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首都感染
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首都感染の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 21~40 2/8ページ
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新型コロナが話題になっている時にこのタイトルにつられて買いました。ストーリ、対策内容が超リアルで勉強になりました。この小説に出てくる首相のリーダーシップと厚労大臣、対策責任者となった医師の責任感に感動するとともに、今の政府の対応とに差を痛感しました。こんな超リアルなストーリを7年前に考えた作者に驚きました。 | ||||
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2010年に書かれたと思えない、ウイルスによる首都感染。今起こっているコロナ感染を予測している。元WHOの医師優司、医者である厚生労働省大臣高城、総理大臣瀬戸崎の3者のウイルスに立ち向かう姿勢が実に明確である。「責任を負う」という言葉に重みがある。 中国ではサッカーのワールドカップ杯で、ベスト4に中国と日本が残っているという状況である。中国と世界が熱狂している。その中で、致死率60%の強毒性新型インフルエンザが雲南で発生する。村が全滅する状況であるが、中国政府はひた隠しにする。中国全土に広がり、ワールドカップを見終えた人々は、その強毒新型ウイルスに感染されて世界に帰るのである。それが原因で世界的なパンデミックが起こる。医師優司は、その情報をつかむや否や、日本の空港を閉鎖するという水際作戦を提言し実施する。さらに東京をロックダウンするのである。積極的に封じ込め作戦を実施する。 総理大臣瀬戸崎は、父親であり、厚生労働大臣の高城は、別れた妻の父親という関係であるが、そのことをあまり明らかにせず、ウイルス汚染に立ち向かう医師優司。別れた妻は、現在再婚し、WHO で働いている。別れた原因は、生まれた子供に対して十分に対応せずに死なせたということがきっかけになっている。人を救おうとして、結局自分の子供さえ救えない不甲斐なさに自己嫌悪に陥っている。「僕は、なんの力もない。人を死んでいくのをただ見ているだけだ。昔も今も何も変わフジオちゃいない。相変わらず僕は、無力で、何もできない」と落ち込むが、ウイルスには断固たる姿勢を示す。ウイルスに対するワクチンが開発されることで、病気の感染が収まり、さらに抗ウイルス剤が開発されることで、事態は終焉の希望が生まれる事になる。 この本が、10年前に書かれたとは思えない緊迫感がある。リモート会議などのインターネットの進展による大きな社会的な仕事の変容までは予測されていないが、病院における闘い方などはいまの現場の様相を浮かび上がらせている。ウイルスで人を死なせる事で無力だと自己嫌悪に陥っているにもかかわらず、敢然と格闘する医師が主人公である事に、現実に医療現場で奮闘されている医療人たちに感謝したい。 | ||||
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かなり現実味があるので、面白いし、ためになります。政治家は必須の読み物です。 | ||||
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よくぞいまの新型コロナを予測するようなストーリーを前々から書けたものだと、感心! このストーリーに出てくる総理大臣も政治家や官僚も今の日本の現実より、ずうっと、優れていて気持ち良いです。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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2010年、今から10年前に出た新刊本は、今まさしく現実に到来した。 その文庫本592ページをめくる手が止まらず、圧倒される。 あたかもこのときを予言していたかのように、驚愕するほどに、今、似通った状況が続いている。 新型コロナウイルスのパンデミック脅威は中国から始まった。 現実の始まりも同じような進み方だった。 政府の迅速な決断と対応に追われる日々。 政府の方針は本書と同じ考えだ。 経路を閉ざす、エリア封鎖。 最前線の医療従事者の野戦病院のごとく激務。 ウイルス研究開発者の力。 パンデミックの中で、共助する日本人の思いやりのこころが響いてくる。 「ウイルスはひとを区別しない」、まさしくそのとおり。 早急な新型コロナウイルスのワクチン、治療薬は全人類が最優先で待ち望んでいる。 | ||||
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今、コロナウイルスで全世界がとんでもない事になっていますが、この本はまさに今を予言していたかのようで、驚きました。かなりページ数はありますが、早く先を読みたいと思える内容でした。この本のように、総理がもっと的確にリーダーとしての役割を果たして欲しいものです。総理にも読んでもらいたい一冊です。 | ||||
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感染者のホテルでの隔離のくだりや、緊急事態宣言などとても2013年にかかれたものとは思えないくらいに、現在の状況と酷している。 他の作品もリアリティがあり楽しめるが、2020年7月の今だと生々しくて緊張して読了しました。 | ||||
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以前から話題になっていたので読みました。 本当に現在の状況と酷似しているので驚いた。 本来なら割りきって読めたのだが、現実と重ねると怖さを感じます。 | ||||
