絡新婦の理

評判

絡新婦の理の評価:

4.51/5点 レビュー 93件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.51pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全165件 101〜120 6/9ページ
No.65
(5pt)

京極的フェミニズム

京極堂シリーズ第5弾。1,374ページである。考えてみると京極夏彦のこの語り口自体が既に陰陽師である。言葉のワザを駆使して憑き物を落とす京極堂とやっていることは同じだ。喋っているか本になっているかの差だけである。読んでいる我々は皆幾分病んでいて、憑き物落としを必要としてるからして、読後感は憑き物が落ちたような達成感なり大悟なりがあるのだ。このページ数が陰陽師である。これだけ長々とした言葉の連続こそが結界を創り出しているのだ。
複雑に絡み合ったストーリーが最後に一つになる。特に本作は女性が皆光り輝いている。恐るべき筆力だ。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.64
(5pt)

京極的フェミニズム

京極堂シリーズ第5弾。1,374ページである。考えてみると京極夏彦のこの語り口自体が既に陰陽師である。言葉のワザを駆使して憑き物を落とす京極堂とやっていることは同じだ。喋っているか本になっているかの差だけである。読んでいる我々は皆幾分病んでいて、憑き物落としを必要としてるからして、読後感は憑き物が落ちたような達成感なり大悟なりがあるのだ。このページ数が陰陽師である。これだけ長々とした言葉の連続こそが結界を創り出しているのだ。
複雑に絡み合ったストーリーが最後に一つになる。特に本作は女性が皆光り輝いている。恐るべき筆力だ。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.63
(4pt)

京極堂は喋りすぎ

『姑獲鳥』以外ではどれも感じるけど、犯人と対峙した時の京極堂は話が長過ぎる。この『絡新婦』では一際長い。あれじゃー話のくどいお喋り男じゃないか。憑物が落ちる前に被疑者が途中で居眠りこかないか心配になった。筋立ては好きだけど・・・。あの長広舌は何とかならないのかなあ。間延びした憑物落しには興醒めしてしまう。過ぎたるは及ばざるが・・・くらい長い憑物落しだった。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.62
(4pt)

京極堂は喋りすぎ

『姑獲鳥』以外ではどれも感じるけど、犯人と対峙した時の京極堂は話が長過ぎる。この『絡新婦』では一際長い。あれじゃー話のくどいお喋り男じゃないか。憑物が落ちる前に被疑者が途中で居眠りこかないか心配になった。筋立ては好きだけど・・・。あの長広舌は何とかならないのかなあ。間延びした憑物落しには興醒めしてしまう。過ぎたるは及ばざるが・・・くらい長い憑物落しだった。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.61
(5pt)

あまりに美しい情景

最後まで読み終えてから冒頭をまた読んでみて、頭に浮かんだ情景のあまりの美しさに…自分があんな想像力を持っていたことに驚きました。最初に冒頭を読んだ時とはあまりに違うものでした。素晴らしかったです!
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.60
(5pt)

あまりに美しい情景

最後まで読み終えてから冒頭をまた読んでみて、頭に浮かんだ情景のあまりの美しさに…自分があんな想像力を持っていたことに驚きました。最初に冒頭を読んだ時とはあまりに違うものでした。素晴らしかったです!
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.59
(5pt)

華やかな悪意。

遂に(?)基督教にまで間口を広げた京極堂シリーズ第5弾。
とはいっても京極作品ですから、通り一遍の宗教談義などが交わされる筈もないという。
分量はこれまでで最大。ま、次作ではとうとう前・後編に別れるわけですが。
(但しあくまで個別の作品として書いた、と京極先生ご自身は仰ってます)
はい。
女性たちが魅力的。可憐で、生々しくて、凛としてます。フェミニズム論なんかもあり。
事件の緊迫感、舞台の雰囲気、物語の豊かな起伏が、長いけど全く飽きのこないサスペンスを生んでくれてます。凄いっス。
ストーリーテリングは前作『鉄鼠の檻』辺りと並んでシリーズ中でも白眉(多分)。
キャラクターが活き活きと踊って(踊らされて?)ます。
傑作。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.58
(5pt)

