虚像の砦

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虚像の砦の評価:

3.95/5点 レビュー 40件。 B ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 1〜20 1/5ページ
No.82
(3pt)

虚像と書いてメディアと読む。

真山仁さんの本です。
「虚像」と書いて「メディア」と読ませます。
テレビ局でのニュース番組のネタでしたね。
舞台は、現実のTBSがモデルと思われる、PTBというテレビ局。
そこの報道のディレクターの風見が視点人物の一人。
もう一人の視点人物は、お笑いで視聴率を稼ぎまくる黒岩。
また総務省の報道関係の調査官織田馨という女性も、視点人物の一人になります。
基本は、この三人の視点人物によって語られます。
風見は、中東で日本人が誘拐され、それを独占入手したものの、なかなか報道できずに苦しむ。
一方、黒岩は視聴率に苦しむ。
織田は、いまいち放送免許などの仕事を理解していない。
基軸は、中東で日本人が拉致されました、というところから、日本では「自己責任論」が噴出、時の首相もそれに便乗、という感じで、それに対して、政権打倒を目指している「プライムニュース」のメインキャスター福森は、遠慮容赦なく政府を批判。
福森は、なんとなく筑紫哲也がイメージされているのかなぁ。
とはいえ、話はだんだんと社内紛争になっていって、つか、それ以前に、PTBの財務状況が悪すぎるんだけど、はたして総務省が再免許を認めるの?というような展開に。
そもそも、総務省は再免許を出すために、財務状況などをチェックする仕事があって、そのための指導や根回しの場であったりするという内幕も語られていきます。
そこに、東京地検特捜部が財務でのガサをいれてきて、PTBが破局的な局面に…。
はたして、ジャーナリズムの魂は守れるのか?

とはいえ、黒岩のバラエティの話だとか、総務省の話だとか、目線がかわり、それによって物の見方もかわるので、多角的にテレビ局や報道について考えることができます。
意外だったのが、総務省の対応でして、総務省って、放送局に対してコンサルみたいなことしてんだな、という。

個人的には、「放送局に対する政府の圧力」ってのは、そんなに露骨にやるようなもんじゃないですし、
もう今はネットの時代ですから、隠していても、ネットでばらされる可能性が高いので、
正直、もうテレビってオワコンじゃねえ?って気がしますね。
なんか、そういう斜陽産業の悲哀といいますか、そういうのを感じましたが、
一方で、伝えるための使命感とか、ジャーナリズムの意義というのは、よくわかりましたけど、
でもさ、やっぱり、ネット時代なんだよね、もう。

とりあえず、物語の展開としては、次々と事件がおこり、面白く読めるのですが、
黒岩のキャラが、理想的すぎて、いまいち感情移入できないんですよね。
「お行儀が良すぎる」という感じがしまして、
さらに、お笑いの才能があるというのですが、こういう才能がある人って、ディレクターなんかなれないだろ、と思いますね。
また、黒岩の父が大学教授で、風刺文学を研究しているという設定なんですけど、
「笑いの本質とは~」みたいなゴタクを並べるところが、なんか大学の先生っぽくない。
大学の先生って、そんなことに拘らなさそう。

また、総務省の織田や、それにアドバイスする人間も、なんか実在感がない有能人間で、
ちょっとリアリティに欠ける気がしました。

とはいえ、とりあえず、「テレビ」に拘る時代じゃないよな、と痛烈に感じさせてくれた本でした。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.81
(3pt)

虚像と書いてメディアと読む。

真山仁さんの本です。
「虚像」と書いて「メディア」と読ませます。
テレビ局でのニュース番組のネタでしたね。
舞台は、現実のTBSがモデルと思われる、PTBというテレビ局。
そこの報道のディレクターの風見が視点人物の一人。
もう一人の視点人物は、お笑いで視聴率を稼ぎまくる黒岩。
また総務省の報道関係の調査官織田馨という女性も、視点人物の一人になります。
基本は、この三人の視点人物によって語られます。
風見は、中東で日本人が誘拐され、それを独占入手したものの、なかなか報道できずに苦しむ。
一方、黒岩は視聴率に苦しむ。
織田は、いまいち放送免許などの仕事を理解していない。
基軸は、中東で日本人が拉致されました、というところから、日本では「自己責任論」が噴出、時の首相もそれに便乗、という感じで、それに対して、政権打倒を目指している「プライムニュース」のメインキャスター福森は、遠慮容赦なく政府を批判。
福森は、なんとなく筑紫哲也がイメージされているのかなぁ。
とはいえ、話はだんだんと社内紛争になっていって、つか、それ以前に、PTBの財務状況が悪すぎるんだけど、はたして総務省が再免許を認めるの?というような展開に。
そもそも、総務省は再免許を出すために、財務状況などをチェックする仕事があって、そのための指導や根回しの場であったりするという内幕も語られていきます。
そこに、東京地検特捜部が財務でのガサをいれてきて、PTBが破局的な局面に…。
はたして、ジャーナリズムの魂は守れるのか?

