銀河英雄伝説

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評判

銀河英雄伝説の評価:

4.43/5点 レビュー 107件。 S ランク

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平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全162件 101〜120 6/9ページ
No.62
(5pt)

ヤン艦隊誕生

小説は人物を描くもの。銀河英雄伝説で描かれる人物はというとラインハルトとヤン・ウェンリーの二人だ。
ただ、本作の非凡なところは主役以外の人物像が明瞭に刻まれていることだ。
例えば、最初に出てくるアスターテ会戦ではラインハルトの麾下には5人の提督がいる。
そのうち、メルカッツとファーレンハイトはこの後、戦場で轡を並べたかと思うとお互いに対峙したりと人生の有為転変を見せてくれる。
それが、正義とか国家とかといった大層なことより、やむを得ない運命の選択を重ねた結果なのが切ない。
そんな、ドラマがいくつも通奏低音のように折り重なり、事件や会戦ごとに浮かび上がってくる。
単なるSF小説ではない。

さて本巻では主役級のキャラクターがもう一つ誕生する。人間ではない。
同盟軍第13艦隊、通称、ヤン艦隊。
ラインハルトは艦隊指揮官というよりは簒奪者か皇帝かであって、艦隊をはじめとするハードは消耗品でしかない。
むろん、麾下の将兵を気遣う描写は多々あるが、その役割は主として前半はキルヒアイス、後半はマリーンドルフと提督たちが担っている。
しかし、ヤン・ウェンリーは終始、艦隊指揮官であり艦隊はその半身を形作るといって過言ではない。
イゼルローン攻略を終え、退役を申し出たヤン・ウェンリーにシトレ本部長が「君の艦隊だ」と語りかける。
この時、ヤン・ウェンリー自身もそのことを思い知ることになる。本当の意味での「ヤン艦隊」の誕生だ。
そしてヤン自身が亡くなった後も、ヤン艦隊は戦い続けることになる。

登場人物の多彩さ、背景となる社会制度、それに至る歴史とスケールと厚みを考えると10巻で完結したのだ奇跡とも思える。
まずは、主要キャラクターを本巻で一覧して、ゆるゆると読み進めていくことをお勧めする。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015
No.61
(5pt)

ヤン艦隊誕生

小説は人物を描くもの。銀河英雄伝説で描かれる人物はというとラインハルトとヤン・ウェンリーの二人だ。
ただ、本作の非凡なところは主役以外の人物像が明瞭に刻まれていることだ。
例えば、最初に出てくるアスターテ会戦ではラインハルトの麾下には5人の提督がいる。
そのうち、メルカッツとファーレンハイトはこの後、戦場で轡を並べたかと思うとお互いに対峙したりと人生の有為転変を見せてくれる。
それが、正義とか国家とかといった大層なことより、やむを得ない運命の選択を重ねた結果なのが切ない。
そんな、ドラマがいくつも通奏低音のように折り重なり、事件や会戦ごとに浮かび上がってくる。
単なるSF小説ではない。

さて本巻では主役級のキャラクターがもう一つ誕生する。人間ではない。
同盟軍第13艦隊、通称、ヤン艦隊。
ラインハルトは艦隊指揮官というよりは簒奪者か皇帝かであって、艦隊をはじめとするハードは消耗品でしかない。
むろん、麾下の将兵を気遣う描写は多々あるが、その役割は主として前半はキルヒアイス、後半はマリーンドルフと提督たちが担っている。
しかし、ヤン・ウェンリーは終始、艦隊指揮官であり艦隊はその半身を形作るといって過言ではない。
イゼルローン攻略を終え、退役を申し出たヤン・ウェンリーにシトレ本部長が「君の艦隊だ」と語りかける。
この時、ヤン・ウェンリー自身もそのことを思い知ることになる。本当の意味での「ヤン艦隊」の誕生だ。
そしてヤン自身が亡くなった後も、ヤン艦隊は戦い続けることになる。

登場人物の多彩さ、背景となる社会制度、それに至る歴史とスケールと厚みを考えると10巻で完結したのだ奇跡とも思える。
まずは、主要キャラクターを本巻で一覧して、ゆるゆると読み進めていくことをお勧めする。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.60
(5pt)

面白い

最初はちょっと、分かりづらい?小説と思いましたが、読みすすめるうちに銀河の世界に・・・女性でも楽しめます。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.59
(5pt)