華やかな悪意。

遂に(?)基督教にまで間口を広げた京極堂シリーズ第5弾。
とはいっても京極作品ですから、通り一遍の宗教談義などが交わされる筈もないという。
分量はこれまでで最大。ま、次作ではとうとう前・後編に別れるわけですが。
(但しあくまで個別の作品として書いた、と京極先生ご自身は仰ってます)
はい。
女性たちが魅力的。可憐で、生々しくて、凛としてます。フェミニズム論なんかもあり。
事件の緊迫感、舞台の雰囲気、物語の豊かな起伏が、長いけど全く飽きのこないサスペンスを生んでくれてます。凄いっス。
ストーリーテリングは前作『鉄鼠の檻』辺りと並んでシリーズ中でも白眉(多分)。
キャラクターが活き活きと踊って(踊らされて?)ます。
傑作。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.57
(5pt)

京極堂シリーズの最高傑作

「京極堂」シリーズ中の最高傑作である。これまでの作品が本作のために用意されていたかのように、本作以前に登場した人物、舞台、エピソード等が、まるで題名の通り蜘蛛の糸にたぐられるように1つに収斂していく様は見事としか言いようがない。その分、これ以前の作品を読んでいない読者にとってはキツイかもしれない。地方の謎の名家と戦争直後の忌まわしい出来事との対比も巧み。被害者になってしまうのだが、これに絡んで登場する女性運動家の教師が印象に残る。
冒頭で犯人が明かされているように、作者が本格物を意図していないのは明らかだが(「京極堂」シリーズは全てそう)、上述の通り、作品を構成する諸要素が複雑かつ有機的に絡み合いながらも結末に向かって収束していく構成美が素晴らしいのである。結末で、その冒頭のシーンが繰り返されるのだが、京極堂と犯人とが対峙するそのシーンは美しいとさえ言える。木場刑事が1人で密室事件に取り組むというサービスも用意されている。京極ファンならずとも必見の名作。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.56
(5pt)

京極堂シリーズの最高傑作

「京極堂」シリーズ中の最高傑作である。これまでの作品が本作のために用意されていたかのように、本作以前に登場した人物、舞台、エピソード等が、まるで題名の通り蜘蛛の糸にたぐられるように1つに収斂していく様は見事としか言いようがない。その分、これ以前の作品を読んでいない読者にとってはキツイかもしれない。地方の謎の名家と戦争直後の忌まわしい出来事との対比も巧み。被害者になってしまうのだが、これに絡んで登場する女性運動家の教師が印象に残る。
冒頭で犯人が明かされているように、作者が本格物を意図していないのは明らかだが(「京極堂」シリーズは全てそう)、上述の通り、作品を構成する諸要素が複雑かつ有機的に絡み合いながらも結末に向かって収束していく構成美が素晴らしいのである。結末で、その冒頭のシーンが繰り返されるのだが、京極堂と犯人とが対峙するそのシーンは美しいとさえ言える。木場刑事が1人で密室事件に取り組むというサービスも用意されている。京極ファンならずとも必見の名作。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.55
(5pt)

もしかしてこれも・・・?

