緋色の研究

評判

緋色の研究の評価:

4.30/5点 レビュー 165件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.30pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全187件 121〜140 7/10ページ
No.67
(4pt)

角川文庫版『シャーロックホームズの冒険』の良翻訳に惚れて購入、ホームズ長編物第一弾

小学生くらいの頃、学校の図書室に置かれていた『ホームズ』の本を一度読んだ事があり、それが何とも古い言い回しというか 要領を得ないというか・・・とにかく引き付けられる要素が皆無で正直「スゲー面白くない」という印象が根強く記憶へ焼き付いてしまい それ以来、意図的に遠ざけて来ました。 転機となったは、数年前に公開された『シャーロック・ホームズ』とその続編『シャドウ・ゲーム』を観賞したのが
緋色の研究 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (角川文庫)より
4042982212
No.66
(5pt)

けっこう難しい、冒頭の解説は親切ですが…

シャーロック・ホームズ/緋色の研究 A Study in Scarlet (ラダーシリーズ Level 3)
を読んでいます。第一作ですので、ホームズとワトソンの出会いから始まります。
 中盤で突然に犯人が逮捕されると同時に、第二部(著者の得意とする歴史物語)に入ります。
 けっこう感動的、それからメチャクチャというか、ハラハラドキドキな展開で、
読者を先へ先へと引っ張っていきます。

 具体的には、一夫多妻についての宗教の教義にまつわる議論やそれに基づくトラブルが記述されてゆきます。
 読み進むと、徐々におどろおどろしいというか、ドロドロの、ある宗教が完全な悪役の様相を
帯びてきます。要するに、事実とフィクションが混ざっています。
 もちろん、現在のその事情とはかなり異なります。

 確かに分量が圧縮されて、難しい単語や特殊な単語はあまり出てきません。
 特殊な単語や知らない熟語があっても巻末の単語集にたいてい掲載されています。
 ところが、私にとっては、リライト版や原文で比較的馴染みのある作品ですが、
今回、読んでいると、けっこう意味不明の文章に遭遇します。

 Level 3ということで難しい英単語が基本的な単語や熟語で書き換えられていますが、
原作の物語の流れは変わっていなくて、原文(文型)をそのまま使っていることも多く、
原作の雰囲気がそれなりに味わえます。

 (原文と本書リライト版を比較すると、多少の英単語をご存知の人なら)
原文の英文のほうが素直でわかりやすいじゃん、同じ意味の内容を基本単語で書き換えると
返って意味を取るのが困難というような部分があったりします。
 また、極端にあっさりした表現にまとまっていたりして、具体的な状況をイメージすることが
無理な(誤解してしまう)シーンもあります。(カギになる指輪が登場するシーンなど)

 もし原作の和文とオリジナルの英文(または、ルビーブックス)を手元に置くと、
余計なストレスや欲求不満もなく、楽しく読み進めると思います。
 原作の(私としては)退屈な部分がバッサリとカットされていますので展開がスピーディで
楽しめます。
 基本単語の(熟語的)用法の勉強には効果的かもしれません。
 本書はAmazonでは新本が切れているようで(2015,9,21)、私はM書店の洋書コーナーで
入手しました。
 隅々まできちっと理解しようとすると、けっこう難しいです。

 要注意としては、冒頭の目次の次に、登場人物紹介を含め、
解説めいた日本語の文章がありますが、(英文を読みやすくするためだと思いますが)
翻訳物で読んだことのある人にとては、参照すると便利かもしれませんが、
ややネタバレ的な領域まで踏み込んでいるかな、微妙なところです。
 なお、同シリーズのパスカヴィル家の犬の冒頭の解説、登場人物紹介は
ギリギリのところまで書いてありましたが、セーフだと思います。

 長編ということもあり、おそらく、ラダーシリーズのホームズ物の中でも、
読みごたえ、読み通すのに必要な時間、ワクワク度、読後の印象深さなど、一番かもしれません。

 

 

 

緋色の研究 シャーロック=ホームズ全集 (1) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 シャーロック=ホームズ全集 (1)より
4037380102
No.65
(5pt)

今更

今更ながら、こんなに面白いとは、楽しく読めました。他のも楽しみ
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.64
(5pt)

今更

今更ながら、こんなに面白いとは、楽しく読めました。他のも楽しみ
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.63
(5pt)

今更

今更ながら、こんなに面白いとは、楽しく読めました。他のも楽しみ
緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)より
4334761712
No.62
(5pt)

翻訳が素晴らしい

この「緋色の研究」がドイルの作品の中で一番好きで、ホームズとワトスンの出会いから始まり2人の会話が面白く、また第2部の、犯人が殺害に至るまでの昔話がこれまた面白い。ホームズ読むならまずはこれでしょう。新潮、創元、いくつか出版社違いのものを読んできましたが、この角川の翻訳が一番良かった。情景の描写に使う言い回しがうまくて、すんなり頭に入ってくる。駒月氏訳の「恐怖の谷」が早く読みたい。
緋色の研究 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (角川文庫)より
4042982212
No.61
(5pt)

ホームズ&ワトスン登場!驚きの構成!

