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祈りの幕が下りる時
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祈りの幕が下りる時の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全179件 61~80 4/9ページ
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2013年発刊後すぐに購入! 帯の宣伝文句「新たなる代表作」を裏切らない内容に満足して読了。 いつか折に触れて読み返すことがあると思っていたので、映画化されたのを機に 再び物語に浸ってみた。 でももう、この後の加賀恭一郎に会う事は出来ない。 阿部寛氏が言うように、著者に続篇を書いてもらう以外には…。 これだけの作品になってしまったら、中途半端な続篇は受け入れられないので 期待しにくいのも事実であり、そういう意味では非常に残念。 母との離婚による父への確執を乗り越え、最大の謎であった離婚の謎が 明らかになった加賀恭一郎にとって、ミステリアスな部分が無くなった作品構成のマイナスはあっても、 人間的な魅力プラスアルファで、また心を震わせてくれる日が来るのを待ち望んでいる。 | ||||
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先程、読了した者です。 加賀恭一郎シリーズは好きで、何作か読ませていただいています。 東野さんぽい、悲しく切ないそして静かに着々と終幕への道筋が描かれており、やはり次へ読み進めたくなる展開でした。 物語は約30年前と現代を交錯させながら進んでいきますが、過去の描写がとても僕にとっては、暗く侘しい雰囲気を感じさせました。 そして、白夜行などと少し被るような、汚い大人の醜い部分なども、生々しく描かれているのは、流石だなぁの一言。 一点、少しだけ腑に落ちない点がありましたが、それ以外は大満足の☆4つです。 | ||||
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通称『加賀恭一郎』シリーズの作品。この優秀な男がなぜ日本橋の派出所勤務となったのか、過去のエピソードが紐解かれる。ストーリーは秀逸で読み手を世界観に引き込む力はさすがの一言。オススメ! | ||||
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読了後、さすが東野圭吾!と思いました。個人的には、素晴らしい小説だと思います。 複雑に絡み合う、過去と昔。加賀の母と謎の男の存在。 東野さんの今までの作品を読んでいる人にとっては、あっ!という様なトリックでは無いかもしれませんが、最後にすべてが繋がった時には、きっと、泣きそうになるはずです。父親の愛情と覚悟には、感動しました。 【ネタバレ含みます】 しかし、1つ思うことがあり、それは、殺人を軽く扱いすぎている…と思った事です。 確かに、重大な秘密を知られたから、というのは分かりますが、そこであっさりと殺人を実行するのは、いくら親子の愛情とか覚悟とか言えども、どうかと思います。特に、教師の方はともかく、親友の方は何も悪くないのに殺されてしまって…読んでいて、悲しくなり、好奇心が人を殺す…ってこの事なのかな、なんて思いました。 妻のせいで悲惨な運命に振り回される親子にも同情しますが、殺された親友の方にも同情してしまいます。もう少し何とかならなかったのでしょうか、東野圭吾さん。 色々言いましたが、トータルでいうと、圧巻の一言です!容疑者Xの献身 や、真夏の方程式 が好きな方には、全力でオススメします!!! | ||||
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登場人物が多いのと、過去と現在が入り混じっているのとで、途中で頭の中がこんがらがりつつも、結末が気になり、最後まで一気に読みました。 あんまり急いで読んだので、何だか勿体ない気すらしました。 | ||||
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東野圭吾さんの作品を30冊以上読んでいますが、その中でも傑作の1冊だと思います。 | ||||
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このシリーズは毎回t楽しみにしています。次回作も期待してます | ||||
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表示通り、とてもきれいな状態で届きました。 以前 初めて中古品を購入した時、状態の表示を気にせずに買ってしまったので、こんなもんかなぁ、と諦めの気持ちで読みましたが、こんな綺麗な状態でも購入できるのだと嬉しくなりました。 | ||||
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新参者、麒麟の翼に次ぐ加賀恭一郎作品。実は、加賀恭一郎シリーズは、卒業、眠りの森、どちらかが彼女を殺した、悪意、私が彼を殺した、嘘をもうひとつだけ、赤い指と全部読んでいますが、名作と言えるのは、新参者以降だと思います。いずれも日本橋がキーで、ここにこだわっているのが、本当に加賀恭一郎が実在するのではないかとさえ思えて来るのです。 新参者は本当に、複数の短編が見事に繋がっていく美しいとまでいえる名作で、東野圭吾の加賀愛が現れていると感じます。麒麟の翼は父親像にこだわった作品で、世の子供達に読んでもらいたい作品です。 この作品も、考えると親子がテーマになっていると思います。加賀の親と子、容疑者の親子。 新参者、麒麟の翼まで素晴らしい作品とは感じませんでしたが、お勧めできる作品です。 | ||||