読後の余韻はどこか「魍リョウの匣」に似ています。
私としては、初めて早いうちに真犯人を予測できたのがうれしかった!
著者の京極氏が、「女性性」というものをいやらしくない視点で的確に捉えていることに好感をもちました。(いやらしい視点で的確に捉えてる作家さんもいますが)
長い物語の中にいろいろな世界が詰め込まれており、ぼんやりしていると大事なことを取り落としてしまいそうになるので注意が必要。一見重要かと思われたことが小さく萎み、些細なエピソードがだんだん濃い影を帯びてくるような展開には、けっこう振り回されます。やがてそれらの世界がひとつの線で繋がるまで、読む方も緊張感を保たなければいけません。
最後の3割くらいで物語が一気に加速していくので、少し置いていかれそうになりました。特に憑き物落としの場面のクライマックスでは「おいおい、そりゃやりすぎだろう」と思わないでもなかったです。
しかしながら、前四作同様、まだ伏せられたままのカードがあるような
感は否めない。それが作者の意図なのか、単に私の理解が及ばないだけなのか、わからないところもまた魅力です。
うぶめで引き込まれ、魍両で驚愕し、狂骨で少し骨休め、というかトーンダウンして、鉄鼠では思いきりこけさせられ、気を取り直して挑んだ
この絡新婦では再び、京極ワールドに絡めとられてしまった。
読者のこんな動きもちゃんと読まれていたのかしら。もしかして
これも蜘蛛の罠?
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.54
(5pt)

もしかしてこれも・・・?

読後の余韻はどこか「魍リョウの匣」に似ています。
私としては、初めて早いうちに真犯人を予測できたのがうれしかった!
著者の京極氏が、「女性性」というものをいやらしくない視点で的確に捉えていることに好感をもちました。(いやらしい視点で的確に捉えてる作家さんもいますが)
長い物語の中にいろいろな世界が詰め込まれており、ぼんやりしていると大事なことを取り落としてしまいそうになるので注意が必要。一見重要かと思われたことが小さく萎み、些細なエピソードがだんだん濃い影を帯びてくるような展開には、けっこう振り回されます。やがてそれらの世界がひとつの線で繋がるまで、読む方も緊張感を保たなければいけません。
最後の3割くらいで物語が一気に加速していくので、少し置いていかれそうになりました。特に憑き物落としの場面のクライマックスでは「おいおい、そりゃやりすぎだろう」と思わないでもなかったです。
しかしながら、前四作同様、まだ伏せられたままのカードがあるような
感は否めない。それが作者の意図なのか、単に私の理解が及ばないだけなのか、わからないところもまた魅力です。
うぶめで引き込まれ、魍両で驚愕し、狂骨で少し骨休め、というかトーンダウンして、鉄鼠では思いきりこけさせられ、気を取り直して挑んだ
この絡新婦では再び、京極ワールドに絡めとられてしまった。
読者のこんな動きもちゃんと読まれていたのかしら。もしかして
これも蜘蛛の罠?
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.53
(5pt)

ついに京極堂が動き出します。

京極堂シリーズ第5弾「絡新婦の理」分冊文庫版の第3巻です。

事件の骨格が判明してきます。

一連の事件について、まったく異なる複数の動機が成立してしまうような複雑な構造。

それはあたかも蜘蛛の巣のようであり、その中心にいる「絡新婦」が真の犯人ということ

のようです。

途中、羽衣伝説についての薀蓄が語られますが、その中で「機織」、「遊女」など

作品のモチーフとなるがキーワードが凝縮されているところなど、筆者の構想力に

感服するばかりです。
分冊文庫版 絡新婦の理 (三) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理 (三) (講談社文庫)より
4062753162
No.52
(5pt)

榎木津登場!

冒頭、榎木津探偵登場。例によって、まさに榎木津ワールドが展開されます。

続いて、京極堂登場!!

「ダ・ヴィンチ・コード」に先駆けること約7年半、既にマグダラのマリアについて言及しているあたり、著者の先見性を感じます。

その後、木場修の活躍もあり、バラバラのパーツが徐々に組み合わされていきます。

今回のキーワードは、女性?フェミニズム?

どんどん展開が加速していく感じが堪りません。
分冊文庫版 絡新婦の理〈2〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理〈2〉 (講談社文庫)より
4062752891
No.51
(4pt)

分冊にしなくても…という点で星四つ

房総の女学校・聖ベルナール学院の教師が両目を抉られて殺された。

そして教師の本田幸三が絞殺され、生徒の渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投げて死んだ。

聖ベルナール学院では何がおこっているのか?