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今回の新型コロナを予言したような内容だった。現実にはこの本の内容のように優れた医者や政治家がいないので、運だけで助かっているような日本の状況が怖い。 | ||||
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新型コロナウイルスの預言書があるとTwitterか何かで見かけて読んで見ましたが、これが2010年に出版されていたことに驚きました。なるほど預言書…というか、きちんとパンデミックの想定をして、丁寧にドキュメンタリー化するとこうなるのかということで、さすが災害小説に定評のある高嶋先生のラインナップだなという感じです。 中国初、世界的スポーツイベントとの絡み、ロックダウン、医療崩壊、事実は小説よりも奇なりを地で行った内容です。ただ幸いにして「今のところ」新型コロナウイルスの被害は、この小説よりも小さくすんでいますので、より被害が拡大した場合のシミュレーション小説として、この本を今読んでおくことに、とても価値があると思います。 またこの手の小説、シチュエーション重視でドラマ性に薄かったりしますが、高嶋先生の他の小説と同じく、きちんとキャラクターが動いているのもよいですね。純粋に面白いので楽しめますし、知識を付けるのにも役立つ良書です。 | ||||
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時代にマッチ | ||||
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コロナ下の生活で、こちらの本を読んだが今起きている事がそのまま書かれているのではないかと思うほど。元WHOに勤務していた医師を中心に中国から世界中に拡がるウィルスとの闘いを描いている。今現在のコロナウィルスよりも強いウィルスで、感染者を増やさない為の政策などを読み進めていく中で、毎日の不自由さもある一方、まだ現実生活の方が遥かに楽な生活を送れているんだなと思った。本の中では終息に向かって話しは終わるが、今のコロナの終息はあとどれくらいだろう。読みづらいという事はなかったが、今の生活の中で読んでいると事態がだんだん悪くなり、医療の現場目線の描写が気分を重くさせて中盤少し辛かった。この時期に読むからこそ、の考え方もあるがコロナ鬱みたいな方は時期をずらして読む方が良いかも⁈とても良く出来た本です。 | ||||
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素晴らしい、よく出来ている 最高の出来である。満点 | ||||
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新型コロナウイルス感染拡大、今読む本です。 | ||||
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ちょっとストーリーが出来過ぎなところはあるけれど、全く飽きずに最後まで読めます。 Covid-19が起きる前から、感染症の知識がある人には、最悪のケースの想定は出来ていた、ということなのでしょうか。実際にドイツの場合は、数年前の鳥インフルエンザ発生後、政府が率先して次に来る感染症に備え、様々な準備を始めていた、と聞きました。その結果が今回、ドイツが他の西欧諸国に比べ、Covid-19にうまく対応できている、ということのようです。 こういう小説は啓蒙的な意味でも広く読まれ、対策の議論のきっかけになればよいと思います。 | ||||
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コロナ危機を予知した様な作品 この本で行った、東京封鎖が再現されない事を切に願います! | ||||
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今の御時世を予言したような内容。現実味には少し欠けるかもしれないが、先が気になり一気に読める。ただ、ワクチンの作成がすんなりとは…。もう少しそこの苦悩が描かれてもよかったのではと思う。 | ||||
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COVID-19見えない脅威を身近に感じつつ医療に従事している中この本を手に取りました。 まるでノンフィクションのドキュメンタリーを読んでいるように見事に現在を予言していることに驚きました。 しかも現場の描写が臨場感にあふれています。 政府や官僚の意思決定がどういうものかは知りませんが、医療現場の描写のリアルさ考えると、そんなものなんだろうと疑わずに読み進められました。 読んだ直後には驚きと爽快感を感じる一方で、現状のCOVID-19禍の中で政府の認識に対する落胆と憤りを覚えるのではないでしょうか。 | ||||
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今の世に直結。一気に、そしてその世界に引き込まれる読書タイムとなりました。 | ||||
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コロナ禍の中、5月28日に読み終えました。ニュースで聞く言葉が小説の中に出て来て、とても10年前に書かれたものでは無く、まさにタイムリーに書かれたものと見まごう内容でした。作家は元医師と思わせるくらい勉強されたんだなと思います。 そういったコロナの状況と同じような内容でありながら、クライマックスは人間ドラマを見た感じです。ネタバレになるので書きませんが、その人間ドラマにホロっと来てしまいました。 | ||||
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