仏果を得ず

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仏果を得ずの評価:

4.49/5点 レビュー 91件。 B ランク

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Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全122件 61〜80 4/7ページ
No.62
(5pt)

面白いですよ!

これを読んで、すぐに文楽のチケットを購入しました。 大変面白いです。 お勧めします。
仏果を得ず Amazon書評・レビュー: 仏果を得ずより
4575235946
No.61
(5pt)

面白いですよ!

これを読んで、すぐに文楽のチケットを購入しました。 大変面白いです。 お勧めします。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.60
(5pt)

魅力的な登場人物に囲まれ、人形浄瑠璃の人物と話が並行して進む

「かほどまで、する事なす事、鶍(イスカ)の嘴(はし)ほど違ふといふも、武運に尽きたる勘平が、身の成り行き推量あれ」
こんな台詞が、文楽で語られているとは知りませんでした。イスカは昔から、人々にこのような例えで使われていたのでしょうか?
とにかく、勘平にわが身を投影した主人公の健が、やっとその勘平になり切って語ることができるというストーリー。
登場人物の人間国宝の銀太夫のちょっと茶目っ気ある師匠っぷりがいい。変人で人嫌いあつかいされているが、実はとてもいいやつ、相方の三味線弾き兎一郎(といちろう)も魅力的。小学生のミラちゃんも愛くるしくも楽しい存在であり、その親の真智さんも実に魅力的。例によって、周囲の人々がみんな魅力的な人ばかりで、これは神去村(神去なあなあ日常)と同じ‥。
そして、特に大きな展開はないのだけれど、ぐいぐいと惹きつける魅力ある話の展開。浄瑠璃の人物紹介と並行して展開する。
いやあ、三浦さん素晴らしい。最近本を読むのが楽しくて仕方ないのは、百田尚樹さんと三浦しおんのお蔭です。
三浦さんはまだ、4冊ほどしか読んでいないので、まだまだ楽しむぞ!
仏果を得ず Amazon書評・レビュー: 仏果を得ずより
4575235946
No.59
(5pt)

世の中に退屈なものなんてないのかもしれない、と思わせる小説

三浦しをんのお仕事シリーズ。「舟を編む」では辞書の編集者、「神去なあなあ日常」では林業従事者。
今回はどうやら、文楽とやらに身を捧げる若者を描いている。またまた、マイナーどころ。
文楽なんてはっきりいって、知らない。
人形と語りと三味線が三位一体となって繰り広げる、古典芸能だということが物語を通してわかった。
そうだ、小学校の修学旅行で人形浄瑠璃をみた記憶がある、きっとあれだ。めちゃくちゃ退屈だった。
しかし、不思議とこの小説を読んだ後は、生で観劇したくなる。
たくさんの見落としていた部分、感じ取れなかった部分が分かるような気がするからだろう。
そして、舞台の表裏で銀太夫や兎一郎、主人公の健が大汗かきながら演じているような気がする。
良くできた小説はフィクションであり、優れたノンフィクションなのだ。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.58
(5pt)

素敵な作品

文楽に生涯をかけてる若者たちの物語。
恋心を抱いたときのあの感じ。こっちまでキュンキュンしちゃいました。
これを読んだら、文楽が観たくなる。
そんな素敵な作品でした。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.57
(5pt)

人形浄瑠璃を見たくなった!

三浦しをんの「舟を編む」を読んで彼女の作品をもう少し読んでみたいと思った。そこでこの作品を知った。文楽をベースにした物語であり、帯に同氏の「あやつられ文楽鑑賞」と併せて読むのが良いと書いてあったので素直に両方読んだ。第1章を読んだところで、どちらを先に読むか悩んだ。何しろ文楽には全く知識がない。そこで三浦氏が文楽にはのめり込んでいく様子を自ら描いたエッセイ「あやつられ文楽鑑賞」を先にして正解だったと思う。これを読んでいなければ、この物語を理解するのがかなり遅れたことだと思う。

 文楽研修所出身の健が義太夫を語る大夫として、三味線の兎一郎らと共に成長していく姿を描く。師匠や兄弟子たちとの確執があったり恋をしたり、息をつかせぬストーリーはスリルさえ感じる。

 私は文楽が全くの初心者であったが、それでも読むには問題なかった。かえって文楽に興味が湧いた。一度も見たことがないので、ぜひ鑑賞してみたいと思わせる小説であった。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.56
(5pt)