面白い

最初はちょっと、分かりづらい?小説と思いましたが、読みすすめるうちに銀河の世界に・・・女性でも楽しめます。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015
No.58
(5pt)

日本文学史上に輝く傑作

この作品ほど、私の胸を引き付ける傑作はありません

この作品を読み進めるたびに、読者は銀河に覇を競う、歴史の一員となることができます。
銀河の歴史を流れる壮大な歴史ロマンを体験することで、人間とは、国家とは、戦争とは・・
さまざまな知見を学び、体験することができるでしょう。

この作品に出てくる人物を知れば知るほど、実際の友人や先達のように、感じられることでしょう。
私はこうした人々と20年近く、人生を共にしています。
実際、この作品に出てくるある提督が亡くなった時、私を含めた多くの読者が、実際の親しい人が
亡くなったように涙を流しました。

それを可能にしているのは、ひとえに作者である田中芳樹先生の知識や構想力、描写のなせる業と
言えるでしょう
田中先生は国文科の博士課程に居たこともあり、文学や歴史など深い知識を持っています。また
戦記ものを多数書いているように古今の戦争や政治に関する知識も豊富です。

そうした現実の歴史や戦争、政治にかかわる多くの知識をベースにして本作品が書かれています。
その為出てくるキャラクターや、会戦においても史実を基にしたものも多く、リアリティを生み出
しているのだと思います。

特に政治や歴史に関する書き込みは他の作品を圧倒するものがあり、歴史の重厚さをフィクションで
生み出すことに成功しています。(作品内にもこうした物語内の歴史を解説する章がありますが、
これだけで重厚な物語を形成しています)

この作品は万人にお勧めできます。読んでない方は、ぜひ、自分を新たな歴史の世界にダイブする
ことを強くお勧めします。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.57
(5pt)

日本文学史上に輝く傑作

この作品ほど、私の胸を引き付ける傑作はありません

この作品を読み進めるたびに、読者は銀河に覇を競う、歴史の一員となることができます。
銀河の歴史を流れる壮大な歴史ロマンを体験することで、人間とは、国家とは、戦争とは・・
さまざまな知見を学び、体験することができるでしょう。

この作品に出てくる人物を知れば知るほど、実際の友人や先達のように、感じられることでしょう。
私はこうした人々と20年近く、人生を共にしています。
実際、この作品に出てくるある提督が亡くなった時、私を含めた多くの読者が、実際の親しい人が
亡くなったように涙を流しました。

それを可能にしているのは、ひとえに作者である田中芳樹先生の知識や構想力、描写のなせる業と
言えるでしょう
田中先生は国文科の博士課程に居たこともあり、文学や歴史など深い知識を持っています。また
戦記ものを多数書いているように古今の戦争や政治に関する知識も豊富です。

そうした現実の歴史や戦争、政治にかかわる多くの知識をベースにして本作品が書かれています。
その為出てくるキャラクターや、会戦においても史実を基にしたものも多く、リアリティを生み出
しているのだと思います。

特に政治や歴史に関する書き込みは他の作品を圧倒するものがあり、歴史の重厚さをフィクションで
生み出すことに成功しています。(作品内にもこうした物語内の歴史を解説する章がありますが、
これだけで重厚な物語を形成しています)

この作品は万人にお勧めできます。読んでない方は、ぜひ、自分を新たな歴史の世界にダイブする
ことを強くお勧めします。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015
No.56
(4pt)

アンネローゼさんってそんなに悲劇の主人公なの?

この話は好きだし、特に3巻目以降とっても面白くなって、これより面白い本ってちょっと思いつかないんだけれども、いくつかとても気にかかるところがある。

まず、女性が少ない。その少ない女性も、誰かの妻、誰かの娘、誰かの恋人。これだけ。書かれてからの間によっぽど女性の社会進出が進んだんだろうか。未来の話にしては不自然だけど、田中芳樹は沢山の女性は書き分けられないから、しょうがないとも言える。

次に、悲劇の主人公アンネローゼさん。この先誰と結婚することも、誰かの子を産むこともなくと、6巻辺りで決めつけられていたけど、まだ30代前半だから、充分結婚も出産も可能だと思う。それに、皇帝に15で処女を奪われたってそんなに悲劇かな? 多分、貴族階級だから名前しか知らない夫に嫁ぐ可能性が高いと思うけど、夫に初夜に処女を奪われるのと何が違うのか、正直わからない。この人が何を考えているのか全く出てこないことが、話の中心に奇妙な空白を作っているように思う。