また、木場は色街で起こった殺人事件の捜査を進める。

それが、聖ベルナール学園の殺しと関係があるとわかって…。

榎木津がいい味出しています。

学園の中でも傍若無人。

京極堂が出てくるまで、どんどん事件が起こるだけで、これは収拾がつかないのでは?と思えるほどです。

なので、1巻では何が何だかわからないという感じです。

1巻を読むのが一番しんどいと思われるので、これを読んでやーめたというのだけは勿体ないと思います。

それと、今までの事件(ウブメから)の登場人物がどんどん出て来て繋がりをみせてくるので、これより以前にでた物は読んでから手を付けた方がいいと思います。

そうでないと、登場人物ばかりが多くて、しかも何のために出てきたのこの人?というのが多いです。

知っていると、えッ、そういう繋がりだったのと納得なのですが。

でも、京極氏の本は、あの厚みがいいのに、分冊する必要があるのでしょうか?

確かに持ち運ぶには便利ですが(特に女郎蜘蛛は最高に厚いですしね)、分冊を読んでやっぱりあの厚みが醍醐味というものだと、再確認しました。
分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫)より
4062752883
No.50
(5pt)

分冊版は軽くて快適!

京極堂のファンですが、この「絡新婦の理」はあまりの分厚さに購入を

躊躇しておりました。

分冊版が出たので早速購入、出費は倍近いですが、文庫本は持ち運びが

楽なのが一番ということを実感しました。

内容は、出だしからグイグイ引き込まれます。

特に聖ベルナール学院の件は、学園ものチックな雰囲気がお好きな方には、

たまらないのではないでしょうか。

京極堂の登場が待たれます。
分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫)より
4062752883
No.49
(5pt)

分冊版は軽くて快適!

京極堂のファンですが、この「絡新婦の理」はあまりの分厚さに購入を
躊躇しておりました。
分冊版が出たので早速購入、出費は倍近いですが、文庫本は持ち運びが
楽なのが一番ということを実感しました。

内容は、出だしからグイグイ引き込まれます。
特に聖ベルナール学院の件は、学園ものチックな雰囲気がお好きな方には、
たまらないのではないでしょうか。
京極堂の登場が待たれます。
分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫)より
4062752883
No.48
(4pt)

ラストが印象的ですが、再読するには長すぎます

1996年にノベルズを読んだとき、非常に感動しました。
ラストの1行に鮮烈な印象があり、文章も綺麗で心に残ります。
しかし……再読するには長すぎて辛いです。
私は何度も読め返せるような本を上位にしたいので、その点はマイナスです。
あまりにも人が死にすぎるのと、京極堂が全てを見通しているのが作りすぎにも感じました。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.47
(4pt)

ラストが印象的ですが、再読するには長すぎます

1996年にノベルズを読んだとき、非常に感動しました。
ラストの1行に鮮烈な印象があり、文章も綺麗で心に残ります。
しかし……再読するには長すぎて辛いです。
私は何度も読め返せるような本を上位にしたいので、その点はマイナスです。
あまりにも人が死にすぎるのと、京極堂が全てを見通しているのが作りすぎにも感じました。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.46
(5pt)

女性を中心に進んでいきます…

京極堂シリーズ第5弾
その分厚さに見合った内容で、グイグイ読めます。
私には京極堂が登場する後半までは全く収拾がつかず、
どうなってしまうのかと思いましたが…うーむ、さすが京極堂。
私の中では今のところ(1-5弾までで)魍魎を抜いて一番面白かったです。
導入部で相当「?」が出ましたが、最後の最後で「?」がすっきり消え、もう一度導入部を読みさらにすっきりしました。
うぶめから鉄鼠まで登場した人物があちらこちらで登場します。
是非ともシリーズを順番に読むことをお薦めします。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350