内容と比べて、カバー表紙が酷いですが……。

梅田の紀伊国屋で平積みされてて、何となく買ってみましたが、
文楽に対してどちらかというと否定的な自分でしたが、
いぶし銀にかっこよかったり、かわいかったり、いじらしかったり、笑ってみたり、奮えてみたり……。
恋に落ちる瞬間をこんなふうに書かれるとたまりません。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.55
(5pt)

語ることは、生きること

ぬるく、ゆるい高校生活から、文楽の世界に飛び込んだ「健」が主人公。

若さゆえ、あるいは文楽の道ゆえ、健はさまざまに迷います。
全力疾走しながらも迷い悩む日々を、
明るく(ときにはばかばかしく)、新鮮に、真剣に描いています。

檄とともに扇子を飛ばす師匠・銀太夫、つかみどころのない三味線の名手・兎一郎、
とびきりセクシーな銀太夫のガールフレンド、文楽好きの少女・ミラちゃんなど
文楽の世界につながって登場する面々はユニークな人ばかり。

緊張感のある舞台、文楽劇場の近くにある健の不思議な住処など
文楽の本番や東京、大阪、京都の街が描かれ、
文楽を知らない私も、主人公と一緒に精進の毎日?に引き込まれていきました。

健が語る舞台のシーンは、描かれているとおり「汗がしたたる」太夫の力を感じます。
渾身の力を込めて、今を生き、語ること。「仏果を得ず」は、
三浦しをんさんのいずれの小説にもつながるテーマではないでしょうか。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.54
(5pt)

好きです。

すごく好きな作品です。
文楽を観たことはないのですが、観てみたいなーと思いました。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.53
(5pt)

軽いタッチで読めるが、奥深い内容の一冊

広辞苑を引くと、「仏果」とは、仏堂修行によって得られる成仏の結果。さとり。とある。タイトルはその非定型であるが、消極的な「仏果を得られず」ではなく、文楽の太夫として芸道に生きる決意を固めた主人公「健」、特に文庫本110頁「金色に輝く仏果などいるものか、成仏なんか絶対にしない。生きて生きて生きて生きて生き抜く。俺が求めるものはあの世にはない。俺の欲するものを仏が与えてくれるはずがない。」の一文が生きている。
思えば「文楽」とは、一つの木偶に太夫、三味線、主遣い、左遣い、足遣い等、それぞれの役割を担った人たちが、その役割に命を懸け、しかも、演者の息がぴったりと合わないと成り立たない芸である。外題は進歩がないという批判もあろうが、庶民の、そして日本人が誇るべき一大芸術だと思う。
中学生ながら文楽にそして健に心を寄せる「ラミ」ちゃん。そして、その母「真智」の存在が物語を引き立てている。
さすが、三浦しをん
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.52
(5pt)

愉快で楽しかった。

文楽の世界を垣間見れたようでした。何よりも作者が文楽に並々ならぬ思いが込められてると、感じられ頗る気に入りました。
一気に読み切りました。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.51
(4pt)

文楽に貢献しているのは間違いない。

うーん。確かに文楽を扱った小説としては完成度が低いかもしれない。しかし、この小説が文楽に貢献していることは疑いようもない。以前に能について書かれた白洲正子の文章を読んだことがある。この筆者の随筆が流麗で好んで読んでいたのだが、当時は能がすごいものらしいということはわかったが、面白さがさっぱりわからなかった。玄人が玄人に向けて書いているのである。伝統芸能は常に時代の制約を受けている。見るものに、教養を強いるのである。
 この物語の中で演者である主人公が物語に感情移入できずに苦しむ場面がある。あることをきっかけにして突然天啓のように閃く。誰しも体験があることなのではないだろうか。物語の筋だけでなく、こうしたことも文楽の面白さなのではないだろうか。一度劇場に足を運んでみようかなと、思わせる小説でした。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.50
(5pt)

相変わらず上手いね。

ストーリーを読ませる腕はピカイチだと思いますし、テーマの目の付け所はさすがだね。
大好きな作家のひとりです。
仏果を得ず Amazon書評・レビュー: 仏果を得ずより
4575235946
No.49
(4pt)

金色に輝く仏果などいるものか。成仏なんか絶対にしない。生きて生きて生きて生き抜く。

著者は、76年東京生まれ、『格闘する者に○』でデビューした三浦しをん。
(2011.7.17  2013.4.17 第7刷発行)

高校の修学旅行で人形浄瑠璃を見て以来、健は義太夫の虜になった。
周りから見てもバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。
芸か、恋か──人を愛することで義太夫の肝をつかんでゆく青春小説。

