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冬芽の人



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【この小説が収録されている参考書籍】
冬芽の人
冬芽の人 (新潮文庫)

冬芽の人の評価: 3.86/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(4pt)

早くて綺麗!

納期が早く、本も綺麗だった。
大変満足!
冬芽の人 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:冬芽の人 (新潮文庫)より
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No.13:
(4pt)

木の枝に積もった雪が落ちるのをしずりという

他者様のレビューをごらんになればわかるように
評価の分かれる作品であることはたしか
それは「大沢在昌」という「看板」のわりに
アクション少なめ、内容が頭に入ってきにくい、
登場人物が没個性的、会話文多すぎ……等々の要因が挙げられるからだと思われます

実際、振り返ってみると、会社内での牧しずり(主人公)について、
もう少し心を揺らせられなかったのか(同僚・上司からの嫌がらせやセクハラなどで)
あまりにも、牧の周りの人間がいい人すぎるんですよ
前田光介(牧の刑事時代のペア)絡みの事件がメインとはいえ
勤務先での出来事が薄すぎました

大沢さんは『売れる作家の全技術』のなかで、
「主人公に対して残酷」な小説は面白いと書かれているのですが
今回はそういう意味ではあまり「残酷」感はなかったかな
異性が主人公ということもあるかもしれませんが
牧を含め、登場人物に感情移入しにくかったのは
大沢作品としては意外なところ

『売れる作家~』で、大沢さんは「私はほとんどプロットを作らずに小説を書く」
とおっしゃっています
たしかに、それで数多くの面白い小説をお書きになっているのはすごいと思うのですが
ただ、この『冬芽の人』においては、
起承転結の承と転が間延びし、
終盤が駆け足だったように思われましたし、
先にも書いたように本作は会話文が非常に多く、
ちょっと疲れるくらいなのです
「プロットをほとんど作らない」ことの弊害が
ちょっと出てたのかな

『冬芽の人』は、『売れる作家~』のおよそ一年後に書かれたものですが
後者には、「傑作にするつもりで書き始める」ものの、
「結果的にうまくいかなかったもの」「自分でも辛いなと思っている本が何冊かあります」
と書かれていました
また、「次の作品に行くために、とりあえず目の前の作品を仕上げて本にする」
「その後悔が、次の作品をより良いものにしようという気持ちとして働く」とも
『冬芽の人』は、大沢さんにとってそのような作品に当たるのではないでしょうか
冬芽の人 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:冬芽の人 (新潮文庫)より
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No.12:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

大沢在昌

作品としては、柔らかい感じがしますね。物語の進行が非常に気になる作品でしょうか。
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No.11:
(4pt)

冬芽の人の評価は4です

前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
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No.10:
(5pt)

プレゼントに

頼まれて購入。
本屋で買うと高いからなーと困っていたのでアマゾンであるよと教えてプレゼント。
喜んでました。
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No.9:
(5pt)

ヒロインに魅かれる。

大沢在昌の本はほとんど読んでいますが、この手のヒロインは初めてです。 自分を罰するために、心を閉ざして生きている。 けれど、真っ直ぐな情熱を持つ若者に出会ったときから、すべてが変わってしまった。 崩れそうな自分と必死に戦う。 でも、自分の心に気づいてしまった。 絶対、この若者を守る。 たった一人で、誰の助けがなくても。 ミステリーでもあり、優れたロマンス小説。 大沢在昌とは言わず、めったに出会えない素敵な物語です。
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No.8:
(5pt)

good

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
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No.7:
(4pt)

女性は強いか!