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東野圭吾の文庫本をここまで12冊読んだのを機会にレビューを書いてみることにした。 東野圭吾の本を読み始めるきっかけは中野信子の「サイコパス」に紹介された「プラチナデータ」だった。ストーリ展開が複雑でありながら、読むことを途中で止められなかった。シナリオが良く練られているのと、文章表現のリズム感(村上春樹がよく使う表現)が私に合っていたからである。 今まで読んだ文庫は「プラチナデータ」「秘密」「容疑者Xの献身」「夢幻花」「虚ろな十字架」「使命と魂のリミット」「流星の絆」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」「ナミヤ雑貨店の奇跡」ときて、かなり長編の「白夜行」そして今回の「幻夜」であるが、どの作品も感動と戦慄、衝撃、刺激が新鮮で素晴らしかった。 「幻夜」の解説を直木賞作家の黒川博行が書いているが、彼の直木賞作品「破門」には、私は1ページ目でシナリオと文章のリズム感に違和感を感じ、10ページ弱で放棄した。読む方の個人差であるが、作者によってこれほど違うのである。 | ||||
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さすがに面白い。特に加賀が母のアパートを見て「こんな狭い部屋で16年も」と呟くシーンは胸に迫るものがありました。加賀シリーズは加賀親子の大河ドラマだったのです。今回はオチは割と簡単に分かるんで、ミステリーというより質の高い人間ドラマとして読むことをお薦めします。しかし、「眠りの森の君」浅岡美緒との切なく淡い恋はどうなったのか。「赤い指」から好印象の「白衣の天使」金森登紀子へとシフトしていくのか。この大河ドラマは大きな謎を残したまま幕が下ろされました。尚、シリーズ最高作は「新参者」とさせていただきます。 | ||||
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一見,つながりのなさそうな3つの殺人事件. 加賀にまつわる関連性から,2人の男女の過去が明かされていく. 現在と過去の2つの方向の謎が次々と放り込まれ, 橋の名前など,思わせぶりな謎が小出しにしつつ, 中盤までは話の広がりがなかなか見えてこない. 謎と情報を小出しにして,真相への関心を持たせながら, 終盤まで読者を飽きさせない構成力はいつもながらさすがである. 謎解きでは,事件の真相だけでなく, これまでのシリーズで描かれてきた加賀や家族の真相が明かされる. トリックや真相には,東野氏のこれまで作品の自己模倣的な部分も見られるが, シリーズを読んできた読者には2度美味しい作品と言える. | ||||
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著者の作品群の中でも、とりわけ加賀恭一郎シリーズは面白いのだが、東野作品久方ぶりのヒット作。 | ||||
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東野圭吾の作品は出版されると直ぐに購入。気体を裏切らない。感動策。 | ||||
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プロローグが良かったが、劇団、演劇の連中の話が全く好きになれないので軽く読み飛ばしていたが最後の方で話が繋がってきたのでそう言うことかと感動できた、他の職業であったら全て熟読したのに、他に読みたい物があるので再読はしない。 | ||||
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飛行機での移動時間に,頭を使わずに「すーっ」と読めるものをと考え,久しぶりに東野圭吾を。 加賀恭一郎シリーズは確か,もれなく読んでいたので即決。間違いありませんでした。 もうこの段階になると(テレビドラマのイメージも相まって),人物像や背景,設定がすべてイメージとして残っているので,ミステリというよりは一つの物語。 内容については触れないようにしたいのですが,構成としては,序盤,登場人物と場面が様々に飛ぶのですが,それらのつながりは意外と容易に「こうかな」って予想できるのですが,やはりひとひねりはありました。 真実が明らかとなる終盤からは,一気に読ませる内容とスピード感に引き込まれます。 ミステリ以上に人間ドラマ色が強く,終盤にかけての怒涛の描写が胸に刺さる! 後半にかけては一気に読むべきだと思いますので,ペース配分にご注意を! 加賀シリーズを読んできた人を飽きさせない作品。ドラマ化してしまう前にぜひ手にとって欲しいです! 次があるのかわかりませんが,更なる展開としての加賀恭一郎シリーズを期待したいです。 | ||||
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砂の器のような哀しみを感じた。親子の愛を描いている。祈るように読んだ。 | ||||
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今回も面白くてすぐに読み終わってしまいました。 他の作品よりも読みやすかった印象です。 | ||||
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悲しみや優しさを感じます。日本橋についてもやはり色々と書かれていて日本橋に行きたくなります。とにかく、東野圭吾さんには、してやられています。 | ||||
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一個人では抗いようのない家族としての宿命、業。明らかにされたくない、数十年の彼方に、問題が始まっている。現在は、華やかな東京での舞台の主人公。次第に、過去が明らかにされていく。誰も悪くないはずだが、、、東野圭吾は大好きであるが、この本の骨組みは、「砂の器に同じ」です。それでも、良い本です。 | ||||
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