と思って読んでいくと、急に、女性の歴史家の方が男性の歴史家よりも、アンネローゼさんがラインハルトにもっと何かしてやるべきだったという批判が強いとあって、ちょっとドキッとした。でも、実際、女の私は、普通の恋愛結婚じゃない政略結婚と何も変わらないから、貴族女性としては普通の人生だと思ってしまうのだけれど、そこに釘を刺された気分で、気にかかってしばらく悩んだりした。

でもやっぱり、悲劇の主人公として扱われることで、アンネローゼさんの人間的魅力は、ただの偶像としての魅力に押しつぶされてなくなってしまったと思う。主役の一人になりえたのに、もったいないなあと。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.55
(4pt)

アンネローゼさんってそんなに悲劇の主人公なの?

この話は好きだし、特に3巻目以降とっても面白くなって、これより面白い本ってちょっと思いつかないんだけれども、いくつかとても気にかかるところがある。

まず、女性が少ない。その少ない女性も、誰かの妻、誰かの娘、誰かの恋人。これだけ。書かれてからの間によっぽど女性の社会進出が進んだんだろうか。未来の話にしては不自然だけど、田中芳樹は沢山の女性は書き分けられないから、しょうがないとも言える。

次に、悲劇の主人公アンネローゼさん。この先誰と結婚することも、誰かの子を産むこともなくと、6巻辺りで決めつけられていたけど、まだ30代前半だから、充分結婚も出産も可能だと思う。それに、皇帝に15で処女を奪われたってそんなに悲劇かな? 多分、貴族階級だから名前しか知らない夫に嫁ぐ可能性が高いと思うけど、夫に初夜に処女を奪われるのと何が違うのか、正直わからない。この人が何を考えているのか全く出てこないことが、話の中心に奇妙な空白を作っているように思う。

と思って読んでいくと、急に、女性の歴史家の方が男性の歴史家よりも、アンネローゼさんがラインハルトにもっと何かしてやるべきだったという批判が強いとあって、ちょっとドキッとした。でも、実際、女の私は、普通の恋愛結婚じゃない政略結婚と何も変わらないから、貴族女性としては普通の人生だと思ってしまうのだけれど、そこに釘を刺された気分で、気にかかってしばらく悩んだりした。

でもやっぱり、悲劇の主人公として扱われることで、アンネローゼさんの人間的魅力は、ただの偶像としての魅力に押しつぶされてなくなってしまったと思う。主役の一人になりえたのに、もったいないなあと。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015
No.54
(5pt)

日本SF界の誇るスペース・オペラの名シリーズ。

これも未読を恥じるSFの傑作。ファンのみなさん、ごめんなさい。俗っぽい(わかりやすい)ラインハルト・フォン・ローエングラムが主人公のBL的なスペース・オペラかと、誤解してました! もう一人のヒーロー、ヤン・ウェンリーがすばらしすw

日本SF界の巨人(文字通り)鏡明氏の解説(P375)から。
「余談だが、その結果として、私の個人的なひいきであるヤン・ウェンリーの存在理由が生まれてきたわけだ。一人のヒーローの個人的な戦いとしてのスペース・オペラでは、ヤン・ウェンリー的な人物は、サブ・キャラクターとしてしか存在できないからだ。戦略が必要とされて初めて、戦略家が存在するわけだ。そして、この理想的な戦略家は、善と悪について語らない。私がヤン・ウェンリーをひいきにするのは、彼が、この物語を象徴する存在だとおもっているからだ。」

そのヤン・ウェンリーの言葉。「恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもののぞみはしない。だが何十年かの平和でゆたかな時代は存在できた。吾々がつぎの世代になにか遺産を託さなくてはならないとするなら、やはり平和がいちばんだ。そして前の世代から手わたされた平和を維持するのは、次の世代の責任だ。それぞれの世代が、のちの世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和がたもてるだろう。忘れれば先人の遺産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。(中略)要するに私の希望は、たかがこのさき何十年かの平和なんだ。だがそれでも、その十分の一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。」(P183〜)

