置かれた特殊性

    新人とは思えないくらい文章が達者である。作者のプロフィールを見るとヘンリー・ジェイムズや村上春樹の影響もあるらしいので、そもそもエンタメ系ではなく、純文学寄りの人なのだろう。ファッションや食に関する描写もやたら細かく、ときに専門的だ。

    本書が最も意義深いのは、台湾の置かれた特殊性を物語の中に盛り込んだことだと思う。アティカスという登場人物が、さながらアリアのように語る場面、P260~/P414~の辺りは本書の最大の読ませどころで、非常にひきつけられる。日本人はあまりによき隣人、台湾のことを知らない。

    と、ここまでが本書の美点。ここからは欠点だと思うことを述べる。それは、ミステリとしてはパッとしないんじゃないか、ということだ。暗黒小説(ロマン・ノワール)風の味わいはわかるが、主人公のエマーソンにイライラさせられっぱなしだし、無駄に長いという感想しかない。

    これらをトータルで俯瞰するに、本書はとても悩ましい作品だと思う。なぜなら、エドガー賞を受賞している、つまりミステリとして高く評価されているからだ。そこじゃないよな本書のよさは、と僕は思うのだ。だから★4つはミステリではなく、あくまで文学作品としての点数です。
    台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151786015
    No.5:
    (3pt)

    退屈

    翻訳のせいなのか、地の文を読んでいると、エマーソンが女性にように思えて仕方ありませんでした。でも、セリフは男言葉でしゃべっているので、妙な感じがしました。

    続編を期待させる終わり方です。たぶん、続編を出すつもりでこのようなエンディングにしたのか・・??
    次回は、もっとタフなエマーソンになっていることを願っています。
    台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151786015
    No.4:
    (2pt)

    ノワール感が足りない

    組織的犯罪を描き、暴力的なシーンもたくさん出てくるのに、どうもノワール感が足りない。主人公の異邦人感も、いまいち薄い。老会計士とかねいるかね?  いかにも続編がありそうだが、たぶん読まないな。
    台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151786015
    No.3:
    (5pt)

    兄弟であっても、生まれ育った国が異なると言葉も意思の疎通さえもできなくなる・・その恐

    このミステリーは、海外ミステリー作品の評論もする後輩から薦められました。お薦めの通り面白く、楽しめました。
    自然環境決定論でもないが、人は生まれ育つ場所によって、多くのことが決められてしまう。言葉、生活習慣、etc.・・・がである。その結果、同民族であっても、意思の疎通もままならず、お互いに理解できないという場合はいくらでもある。
    あらすじは「内容紹介」にある通りですが。母親が急死して、遺灰を故郷に埋葬するために、アメリカ生まれの兄は40歳にして初めて台湾を訪れる。この地には10年ほど前に家出した弟がいる筈であった。そこで、出会った弟は黒社会にも通じていそうな全くのエイリアン=異邦人であった。やがて、兄も黒い闇の中へ・・・。本作品は、作者の体験も反映されているという。
    アメリカ探偵作家クラブ賞、最優秀新人賞受賞作品でデビュー作です。
    この異様ムードいっぱいのサスペンスは傑作でしょう。お薦め!
    台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151786015
    No.2:
    (3pt)

    激しく同意なんだけど

    「あなたのレビューを」と言われてるのに申し訳ありませんが、他のレビュアーさんの言われる通り 主人公に魅力が無い・・・・
    賞を取るのが理解できないと書かれていましたが、一つには人種的なものもあるんじゃないかと思います。
    これはアメリカという移民文化の中で ルーツを考える というものに高い評価がされたんじゃないでしょうか。

    ミステリとしてはかなり厳しいです。香港映画の「最近の」ノワール物(好きなんですが、最近の奴は・・・)並みに「はぁ?必然はどこなの」という感じです。
    とはいえ馳星周よりはもう読む気が全くしないけど、「続編あるってことだしぃ、出たらチェックかなぁー」と思う僕はだめな人かもしれません。
    台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:台北の夜(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151786015



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