文庫化の発売順に購入し始めたので、3作目にしてようやく2人の出会いの
物語を読むことができました。ホームズが初めてワトスンに会った時のひと
言「君はアフガニスタンに行っていたね」から超人的な観察眼が発揮されて
います。

ボクはこの作品を読んで、その構成の妙に驚かされました。第1部と第2部
に分かれた本文は、第1部が2人の出会いとあわせて初めてベイカー街の下
宿に持ち込まれた事件の捜査が描かれます。第1部の終了時には真犯人が見
つかりますが、そこでばっさりと終了。あれ?ホームズの謎解きは?とまご
まごして第2部に進むと、時間も場所も違う別の話になっていました。

しかし、少し読み進むと、第1部の被害者と加害者が登場し始めます。つま
り事件の背景となる物語が当事者の目線で語られるのです。そして第2部の
小題に「ジョン・H・ワトスンの回想(続き)」というタイトル。ホームズ
の謎解きが第3部ではなく、第2部の終盤で描かれる。そしてタイトル「緋
色の研究」にも納得という仕掛け(構成)でした。

ミステリーの古典のひとつと言われる作品ですが、この構成の妙には衝撃を
受けました。発売当時には、いきなり熱狂的に迎えられたわけではないそう
ですが、この後、世界的な人気シリーズになっていったのもうなずける作品
です。(読んで良かった)
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.60
(5pt)

シャーロックホームズの第一作

この作品が、120年以上前の著作とは思いもしませんでした。今でも充分に楽しめます。

テレビでシャーロックホームズの人形劇をやっているのを見て、まだ、一度も読んだことがなかったのでDownLoadしました。

一部の終わりがあまりにも呆気なく、最後は読者に推理しなさいとでも言わんばかりの終わり方でしたが、

二部の後半で一部に繋げる手法は、よく見られることなのですが、この作品がはしりになっているのでしょうか?

そのうちに、第二作目も読みたいと思いますが、ちょっと小休止します。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.59
(5pt)

ホームズ&ワトスン登場!驚きの構成!

文庫化の発売順に購入し始めたので、3作目にしてようやく2人の出会いの
物語を読むことができました。ホームズが初めてワトスンに会った時のひと
言「君はアフガニスタンに行っていたね」から超人的な観察眼が発揮されて
います。

ボクはこの作品を読んで、その構成の妙に驚かされました。第1部と第2部
に分かれた本文は、第1部が2人の出会いとあわせて初めてベイカー街の下
宿に持ち込まれた事件の捜査が描かれます。第1部の終了時には真犯人が見
つかりますが、そこでばっさりと終了。あれ?ホームズの謎解きは?とまご
まごして第2部に進むと、時間も場所も違う別の話になっていました。

しかし、少し読み進むと、第1部の被害者と加害者が登場し始めます。つま
り事件の背景となる物語が当事者の目線で語られるのです。そして第2部の
小題に「ジョン・H・ワトスンの回想(続き)」というタイトル。ホームズ
の謎解きが第3部ではなく、第2部の終盤で描かれる。そしてタイトル「緋
色の研究」にも納得という仕掛け(構成)でした。

ミステリーの古典のひとつと言われる作品ですが、この構成の妙には衝撃を
受けました。発売当時には、いきなり熱狂的に迎えられたわけではないそう
ですが、この後、世界的な人気シリーズになっていったのもうなずける作品
です。(読んで良かった)
緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)より
4334761712
No.58
(5pt)

シャーロックホームズの第一作

この作品が、120年以上前の著作とは思いもしませんでした。今でも充分に楽しめます。

テレビでシャーロックホームズの人形劇をやっているのを見て、まだ、一度も読んだことがなかったのでDownLoadしました。

一部の終わりがあまりにも呆気なく、最後は読者に推理しなさいとでも言わんばかりの終わり方でしたが、

二部の後半で一部に繋げる手法は、よく見られることなのですが、この作品がはしりになっているのでしょうか?