未来史を読んでいるというより、まるで古代ローマや中国の帝国物語を読んでいるようだ。鏡氏の述べるように「そしてそうした試みが、すでに二十年以上も前に(2007年の解説)、この国で成されていたということを、私たちは誇りに思っていいと信じる。」
ええ、誇りに思いますとも! 素晴らしい。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.53
(5pt)

日本SF界の誇るスペース・オペラの名シリーズ。

これも未読を恥じるSFの傑作。ファンのみなさん、ごめんなさい。俗っぽい(わかりやすい)ラインハルト・フォン・ローエングラムが主人公のBL的なスペース・オペラかと、誤解してました! もう一人のヒーロー、ヤン・ウェンリーがすばらしすw

日本SF界の巨人(文字通り)鏡明氏の解説(P375)から。
「余談だが、その結果として、私の個人的なひいきであるヤン・ウェンリーの存在理由が生まれてきたわけだ。一人のヒーローの個人的な戦いとしてのスペース・オペラでは、ヤン・ウェンリー的な人物は、サブ・キャラクターとしてしか存在できないからだ。戦略が必要とされて初めて、戦略家が存在するわけだ。そして、この理想的な戦略家は、善と悪について語らない。私がヤン・ウェンリーをひいきにするのは、彼が、この物語を象徴する存在だとおもっているからだ。」

そのヤン・ウェンリーの言葉。「恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもののぞみはしない。だが何十年かの平和でゆたかな時代は存在できた。吾々がつぎの世代になにか遺産を託さなくてはならないとするなら、やはり平和がいちばんだ。そして前の世代から手わたされた平和を維持するのは、次の世代の責任だ。それぞれの世代が、のちの世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和がたもてるだろう。忘れれば先人の遺産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。(中略)要するに私の希望は、たかがこのさき何十年かの平和なんだ。だがそれでも、その十分の一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。」(P183〜)

未来史を読んでいるというより、まるで古代ローマや中国の帝国物語を読んでいるようだ。鏡氏の述べるように「そしてそうした試みが、すでに二十年以上も前に(2007年の解説)、この国で成されていたということを、私たちは誇りに思っていいと信じる。」
ええ、誇りに思いますとも! 素晴らしい。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015
No.52
(4pt)

これだけ読んで本当の歴史を学ばないと、とんでもない悪書かもしれない(笑)。

本作が世に出たのは確か1982年、
「スターウォーズ」やらS・スピルバーグ作品やらの成功で、
映像メディアを中心にSFブームとかいわれていた時分であり、
その後、法外な規模のプロジェクトに発展出来たのもその影響は大きい。

とはいえ小説家としてはまだまだ新鋭ミステリー作家(笑)だった著者のこと、
トクマノベルスの新書版で初めて遭遇した本巻ではタイトルもまだ、
「〜篇」もローマ数字の巻数も付いて無い『銀河英雄伝説』のみという扱い、
こりゃまた大仰な題名じゃ、と半ば呆れてページを繰り始めたものだ。

果たしてそこに展開された物語は…三国志はもとよりローマ〜欧州へと連なる近代史から、
戦史・科学史・人類文化史の壮大なパスティーシュ、悪く言えばヒトの歴史のパロディ。
筒井ならブラックに笑い飛ばしたであろうこのテーマを、
本著者は(大いにユーモアを交えつつも)大真面目に劇的に語り上げた。
その描写は人物造形・ディテール・無茶な科学考証・語り口の全てに於いて確信犯的で、
それが多くの支持を得、現在に至るもメディアの枠を超えて人気を博している。

不人気ならば全一巻で終了の可能性も少なくなかった本書では、
先述の特徴はより際立っている。演者たちはニコリともせずに悲喜劇を演じ切っていて、
それは宛らモンティ・パイソンやピーター・セラーズの笑いの如く、
マニア受けや楽屋落ちの対極に位置して、以降の作品世界を支えていると思うのだ。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.51
(4pt)

これだけ読んで本当の歴史を学ばないと、とんでもない悪書かもしれない(笑)。

本作が世に出たのは確か1982年、
「スターウォーズ」やらS・スピルバーグ作品やらの成功で、
映像メディアを中心にSFブームとかいわれていた時分であり、
その後、法外な規模のプロジェクトに発展出来たのもその影響は大きい。