とはいえ、黒岩のバラエティの話だとか、総務省の話だとか、目線がかわり、それによって物の見方もかわるので、多角的にテレビ局や報道について考えることができます。
意外だったのが、総務省の対応でして、総務省って、放送局に対してコンサルみたいなことしてんだな、という。

個人的には、「放送局に対する政府の圧力」ってのは、そんなに露骨にやるようなもんじゃないですし、
もう今はネットの時代ですから、隠していても、ネットでばらされる可能性が高いので、
正直、もうテレビってオワコンじゃねえ?って気がしますね。
なんか、そういう斜陽産業の悲哀といいますか、そういうのを感じましたが、
一方で、伝えるための使命感とか、ジャーナリズムの意義というのは、よくわかりましたけど、
でもさ、やっぱり、ネット時代なんだよね、もう。

とりあえず、物語の展開としては、次々と事件がおこり、面白く読めるのですが、
黒岩のキャラが、理想的すぎて、いまいち感情移入できないんですよね。
「お行儀が良すぎる」という感じがしまして、
さらに、お笑いの才能があるというのですが、こういう才能がある人って、ディレクターなんかなれないだろ、と思いますね。
また、黒岩の父が大学教授で、風刺文学を研究しているという設定なんですけど、
「笑いの本質とは~」みたいなゴタクを並べるところが、なんか大学の先生っぽくない。
大学の先生って、そんなことに拘らなさそう。

また、総務省の織田や、それにアドバイスする人間も、なんか実在感がない有能人間で、
ちょっとリアリティに欠ける気がしました。

とはいえ、とりあえず、「テレビ」に拘る時代じゃないよな、と痛烈に感じさせてくれた本でした。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.80
(2pt)

駄目

面白くない
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.79
(2pt)

駄目

面白くない
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.78
(3pt)

虚像の砦

中東で日本人が誘拐された。その情報をいち早く得た、民放PTBディレクター・風見は、他局に先んじて放送しようと動き出すが、予想外の抵抗を受ける。一方、バラエティ番組の敏腕プロデューサー・黒岩は、次第に視聴率に縛られ、自分を見失っていった。二人の苦悩と葛藤を通して、巨大メディアの内実を暴く。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.77
(3pt)

虚像の砦

中東で日本人が誘拐された。その情報をいち早く得た、民放PTBディレクター・風見は、他局に先んじて放送しようと動き出すが、予想外の抵抗を受ける。一方、バラエティ番組の敏腕プロデューサー・黒岩は、次第に視聴率に縛られ、自分を見失っていった。二人の苦悩と葛藤を通して、巨大メディアの内実を暴く。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.76
(4pt)

メディアの暗部を見た思い

報道は真実を伝えること、それをどう評価するかは受け止めるが我が決めること。情報操作はもってのほかであると思う。表現の自由は誰にも認められた権利であるが、誰かを傷つけることを常に意識していてほしいと思う。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.75
(4pt)

メディアの暗部を見た思い

報道は真実を伝えること、それをどう評価するかは受け止めるが我が決めること。情報操作はもってのほかであると思う。表現の自由は誰にも認められた権利であるが、誰かを傷つけることを常に意識していてほしいと思う。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.74
(2pt)

つまらぬ(仮名)は読みにくい

せっかくのフィクションが、ところどころリアルを感じさせて、記憶と小説と、どっちにも脳みそが動いてしまって集中できませんでした。せっかくの題材を、散らかして終わらせてしまった感があります。テレビの心象操作の数々をノンフィクションで追ったほうが良い作品になる気がしました。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.73
(2pt)

つまらぬ(仮名)は読みにくい

せっかくのフィクションが、ところどころリアルを感じさせて、記憶と小説と、どっちにも脳みそが動いてしまって集中できませんでした。せっかくの題材を、散らかして終わらせてしまった感があります。テレビの心象操作の数々をノンフィクションで追ったほうが良い作品になる気がしました。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.72
(4pt)

面白い!

中東で日本人が誘拐された。その情報をいち早く得た、民放PTBディレクター・風見は、他局に先んじて放送しようと動き出すが、予想外の抵抗を受ける。一方、バラエティ番組の敏腕プロデューサー・黒岩は、次第に視聴率に縛られ、自分を見失っていった。二人の苦悩と葛藤を通して、巨大メディアの内実を暴く。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.71
(4pt)

面白い!

