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地の底のヤマ
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地の底のヤマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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大牟田市の三池炭坑を舞台に、1人の警官の人生を追いながら、実在した組合問題、人権問題から人生や恋愛まで細かく、かつ丁寧に書かれている。殺人というミステリーに関しても、最後にきちんと謎解きされているし、とにかく壮大な大河小説です。この本に出逢えて良かった。長さは全く気になりません。とにかくお薦めです。 | ||||
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860ページで2段構成 今まで読んだ本の中で上下巻や1,2,3、、、、巻と連作でなく単独での分量ででは最高に長い小説でした。 夜 寝る前に読むと本自体が重くて疲れます。 ただ やはり内容はその重さ以上に重い。 炭鉱の町の歴史をベースに親子二代の警官が関わってきた労働組合問題、 事故、殺人、警察内部の暗部、そして最後に判明する衝撃的な事実。 色々考えさせられるなか、よくできたミステリーでもある。 一気に読みきれるだけの量ではないが、時間があれば常に先がきになり手に取ってしまう。 そんな最高の小説です。 | ||||
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当地出身の作家・西村健氏の小説、地の底のヤマ読了。 主人公は警察官。 いくつもの事件を経て、最後にある場所にたどり着く。 あることがあって、主人公は大牟田警察署に居着くことになり、いくつかの事件を経る中で己の過去と向き合っていく。 主人公の設定は団塊世代だが、明治以降の大牟田の近代史についていろいろな聞かれている。 そして、著者の作品にはしばしば出てくるが、実在の大牟田にあるお店も幾多登場し、店の中の人の顔が浮かぶ。 そして関係者の中にもモデルらしき人はいる。 あったことのあるひと、言葉を交わした人、見たことのある人、そして資料映像で見た人まで。 こういう言い方は著者には好まれないかもしれないが、この作品は「大牟田的警官の血」といっていい。 | ||||
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