(短編集)
はしご 博多探偵ゆげ福
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第一作が面白かったので連読。この第二作では、博多に留まらず、久留米・小倉・大牟田など福岡県全体のラーメン店をカバーしてます。そして相変わらずラーメンの薀蓄やら、歴史および地勢からの考察など、西村節全開で非常に面白い。ですが、ミステリは期待しないで下さいw 胸のすく鮮やかな解決等は、ありません。もちろん事件は解決しますし、謎の提示もあるのですが、力点は完全にほかのところにあります。第一作では、それでも「黒後家蜘蛛の会」等を目指した痕跡がありましたが、この作品では、もう謎とラーメン、あんまり絡んでないです。20年以上も前に失踪した父親が現れる思わせぶりも、特に効果的とは思えません。 わたしが高評価をつけるのは、わたし自身が小説に絡んで薀蓄やら考察やらを読むのが大好きなので、肌に合うからとしかいえません。そもそも、この作家さんは書きたいことがありすぎるのでしょう。この作品でも短編なのに、裏社会の裏事情、密室殺人、老舗ラーメン店の考察と人間心理、恋愛やら歴史やら、盛りだくさん過ぎて、書き足りないのが判ってしまうので、苦笑するしかないです。 だから、謎以外の部分を楽しむつもりで手にとって下さい。 | ||||
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博多を舞台にした一風変わった連作探偵小説。ラーメンに関する薀蓄はなかなか面白く、少し人情系の作品なんだが、パンチが無い。何かひと味足りない読後感。 西村健とは相性が悪いのかな。今まで読んだ作品で絶讃出来るような作品と巡り合っていない。日本冒険小説協会大賞を受賞している作家なのだが、どれを読んでも納得出来ないんだよな。 | ||||
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