■スポンサードリンク


氷の人形(アイス・ドール)



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

氷の人形(アイス・ドール)の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

暗躍する米秘密組織

半端なく面白い。3人の前に意味ありげに姿を見せる花園先生は、怪しい臭いがぷんぷんする。しかも、その背後には米軍事関連会社の影が見え隠れする。この会社は、米国の老朽化した兵器を秘密裏に廃棄処分しているだけではなく、人間をも廃棄処分するという恐ろしい組織だ。これらの間での、騙し合い、化かし合い、探り合いの過程が面白くて、引き込まれる。

本書は、全体の組み立てが非常に緻密で、密度の濃い社会派小説だ。

暗躍する花園先生は食わせ物だが、何と最後には「食う」のだ。

「食う」事の表面的・本質的意味は、本書を通読すれば分かる。

その姿は、想像するだけでもおぞましい。

最近出版されたハードカバー本の中では、特に面白い。

読み始めると、やめられなくなる事請け合いだ。
氷の人形(アイス・ドール) (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書)Amazon書評・レビュー:氷の人形(アイス・ドール) (GENTOSHA NOVELS―幻冬舎推理叢書)より
4344009304

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!