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京都殺人地図
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【この小説が収録されている参考書籍】
京都殺人地図の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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第二話 「偽装の殺人現場」 「検視官江夏冬子シリーズ」は、今作で初めて知りました。作者の他のシリーズに比べると特徴が見えにくかったですが、落ち着いた正統派だと今、原作で感じています。(シリーズ枠も正統派が多い) 個人的に、あまりエンタメ性が強いのは好みではないので、どうしてこのシリーズの良さに気づかなかったんだろうと、悔しいですね(>_<) 例えば女検事のサスペンスのようでカッコイイし、1.2にトリックという設定です☆ 私のなかで「赤い霊柩車」のように、それほど芸妓さんや、京都色は強くないかなと思います。。 もちろん、作者らしい躍動感とシリアスな人物描写はベースで、本書でも楽しめます。原作は、純粋にストレートにいろんな力を発揮しますね!! しいていえば、シリーズのネーミングがもう少しカッコイイと、敏腕主人公の良さをもっと見ようと思えたなあ・・もっとも、その作者のギャップと飾らなさが、またいいんですけどね~ 好きな主人公とシリーズが原作でまた一つ増えて、嬉しいです(*^^)v | ||||
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一見すると…の事件を見事解決へ導き 真実へと持っていく女性がいます。 その女性の名前は江夏冬子。検視官です。 彼女が立ち向かう事件は5つ。 そのどれもが最後に思わぬ逆転劇を迎えます。 表題作は傍目から見ると自殺ととられていた事件。 ところが冬子は被害者が明らかに自殺を考えているとは 思えていなかったようで… その他にはある種のエゴの犠牲によって まだ若き命が二人失われた事件があります。 はっきり言ってこれに関してはすごく胸糞感が強い作品です。 真相を聞けば、なおさらでしょう。 作品集の形ですが ページ数の割にパンチが強いのはさすがだなと思いました。 | ||||
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紙媒体ではほとんど手に入らなくなった、山村美紗の短編集です。推理小説好きの自分ですが、なかなか面白いです。伏線がないので、読者には推理の仕様がないですが、トリックの紹介をただただ楽しみましょう。 | ||||
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被害者の石脇律子は全身16ヶ所も刺されて死んでいた。 ふとんを3枚もかけていたところに、検死官・江夏冬子は注目する。 容疑者は4人に絞られた。 遺産問題で揉めた腹違いの弟 時々やって来る姪 昔つきあってた男 その後つきあった男。 ※他に『謎の焼死体』、『都井岬の殺人』、『殺された婚約者』、『博多絞殺死体の謎』が収録されてる。 特に『殺された婚約者』は捜査一課の渡辺警部補の婚約者が被害者になっている。 | ||||
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事件は殺人なのに、登場人物はあまり暗くないので、のどかな気持ちで読めます。 | ||||
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女検死官 江夏冬子が主人公。 最初は,若い女性が東京から京都に来て、上司になることを煙たがった男性もいるらしい。 少女は密室で死んだ 偽装の殺人現場 消えた配偶者 水仙の花言葉は死 几帳面な殺人者 溺れた女 首のない死体 骨の証言 の8作品。 死因や,検死について詳しく調べたものだと驚くようなことをいろいろ書いている。 検死官と著者の勉強熱心さが伝わって来る。 | ||||
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割と器用な女流作家だった、との印象が残っていたが、この8本の連作短編は全体に薄味で、見込んだほどの面白さはなかった。京都を舞台にした、ということでピックアップしたのに、京都の風情をめぐる書き込みや描写は少なく、しかも舞台は伏見区や山科、宇治、長岡京などの周辺部が目立つ。バブル前の、古色蒼然とした推理小説といったところ。長編ならもう少し雰囲気があるのかも知れない。 | ||||
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女検死官 江夏冬子が主人公。 最初は,若い女性が東京から京都に来て、上司になることを煙たがった男性もいるらしい。 少女は密室で死んだ 偽装の殺人現場 消えた配偶者 水仙の花言葉は死 几帳面な殺人者 溺れた女 首のない死体 骨の証言 の8作品。 死因や,検死について詳しく調べたものだと驚くようなことをいろいろ書いている。 検死官と著者の勉強熱心さが伝わって来る。 | ||||
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3枚のかけぶとんから, 「寒がりの死体」 となづけたお話。 3枚かけぶとんがかかっているのは,どういうときか。 女性の視点で、うまくまとめられていると感じました。 山村作品の中でも良質なものだと思います。 | ||||
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検死官 江夏冬子 が登場する5つの短編集。 故人の縊死により は,最終的に故人の縊死が尊重されたという意味で標題が重い。 不自然な溺死体 不自然な溺死体は,検死官の直感が働く。 テレホンカード殺人事件 名神高速殺人事件 告発の手紙 といずれも劣らぬ内容で,テレビドラマに仕立て易い仕上がりになっている。 徳間文庫版は,杉田博明が解説を書いている。 京都新聞社編集局の文化部デスクとの事で,連載を依頼したいきさつなどを記録している。 文芸評論家以外の人の解説は,読んでいて参考になる。 | ||||
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