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氷の人形(アイス・ドール)
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氷の人形(アイス・ドール)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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半端なく面白い。3人の前に意味ありげに姿を見せる花園先生は、怪しい臭いがぷんぷんする。しかも、その背後には米軍事関連会社の影が見え隠れする。この会社は、米国の老朽化した兵器を秘密裏に廃棄処分しているだけではなく、人間をも廃棄処分するという恐ろしい組織だ。これらの間での、騙し合い、化かし合い、探り合いの過程が面白くて、引き込まれる。 本書は、全体の組み立てが非常に緻密で、密度の濃い社会派小説だ。 暗躍する花園先生は食わせ物だが、何と最後には「食う」のだ。 「食う」事の表面的・本質的意味は、本書を通読すれば分かる。 その姿は、想像するだけでもおぞましい。 最近出版されたハードカバー本の中では、特に面白い。 読み始めると、やめられなくなる事請け合いだ。 | ||||
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