登場人物が多いので、最初は世界観に入るのに難儀したが、入ってしまえばとてもユーモアと人情に溢れた三浦ワールドに惹き込まれていった。

人形浄瑠璃の題目を与えられるごとに、その登場人物の気持ちが理解できずに苦悩する健は、色々なエピソードや経験を基に登場人物の背景や感情が理解できるようになり、技術を磨くとともに人としても成長を重ねる。
振り回されながらも素直に対応し、心の中で小さく愚痴る健が好きだった。

読み終わって驚いたのが、三浦氏が東京出身だったこと(本書が初・三浦)。
人形浄瑠璃の知識もさることながら、卓越した関西言葉には郷愁の念を抱いてしまうほどで、次に読む三浦しをんも非常に楽しみになってきた。

───「幸せにしたろとか、助けてあげんととか、そんなんは傲慢や。結局、お互いにもたれかかってぐずぐずになるで。地球上に存在してくれとったら御の字、ぐらいに思うておくことや」(誠二、p.215)

───そうだ、このひとたちは生きている。ずるさと、それでもとどめようのない情愛を胸に、俺と同じく生きている。文字で書かれ音で表し人形が演じる芸能のなかに、まちがいなく人間の真実が光っている。この不思議。この深み。(p.240)

───金色に輝く仏果などいるものか。成仏なんか絶対にしない。生きて生きて生きて生き抜く。俺が求めるものはあの世にはない。俺の欲するものを仏が与えてくれるはずがない。(p.310)

2014/07 (05/92)
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.48
(1pt)

期待はずれを通り越して

文楽の世界をテーマにした小説には有吉佐和子氏や梁雅子氏、瀬戸内寂聴氏の作品がありますが、いずれも人形遣いや三味線のお方を主人公としたもので、大夫を主人公とした作品は初めてですので随分期待して、拝読しました。
 著者は文楽をこよなく愛しておられることはよくよく承知しておりますが、当該作品はまったくの期待はずれでした。
 
 まず筋立てに一貫性が無く、どの人物像も曖昧で,生きていない。主人公の心情はくどくど書かれていますが、「すべてをささげても惜しくない」と思うまでにいたる過程が、すなわち成長の過程が つかめない。
 
次に、主人公が文楽の世界との出遭いもあまりにわざとらしく、陳腐な状況設定で説得力を持ちません。(「鑑賞教室」に「仮名手本忠臣蔵」の九段目を出すか?人間国宝が出るか? という疑問はさて措いてです。) 

 また具体的地名や施設名を示して現実感を出そうとしておられますが、そこだけ水に落とした油のように浮き上がっており、情景描写も瑣末な描写を入れ現在形を多用すれば臨場感が与えられると考える、素人小説の悪弊を未だに引きずっている感が否めません。

 さらに上演されている舞台の描写や演目解説には、著者の思い入れが過多で、押しつけがましくさえあります。

 そのうえ、享受者である観客の反応の描写が紋切り型に過ぎ、劇場・舞台・観客のそれこそ「三位一体」で形成される場の気配が微塵も伝わらず、その結果、文楽の世界全体が醸し出す雰囲気という作品の根底が無いままに、「若手大夫の成長」を描こうとしたところに、この作品の最大の難点があるといえます。「じわがくる」ということばを著者はご存じかどうか知りませんが、その雰囲気を感じさせないで、舞台を描いたとは言えますまい。

 まだお若い著者ですから、触れた資料に限りがあるのは無理もないと言えますが、巻末に掲げられた主要参考文献の少なさ、基本文献である三浦周太郎氏の「文楽の研究」「続 文楽の研究」、雑誌「演劇界」や「上方芸能」、山川静雄さんの「綱大夫の四季」などが掲げられていないのは、資料提示が読者の興味を深めるうえで必要と思えるだけに残念です。

 著者の文楽への思いは、充分に理解いたしております。一層のご精進のうえ、同テーマで素晴らしい作品を著されることを希望します。

仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.47
(5pt)

少し励まされたような気になりました。

文楽(人形浄瑠璃)のお話でした。文楽を見たことがありません。ちょうど竹本住大夫さんの引退で話題になっていたので気になって読み始めました。三浦しをんさんの本は、登場人物が活き活きしていて面白い。引き込まれるように読んでしまいました。最初手にした時に、なぜこのタイトルなんだろうと?疑問に思いましたが、読み終わりまして納得しました。人間の根本のどろどろしたところを、さらりと肯定しているように感じ、少し励まされたような気になりました。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.46
(5pt)