とはいえ小説家としてはまだまだ新鋭ミステリー作家(笑)だった著者のこと、
トクマノベルスの新書版で初めて遭遇した本巻ではタイトルもまだ、
「〜篇」もローマ数字の巻数も付いて無い『銀河英雄伝説』のみという扱い、
こりゃまた大仰な題名じゃ、と半ば呆れてページを繰り始めたものだ。

果たしてそこに展開された物語は…三国志はもとよりローマ〜欧州へと連なる近代史から、
戦史・科学史・人類文化史の壮大なパスティーシュ、悪く言えばヒトの歴史のパロディ。
筒井ならブラックに笑い飛ばしたであろうこのテーマを、
本著者は(大いにユーモアを交えつつも)大真面目に劇的に語り上げた。
その描写は人物造形・ディテール・無茶な科学考証・語り口の全てに於いて確信犯的で、
それが多くの支持を得、現在に至るもメディアの枠を超えて人気を博している。

不人気ならば全一巻で終了の可能性も少なくなかった本書では、
先述の特徴はより際立っている。演者たちはニコリともせずに悲喜劇を演じ切っていて、
それは宛らモンティ・パイソンやピーター・セラーズの笑いの如く、
マニア受けや楽屋落ちの対極に位置して、以降の作品世界を支えていると思うのだ。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015
No.50
(1pt)

本文以外全てがダメ

銀河英雄伝説の内容が素晴らしいことは今更語るまでもないので、この文庫本に対する評価。
まず表紙の絵だがこのアマゾンで確認できる通りのものである。個人的な感想として、薄っぺらい絵で、全く物語を思い起こさせない。大いに不満である。
つぎに、挿絵は一切無い。それを好む人もいるかとは思われるが、まずキャラ絵などのイメージがないと執筆できないことがあるという著者。読者の中にも挿絵を含めた「絵」にこだわりを持つ方は多いはず。少なくとも私にはこだわりがあるので、不満。
最後にあとがきである。第一巻は鏡明氏が書いている。これが全く面白くない。三流コラム以下。
また、十巻すべて別々の方があとがきを担当している。あとがきはその巻に則したあとがきではなく銀河英雄伝説全体に関する論評か感想かエピソード。
トクマ・ノベルズ版では、あとがきは全て著者自身が書いており作品に対する様々な思いを知ることができるが、それに対してこの文庫ではあまりに粗末な内容。不満。
以上の理由よりこの文庫本の評価は最低の星1。
ただ名作銀河英雄伝説が、新品で簡単に書店購入できるのは素直にありがたい。作品自体はぜひ多くの方に触れてもらいたい。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.49
(1pt)

本文以外全てがダメ

銀河英雄伝説の内容が素晴らしいことは今更語るまでもないので、この文庫本に対する評価。
まず表紙の絵だがこのアマゾンで確認できる通りのものである。個人的な感想として、薄っぺらい絵で、全く物語を思い起こさせない。大いに不満である。
つぎに、挿絵は一切無い。それを好む人もいるかとは思われるが、まずキャラ絵などのイメージがないと執筆できないことがあるという著者。読者の中にも挿絵を含めた「絵」にこだわりを持つ方は多いはず。少なくとも私にはこだわりがあるので、不満。
最後にあとがきである。第一巻は鏡明氏が書いている。これが全く面白くない。三流コラム以下。
また、十巻すべて別々の方があとがきを担当している。あとがきはその巻に則したあとがきではなく銀河英雄伝説全体に関する論評か感想かエピソード。
トクマ・ノベルズ版では、あとがきは全て著者自身が書いており作品に対する様々な思いを知ることができるが、それに対してこの文庫ではあまりに粗末な内容。不満。
以上の理由よりこの文庫本の評価は最低の星1。
ただ名作銀河英雄伝説が、新品で簡単に書店購入できるのは素直にありがたい。作品自体はぜひ多くの方に触れてもらいたい。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015
No.48
(5pt)

好きなキャラが出来ると非常に楽しめる作品!

昔アニメからファンになり、
小説、漫画と購入して
もちろん同人誌も!
繰り返し読んだ作品です! 好きなキャラが
主人公の片方ラインハルト様
で大変楽しめました!
脇役を好きになったり、
ヤンを好きになると、
亡くなると読めなくなる人が多いと聞いてます!
アニメで大好きな声優
堀川亮さんが
ラインハルト様だったので
彼の声で読んで
楽しかった!
アニマックス
銀河英雄伝説の再放送
を見ながら(^w^)
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.47
(5pt)

好きなキャラが出来ると非常に楽しめる作品!

