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死ぬことと見つけたり



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死ぬことと見つけたりの評価: 4.61/5点 レビュー 71件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.61pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 1~20 1/4ページ
No.64:
(5pt)

素晴らしい

素晴らしい。上下二巻を一気に読んでしまった。
未完ではあるが、少しもそれを感じさせない。
(完成していればなお良いとは思いますが)
死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)より
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No.63:
(5pt)

thickly sealed

My package came speedy and undamaged, although (supplier may not be responsible) the packaging was very thick. Considering how packages are handled overseas, that was probably very important in keeping my book safe. I'm very happy with my book, thank you!
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.62:
(5pt)

満足です。

満足です。
死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)より
4101174199
No.61:
(5pt)

鍋島武士道

歴史好き、武士好き、男道好きなら是非読んでください。
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.60:
(5pt)

侍とは

歴史好きの方でもそうでない方でも武士道の基礎となる書として最高に面白いです。
物語としても秀逸だと思いました。最近は友人へのプレゼントとしても利用しています。
死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)より
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No.59:
(5pt)

めっちゃおもろい

死ぬことを恐れない生き様に惚れ惚れする
今よりしがらみの多かっただろう時代に、死を恐れないからこそできる爽快な行動がとても魅力的だった
死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)より
4101174199
No.58:
(5pt)

面白い

死を覚悟できていて、どういう行動を取るのかが面白い。元気が出るというか、覚悟ができるというか。
読んで得るものがある
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.57:
(5pt)

終始面白い!

今まで読んできた時代物小説では終始面白かった。
主人公の”実践的な覚悟と洞察力”が次々と押し寄せる難題を痛快に乗り越えて行く。真の強さを感じました。
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
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No.56:
(4pt)

死ぬことを見つけたり

心の持ち方がよく分かりました
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
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No.55:
(4pt)

死人(しびと)たちの勁烈な武士道の生き様(上巻)

前書きが面白い。著者の実体験であるが、昭和18年12月、東京帝大文学部在学中に召集、陸軍歩兵として北支に出征する際、兵営に持ち込む事の出来ないランボーの文庫本を隠して持ち込む為に、『葉隠』の一部をくり抜いて隠し、持ち込んだ。その時は見向きもしなかった『葉隠』であったが、戦地で文字に飢えた時此れを貪り読み、その面白さを知る。それが著者と『葉隠』の出会いであった。

佐賀藩浪人斎藤杢之助は、平穏な世渡りを生きる術を知らないいくさ人で、起きると寝床の中でありとあらゆる自らの死に様を想像し、毎朝死ぬのを日課とする「死人」でもあった。代々佐賀浪人の祖父杢右衛門と父用之助は、元和4年6月、藩祖鍋島直茂が死ぬと殉死し、以来弟の権右衛門は手明槍に召抱えられたが、杢之助は自ら求めて浪人の儘であった。

寛永14年10月27日、佐賀城留守居筆頭多久美作守の許へ、隣藩島原藩に接した飛地神代(くましろ)より、切支丹一揆による島原城攻撃の注進が届き、直ちに江戸の二代藩主鍋島勝茂へ報告された。幕府は島原藩主松倉勝家を急遽帰国させ、板倉重昌を上使として派遣するが、一揆は強勢であった。幕府は新たに老中松平伊豆守信綱を上使とし、此の鎮圧に諸藩の兵を集めた。佐賀藩も此れに参陣。浪人の身軽さでさっさと城内に忍び込んだ杢之助は死人の集まりの一揆の内情を見抜き、利害の外で働くが思いがけず友人の中野求馬と共に抜け駆けの一番乗りを果たしてしまう。そして此の事は軍令違反として、老中松平信綱の佐賀藩への憎悪の原因となるのである。

杢之助は一番乗りにより佐賀藩士の中で高名ないくさ人となり、佐賀中の浪人や手明槍(土佐藩の一領具足に相当する下級武士)を動かす隠然とした人望を集める。ただし当の本人は出世や世間の欲得になんら興味もない死人(しびと)なのである。此れについて著者は本文で以下の様に述べている。

『彼等は死人(しびと)である。既に死人だからこそ、平静に死を見つめ迎えることが出来る。そしてそうでなくては戦闘のプロとはいえまい。間違っては困る。彼等の仕事とはあくまで闘うことである。闘って死ぬことである。死人にほかのことが出来る道理がなかった。又それだからこそ、武士には扶持というものがあるのだ。扶持は断じて戦功に対する褒賞ではない。それはすぐれた『いくさ人』を維持してゆくための必要経費だったのである。」

此の後も、島原の乱の軍令違反を恨み、藩主勝重を切腹に追い込もうとした信綱の屋敷を、浪人衆が化けた僧侶による夜通しの読経で追い詰めて閉門で済ませたり(第2話)、吉原で旗本奴水野出雲守成貞と闘争し此れを屈服させたり(第3話)、鍋島藩の旧主龍造寺家の血流、龍造寺伯庵の家名再興と佐賀藩分断の企図を挫いたり(第4話)、分家の小城藩主鍋島元茂と、蓮池藩主鍋島直澄の本家後継争いを抑え、裏で糸を引いた家老筆頭多久美作守を膺懲(第5話)、と陰に陽に活躍する。また思いがけず産まれた双子の実子に与える為、肥前の山中で大熊を仕留める猟の様子などは(第6話)、いくさ人の本懐を描いていて大変興味深い。

