■スポンサードリンク


地の底のヤマ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

地の底のヤマの評価: 4.10/5点 レビュー 30件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
<<12
No.3:
(5pt)

今度の直木賞はこれでキマリ。

大牟田市の三池炭坑を舞台に、1人の警官の人生を追いながら、実在した組合問題、人権問題から人生や恋愛まで細かく、かつ丁寧に書かれている。殺人というミステリーに関しても、最後にきちんと謎解きされているし、とにかく壮大な大河小説です。この本に出逢えて良かった。長さは全く気になりません。とにかくお薦めです。
地の底のヤマAmazon書評・レビュー:地の底のヤマより
4062173441
No.2:
(5pt)

今まで読んだ本で最高の、、、

860ページで2段構成 今まで読んだ本の中で上下巻や1,2,3、、、、巻と連作でなく単独での分量ででは最高に長い小説でした。
夜 寝る前に読むと本自体が重くて疲れます。
ただ やはり内容はその重さ以上に重い。
炭鉱の町の歴史をベースに親子二代の警官が関わってきた労働組合問題、
事故、殺人、警察内部の暗部、そして最後に判明する衝撃的な事実。
色々考えさせられるなか、よくできたミステリーでもある。
一気に読みきれるだけの量ではないが、時間があれば常に先がきになり手に取ってしまう。
そんな最高の小説です。
地の底のヤマAmazon書評・レビュー:地の底のヤマより
4062173441
No.1:
(4pt)

大牟田版警官の血

当地出身の作家・西村健氏の小説、地の底のヤマ読了。

主人公は警察官。
いくつもの事件を経て、最後にある場所にたどり着く。
あることがあって、主人公は大牟田警察署に居着くことになり、いくつかの事件を経る中で己の過去と向き合っていく。
主人公の設定は団塊世代だが、明治以降の大牟田の近代史についていろいろな聞かれている。

そして、著者の作品にはしばしば出てくるが、実在の大牟田にあるお店も幾多登場し、店の中の人の顔が浮かぶ。

そして関係者の中にもモデルらしき人はいる。
あったことのあるひと、言葉を交わした人、見たことのある人、そして資料映像で見た人まで。

こういう言い方は著者には好まれないかもしれないが、この作品は「大牟田的警官の血」といっていい。
地の底のヤマAmazon書評・レビュー:地の底のヤマより
4062173441

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!