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欠落
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欠落の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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期待以上の程度も良いものであったので、次の機会にも、利用したい。 | ||||
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同期シリーズはおもしろい。新たなキャラクターも出てきて、なかなか良かった。 | ||||
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続編が出版されていることを知りませんでした。今回、晩夏を探していて関連商品の紹介で見つけました。買えて嬉しかったです。本の状態も良好で、思ったより到着も早かったです。 | ||||
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刑事ものとしては複線等が少なくサラッと読める本です。 漫画やTVドラマを観ている感覚で楽しめます。 今回は2つの事件を裏で操作する公安がテーマになっていますが、 もう少しこの辺を深く掘り込んでくれると小説に重厚感が出て読み応えのあるものになるのではないかと。 | ||||
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今野敏は,時代劇,SF物,警察物など幅広いジャンルの小説を書いています。東京臨海署・安積班シリーズなど警察物はテレビドラマにも取り上げられています。 特に私は,自分は天下国家のために働いていると信じて疑わない朴念仁の警察庁のエリートキャリア官僚,竜崎信也を主人公とした一風変わった警察小説の「隠蔽捜査」シリーズを楽しみに読み続けてきました。 この欠落は,公安所属の同期の刑事が懲戒免職になったことから始まる「同期」シリーズの第2作ということで手に取ってみました。 人事異動で主人公宇田川刑事の同期の女性警察官大石が警視庁特殊捜査班SITに配属されてきた。その直後都内で立てこもり事件が発生,大石が人質の身代わりとなり,そのまま犯人に連れ去られる。宇田川は,大石の行方を気にしながらも,別の殺人事件を追う。前作で懲戒免職となって警察官の身分を失いながら,公安操作に従事する蘇我を仲立ちとして,これらの事件がつながっていることを知る。 という筋立てなんですが,前作の「同期」は謎解きの部分やベテラン刑事にもまれる若手刑事の成長といった要素があって,そこそこ楽しめたのですが,この欠落はどうも中途半端な話で,エンジンがかかったかなと思ったらあっさり終わってしまったという感じでした。登場人物は前回とほぼ同じなのですが,今一つ感情移入しきれませんでした。今野の小説は,捜査する側の警察からの視点しかありませんので,話が単純だとたちまち面白くない。ちょっと残念な作品でした。 | ||||
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(ネタばれ注意!!) 『隠蔽捜査』と比べると格段にクオリティが劣ると言わざるを得ない出来だ。そのプロットも文章の切れも…。 まず、プロットに何かを訴えるものがあるわけでもなく、アッと驚く仕掛けがある訳でもない。でありながらリアリティもない。同期の絆や公安と刑事の暗闘を描きたいのだろうが、筋立てがあまりにチープだ。 リアリティの無さはそこかしこに有り、一つ二つあげれば 1.立て籠もり事件で、人質と共に犯人が裏口から逃走する。→そんなわけないだろ。 2.立て籠もり犯が逃走するという前代未聞の事件がまるで報道されない→そんな報道管制できるわけないだろ。 3.最後に中国の諜報機関が雇った殺し屋3人が、刑事たちが潜んでいる旅館を襲撃するが(SATが包囲していた旅館をそのすぐ後に襲撃するという設定自体が既にかなりチープだが) 6人対3人にしても“殺し屋”は誰も傷つけることすらできずに確保される。→プロの殺し屋?なんだよねetc.etc. また、主人公の宇田川が、いじいじと同期の女刑事の安否を気遣う様子もなんだか中途半端で、全く魅力を感じられない。文章はぶつぶつと切れ、気の効いたセリフもない。 たまたま同時期に、同じく公安と刑事の確執を描いた、誉田哲也の『国境事変』を読んだが、その構成の巧みさやテーマの設定、切れののある文章…。本書とは比べ物にならない良い出来だ。 (それでも、誉田哲也の警察ものの中では決してベストというわけではないが…) これが、警察小説の大傑作『隠蔽捜査』を書いた今野敏の作品でなければ、確かにスイスイと読めるし、一応のレベルにはあると言ってもいいのかもしれない。 しかし、『隠蔽捜査』の今野敏がこのレベルで良いわけがない。ベストを尽くさない内容に“竜崎”が泣いている。 | ||||
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良い刑事小説だと思いますが、著者のベストでは無いという感想です。ですので星4つとしたいと思います。 | ||||
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とにかく今野敏さんのものはどの作品も素晴らしいです、このシリーズもとても好きです、それに今野さんの本は大変読みやすく、わかりやすく手いいと思います、ちょっと先が読めちゃうのが玉にきずですが、総合的には一番好きな作家さんです。早く、次のが読みたいです。 | ||||
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端的な描写と登場人物の会話で、ストーリーがどんどん展開されます。複雑な伏線がない分、一気に読みきりできます。各シーンがドラマのカット割りのように、イメージがしやすいですね。パッと見た目、紙上に空間が多い(=文字数が少ない)ですので、重厚タイプの文章が好きな方には少し物足りないかも。ミステリ的な要素より、ドラマ的な展開がお好みのご貴兄にはオススメです。 | ||||
