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十津川警部 長良川心中



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十津川警部 長良川心中の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

まとまりある構成で、不自然さもカバー

好きな赤い鉄橋の羽島駅が目当てで、最初に出てきただけでしたが、読んで良かった正解です!
鉄道推理としての論理的思考を生かし、あくまで2つの心中事件をベースに展開、視点が定まっているのは読みやすかったです。例えば同じように複雑な人間模様の小説でも、今作はベテランのこなれ感でわざとらしく感じませんでした。これが現実なら偶然もあるけど(作者が決めた)筋は通っていて構成に収まっていると思います。
記者が事件を追うさりげない入りや、作者の臨場感ある会話のテンポも、理論に溶け込んでいました。
ただ、やはり配分のバランスが途中まで引き込んだわりには、最後の解決の速さには”えぇ~っ”となりました・・作者はこのような作品もありますが、最後まで主役を大事に描いてほしいですね。でも複雑さを丁寧に描いていて、スイスイ面白く読めました。。
また、作者ご自身が根性でこられており、例えば悔しい気持ちや痛みなどが、嫌味のない表現になっているとも感じました。本書は年末に読み、地元の事件がどうしても過ぎってしまいましたが、処方薬の怖さが改めて×2、身に染みました。。
昼間の長良川一帯は岐阜らしい、落ち着いて旅情ある明るい街です!夜の表情はまた、鵜飼の炎の風情がミステリアスにも映り、今作の舞台に選ばれたと感じます✦ タイトルも、妖しく情感あって哀しい✭✬
今作に限らず、まだまだ映像化してほしい作品がたくさんあります!!
十津川警部 長良川心中 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部 長良川心中 (新潮文庫)より
4101285381
No.1:
(5pt)

長良川で起きた心中のような事件。

長良川で起きた心中のような事件。
東京でもちょっと不思議な心中のような事件。

2つの事件の共通点を感じる十津川警部が謎を追う。

最後は、西村京太郎の美学に基づいて,事件が解決してしまうが、
あまりにもご都合主義のような気もする。
十津川警部の人間性をやや傷つけているような気もした。
十津川警部 長良川心中 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部 長良川心中 (中公文庫)より
4122057426

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