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車椅子に乗った女
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【この小説が収録されている参考書籍】
車椅子に乗った女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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コーニング鉱業・投資会社の支配人・エンディコット・キャンベルの秘書・スーザン・フィッシャーは、土曜日の朝、会社の大株主であるアメリア・コーニングからの電話で、空港に駆け付ける。色眼鏡を賭けたオバさんがその人なのだが、これがまた、胸のすくような、まるで啖呵ともいえる物言いが、魅力にすら感じる。近くにこんな人が居たら、はた迷惑とも感じる人が居るかもしれない。だが、会社にはこういう人が一人いてほしい、と思えるような人物だ。 幾つもシリーズ作品を読んでいると、登場人物のキャラクターづくりが、実に巧妙に描かれており。その都度僕は、惚れこみそうな人物が他のストーリーにも登場しないかと、期待する。 | ||||
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ペリー メイスン第64話。Saturday Evening Post連載(1961-1-28〜3-11)ポスト誌集中連載時代(10年間に14作)の12作目。土曜出勤する秘書と支配人の息子と車椅子の大株主、メイスンは第3章から登場。デラが相手から話を上手く引き出します。(意外にもシリーズ初?) 航空会社のクレジットカードを持つメイスン。メイスンからの電話を迷惑がるトラッグですが、事務所ではペリーと呼びかけます。公訴予審は圧倒的にメイスン不利、調子に乗ったバーガーはメイスンをペテン師と呼びますが、最後は気だての良いトラッグの協力で犯人逮捕。解決はあまりスッキリしない感じです。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1961年の第64作。 ミス・アメリア・コーニングは、会社の大株主で事実上の所有者。普段は南米に住み、半盲でスミレ色のレンズの眼鏡をかけ、歩行も不自由で車椅子に乗っている。そんなコーニング女史が、監査のためはるばるロサンジェルスにやって来た-それも入れ違いに2人も!2人のコーニング女史をめぐる騒ぎが、とてもおもしろかった。片方は偽物なのだが、どちらも威風堂々とした豪傑おばさんで、どちらが本物でも全然おかしくない。偽物はアカデミー賞ものだと思った。殺人事件が起こるのは、物語の半分以上を過ぎてからだが、そんな事も全く気にならない。内容紹介に”シリーズ後期を代表する”とあるが、看板に偽りなしの傑作。お薦め。 | ||||
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