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四畳半神話大系



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【この小説が収録されている参考書籍】
四畳半神話大系
四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系の評価: 4.11/5点 レビュー 192件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全154件 21~40 2/8ページ
No.134:
(5pt)

京大出身者は必読の1冊

京都大学の理系学生が主人公のお話です。
3回生になろうというタイミングで自分が不毛で怠惰な学生生活を悔やみ「あの時こうしていれば!」ということで
様々なサークルに入会した場合や周囲の環境下での様子を描いたパラレルワールドのストーリーです。
お話は主人公の語り口で高尚な文章で屑屑と詭弁が書かれていますが、これがイカ京(いかにも京大生)のようで、京大出身の男子には響きます。
周囲にもおすすめしましたが、基本的には女性ウケはあまりよくなく、一方インテリ系の男性にはどハマりする人が多い印象でした。
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No.133:
(5pt)

言葉の表現が面白い

言葉の表現が面白い。独特の言い回しにクスッとなる時がある。
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No.132:
(5pt)

神話

bona
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No.131:
(4pt)

楽しい読み物です。

内容は実にくだらないのですが、文章が面白く、舞台劇を見ているようで、とても小気味よい文体が好きです。
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No.130:
(4pt)

文体が素敵です。

独特の文体が、この本の世界観を、より一層際立てていて良かったです。
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No.129:
(4pt)

なんかモヤモヤy

主人公は私じゃなくて小津なんじゃ? 
読んでて貴重な大学生活を無駄に過ごしてるなと感じて
モヤモヤします。若いときしか出来ないこと
あるんじゃないの?
余計なお世話ですって小津に言われそう
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No.128:
(5pt)

アニメから見て読んでも面白かった!

前知識なくアニメを見てなんじゃこりゃー!と一通り観て、これを小説にしてるってどういうこと?と読みました。
そういえばこの表紙10年以上前にブームになってた本だな、やっと読んだ。
結構正統派の純文学な印象なのは京都、京大が舞台だからかしら。
読みながらアニメの絵が頭に浮かぶのも不快ではないのは、独特の感じ。
基本ハッピーな世界観なので気持ちが落ちてるときに読むのに適していると思う。
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No.127:
(4pt)

めちゃくちゃ好き

独創的なことばの洪水、すべてにおいて心地よく、作品世界に魅了された。私のバイブルです!
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No.126:
(5pt)

発想力で殴ってくる

ちょっと引くレベルに独創的な発想と、素朴な人情ドラマが合わさった結果、他のどの作品も持ちえない魅力を持った作品となっている。

 内容としては、主人公の「私」が入学時に選んだサークルによって変貌する学生生活の運命を、四篇に分けて描く短編集といったところ。
 いわゆる「ループもの」ではないため短編集のように楽しむこともできる。
 だが、あくまでも主題は並行世界。完全に独立しているわけでもなく、それぞれの物語が少しずつ絡み合っている。
 唯一無二の小説形態だ。感服の一言。

 並行世界の旅と聞くと小難しく聞こえるが、根本に流れているのは、友情であったり恋愛であったりサスペンスであったり、とっつきやすいストーリーだ。肩の力を抜いて楽しめるエンターテインメント小説なので、誰にでもオススメできる。

 軽妙な地の文の言い回しも特徴の一つ。
 特に小津と主人公の掛け合いなどは落語を見ているようなテンポの良さで、ストーリーが掴みづらいときでもスッと頭に入ってくる。
 感心しつつもクスリと笑わせてくれる、なかなかニクい傑作だ。
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No.125:
(5pt)

はっきりわかんだね

いいゾ〜〜、コレ!
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No.124:
(5pt)

面白い

途中少し飽きてくる、、、こともなく最後には
なるほどと納得してしまう。
初めてこの作者の本を拝読しましたが、とても面白かった。他の本も読んでみよう。
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No.123:
(5pt)

ヘタレ学生、学生だった全ての人にオススメ

"樋口師匠が『闇鍋』を提案した。たとえ闇の中であっても鍋から的確に意中の具をつまみだせる技術は、生き馬の眼を抜くような現代社会を生き延びる際に必ずや役に立つであろうと言うのであるが、そんなわけあるか。"2005年発刊の本書はヘタレ学生、学生だった全ての人に贈る大ヒット青春コメディ。

2010年のテレビアニメ作品が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門でテレビアニメとして初めて大賞を受賞した事もあり、既に洛中、洛外はおろか、もしかしたら神州の隅々まで認知されているかもしれないので本書の詳細について逐一語る事は差し控えたい。評価された本ほど語るに値しないものはない。

そこで前述の、そして本書の2話で紹介される『闇鍋」である。寄せ鍋やキムチ鍋や豆乳鍋などに比べて、闇鍋というのはじつに無駄に溢れている。しかしながら誰もがバラ色のキャンパスライフを求めるように、背徳の味を求めて誘惑されてしまうのは何故なのか。ここで私は中年と人生の後半戦に差し掛かっても尚、毎年『闇鍋』を開催している、言わば闇鍋主義者としての主張を開陳したいと思う。やあやあ刮目せよ!我こそが闇鍋主義者であるぞ。

『闇鍋』それは遡ると平安時代、キャンパスもとい宮廷社会においてうふふ、あははと繰り広げていた「一種物(いっすもの)」それが室町時代において俺も私もとリア充にも広がり「各出(かくじる)」や「汁講」として日本古来のおもてなし文化としての根を無闇矢鱈と広げていった伝統文化であり、明治期にいたっては「闇汁」として、かの正岡子規をはじめとするホトトギスメンバーも「闇汁図解」として遺しているのは周知の事だと思われる。だがしかし、しかし。実際に勇気と男汁を振り絞って足を踏み入れようとする若者たちが少ないのは、なにゆえであるか。責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。