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.70
(5pt)

florian

図書館で借りた本を外出先で紛失してしまい弁償することになりました。中古本でもOKとのことでしたのでアマゾンさんで購入して弁償しました。
たまには本を寄付するのもいいものですね。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.69
(5pt)

florian

図書館で借りた本を外出先で紛失してしまい弁償することになりました。中古本でもOKとのことでしたのでアマゾンさんで購入して弁償しました。
たまには本を寄付するのもいいものですね。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.68
(4pt)

事件の背景に大きな闘いがしのぎあっている。志の大きさがあることで見えることがある。

ジャーナリストとは 何か?
を自問する 風見は イスラエルでの日本人人質事件を
通じて、ジャーナリストのあり方を 真剣に問う。
父親も 新聞記者で その姿を追いかけていた。
日本も二世代目が 物語の中心になっていくのですね。

お笑い系番組を企画して 視聴率オトコといわれる黒岩。
父親が 笑いの研究をしていた。
それを受け継いで、笑いを追求する。
弱いものいじめや年寄りをバカ扱いする笑いから
本当の笑いとは何かを追求する。

風見と黒岩の二人が 同じテレビ局の中で
苦闘しながら 本当の姿を 求めようとする。

一方で 『自己責任』という 言葉が どうやって発生し
どのように操作されるのかを、暴きだす。
なるほど、こんな文脈で 『自己責任』でてきたのか。

テレビ局の経営が あまり 
収益性のないビジネスモデルになってきているなかで
ドレッシング ですすめるのか?護衛集団に守られるのか?
いずれにしても マスメディアが 苦悩の選択をせざるを得ない。
それでも、マスメディアには バーチャル的な権力が存在するのは
不思議である。
こんなところに、電通がしゃしゃり出てくるのも 意外な感じがあった。

真山仁の 追求するテーマが 先鋭化しているのは、
彼のもつ 志が 大きいのかもしれない。
大きく物事をとらえながら、言葉の意味を
事件の背景に 大きな闘いが しのぎあっている。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.67
(4pt)

事件の背景に大きな闘いがしのぎあっている。志の大きさがあることで見えることがある。

ジャーナリストとは 何か?
を自問する 風見は イスラエルでの日本人人質事件を
通じて、ジャーナリストのあり方を 真剣に問う。
父親も 新聞記者で その姿を追いかけていた。
日本も二世代目が 物語の中心になっていくのですね。

お笑い系番組を企画して 視聴率オトコといわれる黒岩。
父親が 笑いの研究をしていた。
それを受け継いで、笑いを追求する。
弱いものいじめや年寄りをバカ扱いする笑いから
本当の笑いとは何かを追求する。

風見と黒岩の二人が 同じテレビ局の中で
苦闘しながら 本当の姿を 求めようとする。

一方で 『自己責任』という 言葉が どうやって発生し
どのように操作されるのかを、暴きだす。
なるほど、こんな文脈で 『自己責任』でてきたのか。

テレビ局の経営が あまり 
収益性のないビジネスモデルになってきているなかで
ドレッシング ですすめるのか?護衛集団に守られるのか?
いずれにしても マスメディアが 苦悩の選択をせざるを得ない。
それでも、マスメディアには バーチャル的な権力が存在するのは
不思議である。
こんなところに、電通がしゃしゃり出てくるのも 意外な感じがあった。

真山仁の 追求するテーマが 先鋭化しているのは、
彼のもつ 志が 大きいのかもしれない。
大きく物事をとらえながら、言葉の意味を
事件の背景に 大きな闘いが しのぎあっている。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.66
(5pt)

自己責任論への一つの回答になりうるサスペンス

イスラム共和国という中東の国で邦人が誘拐されて、自己責任論が渦巻く、という、ここ1ヶ月(2015年2月時点)の状況そのもののような場面から始まる経済小説。
報道にしろ、陰謀にしろ、真実の追求にしろ、人間ってここまでいろんなことができるのね、と驚くようなサスペンスが繰り広げられる様は圧巻。
個人的な教訓として、サラリーマンは組織にとって欠かせない存在になってなお辞めることを恐れない存在でなければ何も成し遂げることができないのだと思わされた。
また、この一冊は昨今当たり前に語られる自己責任論に対する一つの回答でもある。
世間のことをもっとよく知りたいなら、ぜひ一読してほしい。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.65
(5pt)

自己責任論への一つの回答になりうるサスペンス

イスラム共和国という中東の国で邦人が誘拐されて、自己責任論が渦巻く、という、ここ1ヶ月(2015年2月時点)の状況そのもののような場面から始まる経済小説。
報道にしろ、陰謀にしろ、真実の追求にしろ、人間ってここまでいろんなことができるのね、と驚くようなサスペンスが繰り広げられる様は圧巻。
個人的な教訓として、サラリーマンは組織にとって欠かせない存在になってなお辞めることを恐れない存在でなければ何も成し遂げることができないのだと思わされた。
また、この一冊は昨今当たり前に語られる自己責任論に対する一つの回答でもある。
世間のことをもっとよく知りたいなら、ぜひ一読してほしい。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256
No.64
(5pt)

期待通りの内容でした

真山さんの作品はいつも描写の深さとテンポの良い展開で楽しめます。
虚像の砦 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 虚像の砦 (講談社文庫)より
406275925X
No.63
(5pt)

期待通りの内容でした

真山さんの作品はいつも描写の深さとテンポの良い展開で楽しめます。
虚像の砦 Amazon書評・レビュー: 虚像の砦より
4048736256