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血の轍



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【この小説が収録されている参考書籍】
血の轍
血の轍 (幻冬舎文庫)

血の轍の評価: 4.07/5点 レビュー 45件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 41~45 3/3ページ
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No.5:
(5pt)

秀作だが、あえてケチをつけてみる

抜群に面白い。刑事警察と公安警察の凄まじいまでの争いをここまで描いた作品は初めてだったし、
これまでの作者の作品の中でもベストと言って良い出来だと思う。

が、あえていえば、この作家サービス精神が旺盛すぎるのか、ちょっとしたエピソードを作り込みすぎて
若干納まりが悪くなっているところがないでもない。

例えば刑事側主人公と公安の対立を決定的にしたエピソードなども、そうすることで物語のドラマ性こそ増すものの
読んでいる方からすれば、たまたま偶然が重なっただけであり、主人公とその家族の運が悪かっただけと感じられないこともない。
このエピソードをもとに、主人公の公安への憎悪についての共感を読者に与えようと思ったら、
もう少し具体的な公安側のイデオロギーが主人公の対立概念として明確に示される必要があったのではないか。

もう一点これも主人公が最後近くで公安側の策略に嵌められるところなども、そのためだけにどこからみても脇の甘い行為を
物語前半で主人公に無理やり取らせたのではないか、と思われるところがある。(一言で言えば「やっぱそこきたか」となんとなく読める点)

など、かなり重箱の隅をつつくような指摘をしたが、本作が秀作であることには100%同意である。
次作も大いに期待している。
血の轍Amazon書評・レビュー:血の轍より
434402320X
No.4:
(5pt)

一味違う、新しいタイプの警察小説であろう。これは、楽しめる。

同じ警察組織に属していながら、一つの殺人事件をきっかけに始まる刑事部と公安部のメンツをかけた凄まじい捜査と追跡の闘い。公安が陽に描かれるという意味では、新しいタイプの警察小説であろう。警察車両で捜査一課長・海藤は、公園で変死体となって発見され、それが元刑事の香川であるとの無線連絡を耳にする。現場に急行しているのは一課の兎沢である。続いて、公安総務課の志水から携帯で連絡が入った。香川の死を確認するためらしい。物語の主人公は、同時期に海藤の部下であったが今は異なる部署に属する、刑事部の兎沢と公安部の志水である。2人とも30代で、捜査の中核を担う世代である。香川の死因は絞殺であった。引退後はデパートの保安員をしていたのだが、なぜ殺されたのか・・・そこには香川が掴んだ警察内部のある情報が絡んでいた。犯人を追う刑事たち、その前に立ちはだかる公安。それぞれの捜査が複雑に絡み、時系列も前後しながら物語は進行してゆく・・・。警視庁上層部を揺るがす大事件とは・・・。警察組織の矛盾とは・・・。本書における兎沢、志水のキャラクター設定が効果的であり、また、登場人物はサブキャラクターに至るまで生き生きと描かれている。過去、二人は所轄署で先輩後輩であり、そこで起きた事件や刑事部と公安部に袂を分かってからの因縁が・・・彼らのどこか歪んだ性格を形成していった。警察とは、身内をかばい合い、ときにはいがみ合う不思議な組織であり、正義の組織であるとともに隠蔽体質も備えた組織でもある。本書は普通の警察小説とは一味違うエンターテインメント小説である。面白い!
血の轍Amazon書評・レビュー:血の轍より
434402320X
No.3:
(5pt)

一味違う、新しいタイプの警察小説であろう。これは、楽しめる。

同じ警察組織に属していながら、一つの殺人事件をきっかけに始まる刑事部と公安部のメンツをかけた凄まじい捜査と追跡の闘い。公安が陽に描かれるという意味では、新しいタイプの警察小説であろう。警察車両で捜査一課長・海藤は、公園で変死体となって発見され、それが元刑事の香川であるとの無線連絡を耳にする。現場に急行しているのは一課の兎沢である。続いて、公安総務課の志水から携帯で連絡が入った。香川の死を確認するためらしい。物語の主人公は、同時期に海藤の部下であったが今は異なる部署に属する、刑事部の兎沢と公安部の志水である。2人とも30代で、捜査の中核を担う世代である。香川の死因は絞殺であった。引退後はデパートの保安員をしていたのだが、なぜ殺されたのか・・・そこには香川が掴んだ警察内部のある情報が絡んでいた。犯人を追う刑事たち、その前に立ちはだかる公安。それぞれの捜査が複雑に絡み、時系列も前後しながら物語は進行してゆく・・・。警視庁上層部を揺るがす大事件とは・・・。警察組織の矛盾とは・・・。本書における兎沢、志水のキャラクター設定が効果的であり、また、登場人物はサブキャラクターに至るまで生き生きと描かれている。過去、二人は所轄署で先輩後輩であり、そこで起きた事件や刑事部と公安部に袂を分かってからの因縁が・・・彼らのどこか歪んだ性格を形成していった。警察とは、身内をかばい合い、ときにはいがみ合う不思議な組織であり、正義の組織であるとともに隠蔽体質も備えた組織でもある。本書は普通の警察小説とは一味違うエンターテインメント小説である。面白い!
血の轍 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:血の轍 (幻冬舎文庫)より
4344421140
No.2:
(5pt)

警察小説の新旗手誕生か?

少々劇画的過ぎる部分はあるものの、作品全体に散りばめられた伏線が、最後に一つになって行く。警察小説の新たな境地を垣間見たかもしれない。
血の轍Amazon書評・レビュー:血の轍より
434402320X
No.1:
(5pt)

驚愕、震撼の物語

刑事対公安の凄まじい闘いが描かれた秀作。公安がまるでカルト宗教団体であるかのように描かれている。『震える牛』でも隠された現実に驚愕したが、この作品もまた驚愕、震撼させてくれた。何が正義で、何が事実なのか読者を混乱させるような筆致が素晴らしい。
血の轍Amazon書評・レビュー:血の轍より
434402320X

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