三浦さんの文楽への愛

三浦さんがどれほど文楽を愛しているか、伝わります。
伝統文化の世界の実態はともかく、(他のレビューに指摘があるように、主人公の立居振舞いや言葉遣いなどに違和感がある部分もあります)、文楽についてまったく知らない人が読んでも、文楽が奥深く、ある意味凄まじく、そして楽しいものなんだということが伝わってくるところが凄いです。あれこれ薀蓄たれるような部分がなくて、作品としての読み応えがあることが素晴らしい。
『ブラックジャック』を読んで外科医を目指す人が出たように、『ヒカルの碁』読んで碁を打つようになった人が出たように、この作品がきっかけで文楽を観る人が増えてほしいものです。どこぞのおバカな知事のように、ろくに見ることもなく「つまらない」と言うのは、本当に悲しいことですから。
とにかく、三浦さんの傑作のひとつだと思います。同じく三浦さんの『あやつられ文楽鑑賞』もあわせて読んでみるとなお楽しいと思います。
また、余談ですが、カミ(人間以上の存在)への崇敬の念が作品の要所要所で感じられたことにも感動しました。
仏果を得ず (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 仏果を得ず (双葉文庫)より
4575514446
No.45
(3pt)

文楽を見てみたくなりました

しをんさんのエッセイが好きで、一度小説も読んでみたいと思って手にしました。
文楽愛があふれる小説だと思いました。個々の人物も個性的ですが、特に健が恋に陥ってしまう相手の子供(ミラちゃん)の存在が物語りに個性をあたえている気がしました。
ただしをんさんの文楽愛ゆえか、こういう筆運びなのでしょうが、文楽という300年余の時を越えてうねるように伝わってきた文芸の怖さやすごさが、人物たちとなじみきっていないというか、硬い印象を持ちました。現代的な語りといってしまえばそれまでなのでしょうが。
表紙の勝田文さんの絵で漫画化してくれないかなあ。あと、この物語は太夫と相三味線の物語だけど、人形遣いの物語も読んでみたい気がしました。自分的には星3.5ぐらい。
仏果を得ず Amazon書評・レビュー: 仏果を得ずより
4575235946
No.44
(5pt)

憧れます!愚直の一念……

最初の1ページってすごく大切。
 冒頭部分で、著者の世界に入れるか、入れないか、1ページで、結構勝負は決まる!
 これまで読んだ三浦しをんさんの本は、いずれも一気読み。
 どんな世界を描いても面白いっ。
 主人公は、不器用だけれども、自分の信ずる道を突き進んでいく「〇〇バカ」って感じの人が多い。
 「舟を編む」の馬締さんたち辞書編纂者、「神去なあなあ日常」の勇気君やヨキたち林業従事者も、「風が強く吹いている」のハイジや走、アオタケの面々も……みんな、もちろん、肯定的な意味での「〇〇バカ」です。
 「愚直の一念」という言葉があるけれども、愚かに思えるほどの真っ直ぐさに魅かれ、いつも感動してしまいます。
 やはり三浦しをんさん、大好きです。
仏果を得ず Amazon書評・レビュー: 仏果を得ずより
4575235946
No.43
(5pt)

文楽を身近にしてくれそうな小説 主人公の文楽解釈の追求、だがある女性を好きになり。。。

三浦しおんさんの作品は1冊目です。
江坂図書館の返却された本のコーナーでみかけ借りて読みました。

文楽の養成所をでた若手文楽太夫が主人公で、彼の成長して行くなか、ある女性を好きになり語りの練習にも支障をきたすことがあり、という感じの小説です。
三浦しおんさんの作品は初めて読みましたが、一気に読み進めることができました。
ストーリーのテンポがよく、先え先へと読ませてくれます。
大阪には市が支援する文楽の劇場があり、いまの大阪市長である橋下氏が、文楽への支援を打ち切ると話題になったのが昨年です。

正直、文楽には興味はなかったのですが、主人公の文楽に対する情熱と小説の中で書かれている文楽の一片を読み文楽への興味を持たせてくれました。
一度、見に行こうかなと思わせる作品です。

ストーリーは読みやすいので、あまり本を読まない方でも数日で読み通すことができると思われます。
性的、暴力的な話もなく、中高校生にもお勧めします。

いま江坂図書館で三浦しおんさんの2冊目を借りて読んでいるのですが、この本とはまったく異なるタイプの小説ですが、読ませる文章であることは本書と変わりません。
他の本も読んでみたいと思っています。
仏果を得ず Amazon書評・レビュー: 仏果を得ずより
4575235946