最後に鍋島武士の凄絶さを示す本文を引用する。
『犬死という言葉には、価値観が含まれている。何をもって犬死と云い、何をもって犬死でないと云うのか。それはその人間の判断による。要するにそれは計算であり、損得ということになる。
『武士道といふは、死ぬ事と見附けたり。二つ二つの場にて、早く死ぬ方に片附くばかりなり。別に仔細なし。胸すわつて進むなり。図に当らぬは犬死などといふ事は、上方風の打上りたる武道なるべし。二つ二つの場にて、図に当るやうにするは及ばぬ事なり。我人、生くる方が好きなり。多分好きの方に理が附くべし。若し図にはづれて生きたらば腰抜なり。この境危きなり。図にはづれて死にたらば、犬死気違ひなり。恥にはならず。これが武道に丈夫なり。毎朝毎夕、改めては死に改めては死に、常住死身になりて居る時は、武道に自由を得、一生落度なく、家職を仕果すべきなり。』
これは余りにも有名な『葉隠』の一節である。佐賀鍋島の武士のこころざしたものは、『犬死気違ひ』になることだった。杢之助と萬右衛門の二人には、明らかにそれがある。ことの大小を問わず、理由の正逆を問わず、一瞬に己れのすべてを賭けて悔いることがない。正に勁烈としかいいようがない生きざまである。』(下巻に続く)
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.54:
(4pt)

題名より重く無い

面白かったです
途中から、なんとなく鍋島藩中の事件簿的になります
一つ一つの事件や登場人物が徐々につながっていく感覚も面白いす
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.53:
(5pt)

歴史もの初心者でも

歴史ものは,似たような名前の登場人物で,覚えられなかったり,あれ?これ,だれだっけ?と読んでいる途中で読み返すと繰り返している私でしが,こちらの本に出てくる登場人物は皆,個性あふれる人間ばかり.すぐに上巻を読み終えました.
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.52:
(5pt)

この先が知りたい

すすめられて読み始めたのですが,どんどん本の中に引きこまれて・・あっと言う間に読み終え,この先が読みたいと思える一冊でした.
死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)より
4101174199
No.51:
(5pt)

引き込まれる文章

常人には理解不能で共感不能な主人公、という設定で、いかに主人公を読者に応援させるか? そんな困難なテーマなのに、読者に近い語り部の求馬の目線を入れることで、見事に、主人公の生き方を受け止めざるを得ない。そんな文芸の離れ業が堪能できた。

ともかく、引き込まれる文章で、上巻を読んだら、下巻も読まざるを得ない
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.50:
(5pt)

人生のバイブルです

著者の作品は全部読んでますが、私のベストはこの上下巻です。

生きる事、死ぬことについて深く考えさせらる本です。

隆作品全てに言えますが、主人公が本当にカッコいい!
こんな生き様、死に方に激しく魂を揺さぶられます。

是非本作をはじめ隆作品に触れて頂きたいです!
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
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No.49:
(5pt)

『影武者徳川家康』で隆慶一郎氏を知ったつもりでいた

氏の作品で一番好きだ。
『花の慶次』の原作だと『一夢庵風流記』を買ったが「まぁこんなもんか」と呼んでいた。
漫画の『影武者徳川家康』に触れ、物足りないと原作に。べらぼうに面白い。
影武者を十年近く氏の最高傑作として崇めたが、
これこそ男のバイブルだろう。
カッコいい不器用な男達なんて惚れるしかないだろう。
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.48:
(5pt)

リアル。

文字から広がるイメージが凄い。素敵な出会いに感謝したい。
主従関係や友情、漢くささが好きです。
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.47:
(5pt)

格好いい生き様死に様ですね。

繰り返し繰り返し何度も読んで、胸を熱くしながら楽しませてもらっています。
こういう熱い漢の人と出会いたいなと思っています。
死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)より
4101174199
No.46:
(5pt)

島津もいいけど鍋島もね

薩摩武士はいろんな作品に登場して、その狂いっぷりを遺憾なく発揮してますが、鍋島武士も負けちゃあいない!
主人公の斎藤杢之助は毎朝布団の中でたっぷり死んで、死人になったら活動開始。自分の美学(価値観)に合わないのならば、老中だろうが藩主の一族だろうが脅したりぶん殴ったりするぜ!
恐ろしいのは、この死人が杢之助ただ一人ではないってこと。盟友中野求馬、牛島萬右衛門の二人に加え、モブの浪人組もみんな死人。この連中が世にはびこる理不尽、難癖、陰謀、暴力に対峙する!

男と生まれたからにはかくありたいと思わせる生き様が描かれた痛快無比のエンターテイメント!
死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)より
4101174180
No.45:
(5pt)

鍋島藩の武士道

今とは違う時代であるが、この時代も今の時代も武士道は生きていると感じた。
まさしく、今の時代も武士道とは、死ぬことと見つけたり
死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)より
4101174199

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