そのうちに、第二作目も読みたいと思いますが、ちょっと小休止します。
緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)より
4334761712
No.57
(5pt)

ホームズ&ワトスン登場!驚きの構成!

文庫化の発売順に購入し始めたので、3作目にしてようやく2人の出会いの
物語を読むことができました。ホームズが初めてワトスンに会った時のひと
言「君はアフガニスタンに行っていたね」から超人的な観察眼が発揮されて
います。

ボクはこの作品を読んで、その構成の妙に驚かされました。第1部と第2部
に分かれた本文は、第1部が2人の出会いとあわせて初めてベイカー街の下
宿に持ち込まれた事件の捜査が描かれます。第1部の終了時には真犯人が見
つかりますが、そこでばっさりと終了。あれ?ホームズの謎解きは?とまご
まごして第2部に進むと、時間も場所も違う別の話になっていました。

しかし、少し読み進むと、第1部の被害者と加害者が登場し始めます。つま
り事件の背景となる物語が当事者の目線で語られるのです。そして第2部の
小題に「ジョン・H・ワトスンの回想(続き)」というタイトル。ホームズ
の謎解きが第3部ではなく、第2部の終盤で描かれる。そしてタイトル「緋
色の研究」にも納得という仕掛け(構成)でした。

ミステリーの古典のひとつと言われる作品ですが、この構成の妙には衝撃を
受けました。発売当時には、いきなり熱狂的に迎えられたわけではないそう
ですが、この後、世界的な人気シリーズになっていったのもうなずける作品
です。(読んで良かった)
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.56
(5pt)

シャーロックホームズの第一作

この作品が、120年以上前の著作とは思いもしませんでした。今でも充分に楽しめます。

テレビでシャーロックホームズの人形劇をやっているのを見て、まだ、一度も読んだことがなかったのでDownLoadしました。

一部の終わりがあまりにも呆気なく、最後は読者に推理しなさいとでも言わんばかりの終わり方でしたが、

二部の後半で一部に繋げる手法は、よく見られることなのですが、この作品がはしりになっているのでしょうか?

そのうちに、第二作目も読みたいと思いますが、ちょっと小休止します。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.55
(4pt)

長編の速読に

総語数20670語

文章の難しさはLEVEL3の中でも中間位のものです。長編なのでまとまった時間の中で読み切ってしまわないと前後関係を忘れてしまいます。

私は10分単位の短い時間しかとれず、間に何日も読めない日が続いてしまったりして、何度も前の部分から2度読みしたので1ヶ月近くかかってしまいました。

この小説はPart1と2の2部構成になっています。Part1と2では全く物語の展開が変わりますので、まず、前半のPart1(1万語強)を3時間くらいで読み切ってしまいましょう。

センター試験の筆記が80分で4000語強らしいので、センター試験が時間内に解ききれる人はそれ以上の早さで読めるでしょう。
緋色の研究 シャーロック=ホームズ全集 (1) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 シャーロック=ホームズ全集 (1)より
4037380102
No.54
(5pt)

何度読んでも味わいのある延原訳

1887年に『Beeton's Christmas Annual』誌に掲載されたシャーロック・ホームズものの
記念すべき第一作。作家志望の貧乏眼科医ドイルが自信作として持ち込んだ作品で
あったが、当初は反響は全くなかったそうだ。ホームズ人気に火がついたのは短篇を
『ストランド・マガジン』に連載するようになってからである。第一作だから、ホームズの
人となりについて一通りの記述がある。探偵道一筋の変人といってもいい彼の個性を
好きになれるかでファンとなるかが決まると思う。百年以上前の小説であるから古さは
否定できない。だが今なお読み継がれる理由は、彼の人間的な魅力にあると思うのだ。

ホームズものは今でも新訳が出版されているが、私が一番好きなのは、本書延原謙
訳の新潮文庫版である。新訳は確かに読みやすい。しかし、この古めかしく格調高い
日本語で読んでこそホームズものと感じる。「緋色の研究」と初めて訳したのも延原で
ある。本作はドイルが長編で好む二部構成で、第一部でホームズによる殺人事件の
解決までを描き、二部で事件に至ったアメリカでの経緯を物語る。この二部が面白く、
スリルに富んでいる。モルモン教徒の人はこれ読んで怒らないかなと思ったものだが。
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050
No.53
(4pt)

緋色の研究 新訳シャーロックホームズ全集(光文社文庫)

小学校以来、読んでみましたが、やはり面白く、大人になっても楽しめる一冊です。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.52
(4pt)

緋色の研究 新訳シャーロックホームズ全集(光文社文庫)

