いつまでもショパン
評判
いつまでもショパンの評価:
3.94/5点 レビュー 50件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 61〜80 4/6ページ
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いつまでもショパンの評価:
3.94/5点 レビュー 50件。 B ランク
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思っていましたが、予想通りやはり知名度のあるショパンできた。
バッハの幾何学的な構築性やブラームス、ベートーベンの重厚さは
さすがに一般受けするような文章で描写するのは難しいとさけたのでせう。
スクリャービンやスカルラッティじゃやや華やかさがたりないですし、
リストやシューベルトは有名だけど意外と楽曲描写やアナリーゼが難しい、
シューマンでは奥泉光をとても凌駕できそうにないし・・・
で、結局、楽曲もなじまれているショパンに落ち着いたってとこか。
シリーズ3作中では、一番「なんじゃこりゃ?」感が強かった。
はっきりいうと、ミステリとしては三流。
一方、国際ピアノコンクールを舞台にしている以上、単なる楽曲描写や抒情的
表現だけで許されるはずなく、演奏者の技術は勿論、それぞれのピアノを歌わ
せる力量の差までも描き分ける必要があると思うが、到底そんなレベルには
到達してない。というか、文字で演奏の個性をかき分けるなんてことが可能な
のは田秀和か吉田健一か、生きている人なら片山杜秀だけでせう。
(吉田秀和のルプーのシューベルト批評を読んで、初めてルプーのピアニズム
の機微を写し取った文章にであったと驚愕したものだ)
単なるショパン入門としてなら、音楽の友社の新書版作曲家解説シリーズを
読むほうがずっとちゃんとした知識を得られる。
今回は音楽描写にははなから期待せず、ミステリとしてだけ楽しもうと思った
のだが、そうしてみても楽しめる点はほとんどなかった。
3度目の正直を期待したのだが、残念。