昔アニメからファンになり、
小説、漫画と購入して
もちろん同人誌も!
繰り返し読んだ作品です! 好きなキャラが
主人公の片方ラインハルト様
で大変楽しめました!
脇役を好きになったり、
ヤンを好きになると、
亡くなると読めなくなる人が多いと聞いてます!
アニメで大好きな声優
堀川亮さんが
ラインハルト様だったので
彼の声で読んで
楽しかった!
アニマックス
銀河英雄伝説の再放送
を見ながら(^w^)
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4488725015
No.46
(5pt)

二人の名将

昨日、徹夜に近い状態で読み終えた状態なので、
興奮したレビューになると思いますので、あしからずご了承を。

自治領ラントをはさんでの、帝国軍と同盟軍の銀河における戦いは、
2世紀近くも続き、戦況は膠着している。
そんなときに、銀河帝国に現れた金髪の美貌の青年、ラインハルトン。
彼は、下級貴族の生まれながら、優れた軍事能力を持ち、頭角を現していく。
一方、自由惑星同盟にも、天才的な用兵家ヤンが脚光を浴びるようになっていた。
対照的な二人の英雄が、銀河の戦場で合間見えることになる。

帝国軍と同盟軍、なんて聞くと圧倒的に前者が悪者で、後者が善ってイメージなんですけど、
意外とどっちもどっちな、どろどろの状態で、
そんじゃあ、自治領ラントが、いい者なのかというと、こいつも私利私欲に走ってるしたたか者で、
どう転んでも、私たち一般国民は辛い目にあうのね、って感じ。

唯一の希望は、同盟国の勝利よりも平和を望んでいるヤンにあるのですが、
残念なことに、ヤンは権力もないし、あっても使いたくないタイプ。
いささか、立場が弱く旗色が悪い。
一方のラインハルトンは、積極的に権力を得て、勢力を増していく。
あらゆるものを手に入れようとするラインハルトンは、恐ろしいけど惹きつけられる。

どんな結末が待ってるのか、今すごいわくわくしてる。
もう読破してしまった人は、きっと私がうらやましいんだろうな、と思ってニヤニヤしてしまう。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.45
(5pt)

二人の名将

昨日、徹夜に近い状態で読み終えた状態なので、
興奮したレビューになると思いますので、あしからずご了承を。

自治領ラントをはさんでの、帝国軍と同盟軍の銀河における戦いは、
2世紀近くも続き、戦況は膠着している。
そんなときに、銀河帝国に現れた金髪の美貌の青年、ラインハルトン。
彼は、下級貴族の生まれながら、優れた軍事能力を持ち、頭角を現していく。
一方、自由惑星同盟にも、天才的な用兵家ヤンが脚光を浴びるようになっていた。
対照的な二人の英雄が、銀河の戦場で合間見えることになる。

帝国軍と同盟軍、なんて聞くと圧倒的に前者が悪者で、後者が善ってイメージなんですけど、
意外とどっちもどっちな、どろどろの状態で、
そんじゃあ、自治領ラントが、いい者なのかというと、こいつも私利私欲に走ってるしたたか者で、
どう転んでも、私たち一般国民は辛い目にあうのね、って感じ。

唯一の希望は、同盟国の勝利よりも平和を望んでいるヤンにあるのですが、
残念なことに、ヤンは権力もないし、あっても使いたくないタイプ。
いささか、立場が弱く旗色が悪い。
一方のラインハルトンは、積極的に権力を得て、勢力を増していく。
あらゆるものを手に入れようとするラインハルトンは、恐ろしいけど惹きつけられる。

どんな結末が待ってるのか、今すごいわくわくしてる。
もう読破してしまった人は、きっと私がうらやましいんだろうな、と思ってニヤニヤしてしまう。
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4488725015
No.44
(4pt)

面白いけど疲れる

お話は抜群に面白いです。
ただ 文章が回りくどく、どうでもいい描写も多く、読んでて疲れます。
それでもやはり、抜群に面白いです。
銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫)より
4198905924
No.43
(4pt)

面白いけど疲れる

お話は抜群に面白いです。
ただ 文章が回りくどく、どうでもいい描写も多く、読んでて疲れます。
それでもやはり、抜群に面白いです。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より
4488725015