笑い犬
- 家族小説 (42)
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人間は悲しいとき、辛いとき、絶望した時になくのではなく笑ってしまう。 笑うしかないということがよくわかる小説だ。 第一部での刑務所暮らしでは自分を語るより入獄しているいわゆる仲間を中心とした出来事と主人公の過去の出来事を織り交ぜながら展開する。 出所後の復讐劇が始まると思いきやこれと言って行動を起こさない。 ただ他人から見ると笑っているだけに見える。 その不気味さが彼を陥れた銀行関係者に脅威となって墓穴を掘ることになる。 獄中生活に重点を置きすぎのけらいはあるがそれなりには面白かった。 一般文学通算589作品目の感想。2013/04/12 14:15 | ||||
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西村健の書く作品が大好きだ。だいぶ漫画的な要素はあるけれども。この作品も期待して読んだ。ある銀行員が必死に忠誠を守って、刑務所に行く話だ。はっきり言っておこう。小説としては完全な失敗作だ。まず、主人公の内省が前半の大きな部分を占めるが、これが長いし何度も同じ事の繰り返しで堪えられない。そこを我慢して読んで、後半に来たところで反撃が始まるが、反撃というほどのこともなくて、得られるカタルシスが少ない。唯一優れた点を挙げれば、前半の拘置所、刑務所内のリアルな様子だけだろう。期待していただけにがっかりした。 | ||||
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