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血文字の罠
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血文字の罠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ダイイングメッセージものだが、 犯人が複数犯で、被害者の残したメッセージは、 犯人Aの名をどえりゃあ捻って完全に書き残したのだが、 それがちょっと捻った犯人Bの名前の一部に思えて、 犯人達はメッセージに書き足して、第三者の犯行に思わせるという話。 コロンボのタイトルは二重の意味があるのが多くて、 タイトルとトリックも含めれば、ちょっとは評価出来るが・・・。 血文字の罠を仕掛けたのは犯人がコロンボに対してだけではなく、 被害者が犯人にも仕掛けていたという意味もある。 犯人が馬鹿というか、ダイイングメッセージは血文字に、 決まっているという盲点を突いた点は面白いと思うが、 コロンボのダイイングメッセージものの最高傑作は、 私は○○に殺されたという明確なメッセージの隠し場所を、 書類ケースに付けたキズで示した「第三の終章」だと思うので、 それに比べるとこれは見劣りする。 ダイイングメッセージは犯人に見つかったら消されたり改ざんされたりする。 馬鹿が見たらダイイングメッセージとは思わないが、 頭のいい奴が見れば気付くという「第三の終章」のネタは、 気持ちよかったですね。 最悪の場合は縦棒一本しか書けずに力尽きて死ぬかも知れないが、 それでもメッセージにはなると考え付いた、「第三の終章」 の被害者が、コロンボの世界では一番頭の良い被害者であろうな。 | ||||
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