私が思うに、それはコミュニケーション能力という得体のしれないものが求められる跳梁跋扈する、面妖な現代社会において、日本の伝統文化である『闇鍋』を成立させるには、それこそ本書でも暗躍する「図書館警察」のごとき個人情報をビックデータ分析する諜報力、「自転車にこやか整理軍」の様な実行力、そしてそれを支える資金力としての「印刷所」の強大な力の三位一体、それと相反するかのごとくな無駄な努力が必要不可欠であり、しかるにそれは一瞬の気の迷いの様なふはふはーとしたコスパ重視の人間では決して成し遂げる事ができないーすなわち多くの一個人の手に余るのではにかと思うのだが、その真実や如何に。

「猫ラーメン」と言えば懐かしの「はっちゃんラーメン」「カステラ」と言えば「京銘菓太極殿本舗」と反応してしまう京都が好きすぎる誰か、あるいは「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々が持つ可能性ではなく、我々が持つ不可能生である」に、つい何となく頷いてしまった生まれたての子鹿のようにプルプルふるえる迷える誰かにオススメ。
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No.122:
(5pt)

森見作品

読み切るには耐え忍ぶことも必要かと
小津のキャラがいい
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No.121:
(4pt)

並行する物語、面白い

前々から気になっていたので購入。
独特な並行する物語展開もそうですし、森見さんの絶妙な表現力もいかんなく発揮されていたため、非常に面白かったです。

特に、現在大学生の方で大学生活ぱっとしねえなーって方におすすめの一冊です。
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No.120:
(4pt)

出会うべき人とは必ず出会う

純文学風でありながらパラレルワールドを扱ったSF小説なのだが、舞台はどこにでも居そうな大学生と、その生活を綴っている珍しい内容。

どんな選択をしようとも、起こるべき事は必ず起き、出会うべき人とは必ず出会うというパラレルワールドものにありがちなテーマ。

然れども、その起承転結は娯楽的に描かれており、爽やかな読了感がある。
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No.119:
(4pt)

小津でしょう。。。

夜乙が面白かったので、期待して読んだら本作も面白かったです。

並行宇宙かつ無限地獄の世界が楽しめます。

運命とはなんぞや?を考える一冊です。
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No.118:
(4pt)

誰にもまねできない森見ワールド独特の魅力

森見氏の小説には、大学生のバカ話系と不気味系の2つがあると思いますが、こちらはバカ話系の第二弾ですね。個人的にはどちらかというと不気味系「きつねのはなし」や「宵山万華鏡」のような作品が好きなのですが、この「四畳半神話大系」はファンタジー的な要素もありなかなかよかったです。また、自分が京都出身なので主人公の生活圏に親しみがありました。京都に土地勘がある人にも楽しめると思います。

すばらしい学生生活が送れると思っていたのに、何も特筆するようなことはなく、ただダラダラとさえない日々を送っている大学3回生が主人公。(とはいっても、京大に入っているという時点で、私などから見ると充分にすばらしいような気がしてしまうのですが、笑)。もちろん日々がつまらないのは自身の怠惰のせいでもあり、自己責任ではあるのですが、その彼が入学時に
・映画サークル「みそぎ」に入っていたら
・ソフトボールサークル「ほんわか」へ入っていたら
・秘密機関「福猫飯店」に入っていたら
という「もしあの時こうしていたら・・」という3パターンを描いたもので、そして最後の章「八十日間四畳半一周」は、これはもうなんと言っていいやらの抱腹絶倒、なんでこんな話が思いつけるんだろうという奇妙奇天烈なお話で、唖然呆然としながら読み終えました。
ただ、「人生の分岐点で違う決断をしても、実は運命というのはそんなに違ったものにならないのでは」という深遠?な思想がストーリーの底にあるような気がして、このままでいいじゃないと現状を肯定してもらっているようで、なにかほっこりします。
それにしても、8回生では?という噂のある何をしているのかわからない仙人のような先輩や、サークル内での権力闘争や根回しなど、同じ京都でも垢抜けた印象のある同志社大学などに比べて、ある意味わけのわからない混沌としたイメージだった京大キャンパスなら、何があってもおかしくないような気がしてきます(笑)。それにしても、みんな京大生なのに誰も勉強している様子がないのも傑作です。

この方の作風は、もうこの人にしか書けないという個性の際立ったもので、人によって好き嫌いはあると思います。理屈は通用しないというか、一見、感性のみで突っ走って書いているような独特の雰囲気ですが、構成や文章はかなり推敲されていると思います。とりあえず常識のタガを取っ払ってお話に入り込める方には楽しめる話だと思います。私は「夜は短し・・」や「太陽の塔」よりも好きかもです。
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No.117:
(5pt)

ずっと読んでいたい本でした

独特の文書にはまりました。読み終えたときはなんとも言えない不思議な気持ちになりました。
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No.116:
(5pt)

飽きずに最後まで

面白くて何度も読み直してます。何度読んでも面白い。今まで出会った小説の中で1番面白い。アニメも合わせるともっと面白い。
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No.115:
(4pt)

サルマタケは出てこない

厚さのわりに速く読める仕掛けだけど、ちょっと手抜きではない?と思っていたら、そういう展開でしたか。『男おいどん』以来の四畳半文学の力作。
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