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バーボン・ストリート



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【この小説が収録されている参考書籍】
バーボン・ストリート
バーボン・ストリート (新潮文庫)

バーボン・ストリートの評価: 4.52/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

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ニュージャーナリズムの旗手が、バーボングラスを傾けながら贈るスポーツ、贅沢、賭け事、映画などについての珠玉のエッセイ15編。
バーボン・ストリート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーボン・ストリート (新潮文庫)より
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No.1:
(3pt)

余韻のあるショートエッセイ。お酒と同じで味わい深い人生を送りたい。

沢木耕太郎は、旅行記の金字塔である「深夜特急」からのファンです。「敗れざる者たち」も良かった
です。彼の作品は人生の華と暗を両方描き出していて、暗の部分の中にこそ、その人の葛藤やアイデンティ
ティが眠っていると思い知らされます。

■心に残ったところ

P.89 たとえその相手が誰であろうとも、生命保険へ加入した瞬間に、彼は青年の次の時代に入っていく。
→自分の人生のステージがどこにあるかは、その時は分からないけれども、過去を振り返ったときに分か
る。本を読むのも、先人の生き様から自分が人生のどんな中間点にいるのかを確認したいからだ。

p.196 退屈で不安な時を奪うからこそ、テレビは的なのだ。退屈で不安だから、人は何かを考え、作ろうとする。
→私はテレビはほとんど見ません。海外在住ということが大きいと思いますが、ネットサーフィンをしてい
ることが多いです。何も考えていないこともありますが、それでも自分に興味のあるキーワードを調べたり、
メールやTwitter、Facebookへの書き込みなど自分で考えたことを、付加価値?として情報発信することがあ
ります。自分から情報発信できるかどうかというのが、テレビとネットの大きな違いだと思います。情報の
受信機だけではなく、発信器として使えることも大切です。

p.200 「好きなものを仕事にしてしまうのは勿体ない。仕事になれば嫌なこともしなくてはならないでしょうからね」
→私も高校の時に、当時の先生に言われた記憶がある。もともと、理系を目指していたが、単純に電子機械弄
りが好きだっただけだった。その時に、そういったことは趣味でも良いのではないか?と言われたことを憶え
ている。その後、文系に転向し経済学を学んだ。今ではその選択肢が自分には合っていたと思う。仕事・趣味
・家庭・健康があれば人生は豊かになるだろう。

 全般的にテレビの「情熱大陸」と同じような、余韻のあるショートエッセイが多い。お酒と同じで、味わい
深い人生を送りたいものだ。
バーボン・ストリート (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:バーボン・ストリート (新潮文庫)より
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