圧倒的に強い女性が主人公ではなく、心が折れそうで折れない、この強さが絶妙なバランスで推理的にも展開が非常に面白かったのです。
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No.6:
(4pt)

ラブサスペンス

新宿鮫、天使の牙以来の著者の大フアンなのだが、これも読み込めた、残念なのは、ラストが少し、強引な終わり方になている。
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No.5:
(4pt)

期待通りの大沢作品

久しぶりに大沢作品を読みましたが、はずれが無い作家ですよね。
女性が主人公でもあり、アクションよりあミステリー色が濃いように感じられます。
女性主人公と若い男性の恋愛感情は要らないです、他の引き会う設定が欲しかったです。
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No.4:
(5pt)

とても気にいった。

新刊を購入する機会を逸していたので、今回購入することができ、汚れ等はなく、
いい商品であった。
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No.3:
(4pt)

大好きな作家の久々のヒット作 

大好きな作家の久々のヒット作 って失礼かも知れませんが、氏の作品を全巻読破しているファンという事に免じてお許しをーー

後半までは登場人物達の会話や、表向きは抑制のきいた主人公の内面がつづられる。ちょっと地味な展開ながらぐいぐい引き込まれます。

そして、ラスト1/4あたりから一気にクライマックス。

最近はこのクライマックスに現実性が感じられずに好きになれなかったのですが、今回はリアリティと驚くような展開がどっちもありました。

地元福島が舞台になってるのですが、何の違和感も感じませんでした。さすがです。

表題の「とうが、ふゆめ」は秋、冬の芽だそうですが、つらい時期を乗り越えて春に花がさくような続編も期待したいです。
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No.2:
(5pt)

“女のハードボイルド”だが、過去に背を向けてきた主人公の、本当の安らぎへ物語でもある。

警視庁捜査一課の元刑事、“牧しずり”は、6年前の事件がきっかけで警察官からOLに転職をした。この物語は、自分の身代わりになった同僚の死に責任を感じ、刑事をやめた”牧しずり“の心の雪解けを描いたものである。それは6年前、練馬で起きた強盗殺人事件の捜査に当たった彼女は先輩刑事・前田光介とともに村内という男の聞き込みに行った時のこと。突然部屋を飛び出した男が”しずり“に襲いかかり、前田と揉みあいになった。その諍いがもとで前田は重症を負い、村内も逃走中にトラックにはねられて死んでしまう。DNA鑑定で、村内が練馬の犯人と判明する。責任を感じた”しずり“は程なく警官を辞めるが、2年後に前田は意識を回復することなく亡くなった。以来、”しずり“は、心を固く閉ざして生きる女となった・・・。しかし、物語はこれからである。
そして、年末のある日、前田の命日に墓参にいった“しずり”は、そこで前田の前妻の息子・仲本岬人(さきと)に声をかけられた。彼の仕事先で村内をはねた運転手の君津が働いていることを知らされる。君津は、トラックなら事故に見せかけた殺人も可能だと嘯いているという。そして・・・岬人との出会いが彼女を変えてゆく。16も年下の岬人に魅かれてゆく“しずり”、そんな自分に戸惑い、何度も会うのをやめようとする“しずり”。そして、“しずり”と岬人が在っていた店に偶然君津が現れるが、“しずり”と目が合った途端に逃げ出し、翌日、埼玉で変死体となって発見される。前田と村内に起きたのは事故ではなく事件だったのか、きっかけとなった練馬の殺人事件は・・・そのすべてを調べ直す必要があった。なぜ前田は村内に目を付けたのか・・・。すでに片が付いた事件であるから、警察には頼れない。そして、調べれば調べる程に得体のしれない悪意の存在が・・・そんな敵に、孤立無援、たった一人で戦うラストシーン・・・は必見、否、必読である!
本作における、デープ・ブラックな得体のしれない悪意の存在とは?この趣向が良い。また、著者の女のハードボイルドの記述・描写は流石で、男と女の違いに精通している著者ならではあろう。女性は唯強いのではなく、女性“しずり”が守るべきものを持ったときの”女“の強さがよく描かれている。そして、心の冬景色が鮮やかな色彩の安らぎへと・・・。
春を待つ芽を冬芽という・・・まさに“しずり”の心のリバース(rebirth)であろう。
よく練られた構想は二重に面白い。
冬芽の人 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:冬芽の人 (新潮文庫)より
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No.1:
(4pt)

少し強引でしたが・・・

大沢作品では、新宿鮫シリーズが最高ですが、なかなか出ない・・この作品は、淡々と物語が進行し、妙に引き込まれてしまいました。エンドは少々強引でしたが、まあ面白かったです。
冬芽の人 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:冬芽の人 (新潮文庫)より
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