小学校以来、読んでみましたが、やはり面白く、大人になっても楽しめる一冊です。
緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)より
4334761712
No.51
(4pt)

緋色の研究 新訳シャーロックホームズ全集(光文社文庫)

小学校以来、読んでみましたが、やはり面白く、大人になっても楽しめる一冊です。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.50
(5pt)

ホームズとワトソンの出会いを描くシリーズ第1作。大人になって読むとまた違う楽しさが味わえる

創元推理文庫のシャーロック・ホームズ全集の1冊。シャーロック・ホームズとその相棒のワトソンの出会いを描いたシリーズ第1作、しかも深町真理子氏による新訳版とのこと。

もちろん、シャーロック・ホームズのシリーズを読んだことがないわけはないが、実際に読むのはおそらく小学生以来。ホームズの推理のすごさには、子ども心にも驚きを感じ、シリーズの全部の作品を胸をワクワクさせて読んだものだが、話はすっかり忘れていた。

この『緋色の研究』もそうだ。この有名な題名は覚えていたが、あらすじはすっかり忘れてしまっていた。しかし、改めて読んでみると、いや、大人版のホームズをはじめて読んでみると、この物語に古今東西、老若男女が惹かれていった理由がよくわかる。

子どものころは、シャーロック・ホームズの見事な推理力に感心しているだけだったが、この物語はそれにとどまらない奥深さを感じる。19世紀末のロンドンの社会情勢、雰囲気がよく出ていて、その歴史的、文化的側面が興味深い。
なぜに、世紀末のイギリスで、退廃的なホームズのような探偵物語がもてはやされたのか、巻末の戸川安宣氏の解題や高山宏氏の解説を読むとよりいっそうこの物語に惹かれていく。

この物語も、ワトソンがアフガニスタンでの戦争から帰ってきたり、アメリカのモルモン教の話が出てきたりと、その時代背景を探るだけでも楽しい。

この創元推理文庫の全集では、すでに他の本も出ているようだ。他の本も読んでみよう。
緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488101186
No.49
(4pt)

シャーロックホームズを初めて読まれる方に

もし、あなたがシャーロック・ホームズを初めて読まれるならば、出版順に読まれることをお勧めする
 先ず、最初は「緋色の研究」と「四つの署名」は読んで欲しい。ついで短編集の「シャーロック。ホームズの冒険」、「シャーロック・ホームズの想い出」、長編「パスカヴィル家の犬」、「シャーロック・ホームズの帰還」、長編「恐怖の谷」、「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」、そして、最後に「シャーロックホームズの事件簿」を読み終えると完全読破したことになる。但し新潮文庫版では、短編集の都合で先の作品から落とされた物を集めて「シャーロック・ホームズの叡智」なる表題で出版されているので、他の出版社の作品を選ぶ方が良いとおもう。
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050
No.48
(5pt)

ホームズとワトソンの出会いを描くシリーズ第1作。大人になって読むとまた違う楽しさが味わ

創元推理文庫のシャーロック・ホームズ全集の1冊。シャーロック・ホームズとその相棒のワトソンの出会いを描いたシリーズ第1作、しかも深町真理子氏による新訳版とのこと。

もちろん、シャーロック・ホームズのシリーズを読んだことがないわけはないが、実際に読むのはおそらく小学生以来。ホームズの推理のすごさには、子ども心にも驚きを感じ、シリーズの全部の作品を胸をワクワクさせて読んだものだが、話はすっかり忘れていた。

この『緋色の研究』もそうだ。この有名な題名は覚えていたが、あらすじはすっかり忘れてしまっていた。しかし、改めて読んでみると、いや、大人版のホームズをはじめて読んでみると、この物語に古今東西、老若男女が惹かれていった理由がよくわかる。

子どものころは、シャーロック・ホームズの見事な推理力に感心しているだけだったが、この物語はそれにとどまらない奥深さを感じる。19世紀末のロンドンの社会情勢、雰囲気がよく出ていて、その歴史的、文化的側面が興味深い。
なぜに、世紀末のイギリスで、退廃的なホームズのような探偵物語がもてはやされたのか、巻末の戸川安宣氏の解題や高山宏氏の解説を読むとよりいっそうこの物語に惹かれていく。

この物語も、ワトソンがアフガニスタンでの戦争から帰ってきたり、アメリカのモルモン教の話が出てきたりと、その時代背景を探るだけでも楽しい。

この創元推理文庫の全集では、すでに他の本も出ているようだ。他の本も読んでみよう。
緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488101186