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多作の今野さんにしても今年は怒涛の出版ラッシュ。その第一弾。 本作はシリーズとしては二作目に当たるが流石に練れた作風で安心して読めた。主人公宇田川刑事の同期、SIT所属の女刑事が立てこもり事件の人質身代わりとして連れ去られる。同時並行で発生した連続殺人事件の捜査本部に参加する宇田川刑事は、同期の身を案じつつ捜査に打ち込むが、事件は意外な様相を呈し思わぬ方向へ・・・。宇田川刑事を軸に同期の女刑事大石、懲戒免職となった謎の多い同じく同期の元刑事蘇我を中心に事件は展開する。事件の裏で暗躍する公安との駆け引きもさることながら、刑事同士の心理戦も物語に厚みを出しており一級のエンタメとしてあっという間に読破。相変わらず楽しませてもらった。多作な今野作品の中でもエンタメ寄りの作品で、読書中もとにかく先を知りたくなるようなスピーディーな展開が心地よい。宇田川、大石、蘇我の同期三人の関係がどの様に展開するかを含め、シリーズとして次作が今から楽しみ。 | ||||
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いくらなんでも、捜査本部を陽動作戦にするほど公安の力があるとは思えないし、刑事を人質にした犯人を見失う警察があるはずがない。 STシリーズのようなエンターテイメント警察小説ならば何があっても楽しめるのに、この作品は隠蔽捜査や安積班のようなリアル警察小説であるとすれば、ちょっと結末ありきの展開に途中で読む気が失せてしまいました。 もっと宇田川だけが真相に気づき、責められながらも捜査本部から単独行動をして真相に近づくような展開にした方が、らしくてよかったのでは? とても残念な作品でした。 | ||||
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立てこもり監禁事件の身代わり人質となったSIT(特殊犯罪捜査係)の女刑事・大石は、巧妙な犯人により拉致されたまま行方不明に・・・。彼女と同期の警視庁捜査一課の刑事である宇田川は、広域連続殺人事件と思われる”帳場“に配属されながらも、大石の安否が気になって仕方が無い。しかし大石誘拐事件は、何故か解決する様子がない。さらに自らが関わる殺人事件も、公安主導の捜査へと変わっていき、同様に不審な点が多い大石の誘拐事件にも公安が介入し、そのために犯人逮捕と大石の救出がままならないということになった。解決への道は見えなかった。そんな状況で、宇田川は2つの事件に共通する何者かの意志による”まるで捜査を進めたくないような“捜査の進抄に違和感を抱くようになっていく・・・。わけがわからずに苛立つ宇田川であったが、ふと、同期の蘇我が大石が誘拐された次の日に、電話をかけてきたことを思い出す。蘇我は、表向きは警察を「懲戒免職」という形になっているが、裏では公安の、かなり危険な仕事をしているはずだ。さらに蘇我は親しかった同期の大石を、大して心配している様子ではなかった。つまり彼は、両方の事件の裏の事情を知っており、なんらかの関わりがあるに違いないと思い。宇田川は蘇我に連絡を取り、彼を問い詰める・・・・。 やがて、明かにされる2つの事件の、思いもよらぬからくりと繋がりとは・・・。 本書は“警察小説”の第1人者のデビュー35周年記念連続刊行企画第1弾である。 著者の描く脇役の警官は、相変わらず良い味を出している。 | ||||
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今野敏の『同期』に続く、宇田川刑事&蘇我シリーズ第2作。 相変わらずのスピーディな展開とヒネリの効いたプロットが面白くて、ぐんぐん一気に読まされた。 割と普通に始まりながら、読み進むうちにとんでもない話にもっていく。今野敏のエンターテイメントの腕は、ほんと上手い。 人物が良いなあ。右往左往しているだけのように見えて、いつのまにか事件に風穴を空けてゆく宇田川刑事、面白い! このシリーズのトリックスターは蘇我だと思っていたけれど、実は主人公の宇田川もなのかも、と思った。 トリックスターが2人というのが、このシリーズのヒネリの効いた面白さを生み出しているのかもしれない。 安積班シリーズや隠蔽捜査シリーズの新作等、今野さんの今年の4作品の出版予定が、帯の袖や折込みチラシにあった。 しかし、これが全部違う出版社から出るのだから驚いた。ちょっと前だと、講談社と集英社と新潮社の合同企画なんて考えられなかった。 今でこそ、合同企画は見かけるようになったが、以前は他社の本の宣伝になることなんか決してやらなかった大手版元たち・・・。 出版不況のため、皆で力を合わせて盛り上げていかなくちゃならない背景が、もちろんあるとは思うけれど。 それにしても、作家デビュー35周年とはいえ、なかなかあることじゃない。 これも、今まで各社で良い仕事をし、実績を残してきた今野さんだからこそ実現したのだろう。 あらためて、今野敏は凄い小説家だと思った。ファンとしては、今年はほんと楽しみだ! | ||||
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もちろん一気読み。余計なところがなく、ぐいぐい引き込まれていきました。 捜査本部で主人公・宇田川とペアを組む「すっぽんの佐倉」もいい味出してたな。 どんな内容だったって?そんなのもったいなくて、書けません(笑)。とにかく一読の価値あり! そして今年2013年は、今野さんデビュー35周年。 2月に安積班、5月に捜査&報道、6月に隠蔽捜査の各シリーズ最新作刊行だそうですよ。 | ||||
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