ソロモンの偽証

評判

ソロモンの偽証の評価:

3.91/5点 レビュー 509件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全519件 501〜519 26/26ページ
No.19
(5pt)

なに、これ!!という、おもしろさ

はっきりいって「最高!」でした。

あらすじを読んだとき、「生徒の自殺」がメインという印象だったので
誤解のある書き方かもしれませんが、
「地味な話かも」
っていう思い込みでした。

ところが、ところが、読み進めていくと
ありとあらゆることが絡み合っていて、
複雑な内容ながら、宮部さんの筆力ゆえに
読者に非常にわかりやすく書かれています。

一人一人のキャラクターも非常に確立されていて、
読みながら、それぞれの人物を想像しやすいゆえに
頭に話の入ってきやすいこと!!

あらためて、宮部さんの力には敬服いたしました。

早く続きが読みたいです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
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No.18
(4pt)

縦軸の広がりが凄いです。

小説は縦軸(作品の中の人物設定、舞台設定、事件設定)、横軸(人物の変化、舞台の変化、事件の展開)を
どう織りなすかではないかと思います。
今回の第1作は縦軸をどんどん広げていくという作業をした1冊であったと思います。
自殺した少年、その少年をめぐる人間関係(家族、友人、同級生、学校、警察)が丁寧に描かれます。
善意と悪意、関心と無関心の間を揺れる思春期の中学生たち。
職業的な倫理観と保身、打算、計算の間を蠢く教師、警察、父兄、マスコミ。
関わっている全ての人間の心の動きを全て拾い上げようとするかのように丹念な描写ゆうが続きます。
心の中にしまいこんでいた、思春期の嫌な自分をフィルムで見せられているような気持ちの箇所もあり
大人の自分が例えば教師の立場なら、例えば父兄の立場なら・・・と非常にリアルに思いを馳せる箇所もあり。
ここまでくるとすっかり宮部ワールドの迷宮の中にいる感じです。
次の1冊でさらに縦軸を広げに行くのか、それとも結末に向かって横軸をつむぎにかかるのか。
次の1冊の発売日が待ち遠しいです。
「後味が素晴らしい!」というテイストの本ではありません。
が、現代の中学校高校をめぐる闇の一部を上手く見せている作品ではないかと思います。
宮部さんが描きたかったのは人間の心の闇・・・なのかもしれませんが。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.17
(3pt)

久々の現代ミステリーは大長編だった。

宮部みゆきの作品はいくつも読んではいるが、ソフトな人情話の時代小説よりは現代ミステリーが好みで、現代ミステリーでもその時代の断面を的確に切り取って見せた初期の作品『火車』『理由』『模倣犯』が代表作だと思っている。『誰か』にはこれら前作の鋭さがなくなっていた。2007年の『名もなき毒』にはこれまでの作風にはなかった風変わりなものを感じ、次回作を期待させるものがあったのだが、その期待を5年間、今日まで待たされたことになる。

「第1部 事件」だけで740ページ。これから「第2部 決意」「第3部 法廷」と刊行が予定されているから、恐ろしいほど長編のミステリーに仕上がることになる。
第1部だけを読んだだけだから的外れになるかもしれないが、部分的印象を述べてみよう。
第1部は、第2部でさらに深まるだろう謎の前提、第3部での謎解きのための基本の状況設定が書かれている部分だ。
飾り帯に紹介された文章をやや補足すれば………。
「クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳の少年。警察は自殺と判断する。自殺の理由は不明。だが、殺人だとして犯人を名指しする匿名の告発状がマスコミに届けられ、少年の死はその周囲に幾重もの波紋を広げてゆく。連鎖する犠牲者。校舎の悪意が呑み込んで………。」
「彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告白状を産み落とした。真相は雪が覆い隠した………死体は何を目論んだのか!?新たな殺人計画。マスコミの過剰報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない!」

単なる中学生たちの学園ミステリーのようであり、そうであれば興味を失うところだが、ここは次の刊を期待しておこう。いくつもの家族が登場し、子供の目線で語られるホームドラマがある。悪意のマスコミ、保守的な学校の先生たちが無垢の子供心を傷つける。親たちがギャアギャアとわめき散らす。逆に子供にある悪意がたまたま実行され事件を深刻化させ、周囲を混乱させる。これらエピソードがどんどんと積み上がっていく。
ボリュームはあるが読むのに時間がかからない。ほとんどが子どもの会話と独白だから難しい話ではなく、しかも丁寧すぎるほど詳しいから読み飛ばしても差し支えなさそうである。そのエピソードは実際によく耳にした実例であり、ドラマや小説にもこれまでよく取り上げられてきたテーマである。
すいすい読めるのはもうひとつ理由がある。ビリヤードの球が次々にはじけるように、ひとつの事件がアレッと思わせる新しいパターンを連鎖反応的に作り出していく。次にどうなる、それでどうなると、読者は先へ先へと急き立てられるように読みすすむことになる。
ところで、あれはどうなったのだろうと振り返る余地はない。巧妙だと思う。その度に解決されていない疑問が生まれるのだが、それらはさりげなく置き去りにされているのだ。だから置き忘れた問題が残らず合理的に理解できるような展開がラスト近くからはあるはずである。

さて物語の時代は1990年である。今より20年も前の中学という学園を思い浮かべることはできないのだが、時の流れの速さからみれば、随分昔のお話だという印象を持たざるを得ない。携帯はなく、ポケベルである。もちろんインターネットはない。この間の情報ネットワークの急速な普及が中学生の生活環境に与えた影響は計り知れないものがあると思うから、1990年を舞台にしたお話はもはや現代ではない。現代ミステリーを期待していたのにふた昔も前のミステリーを読むことになるのかもしれないと不安になった。

タイトルの「ソロモン」であるが、イスラエル王ソロモンであろう。子を奪い合う二人の女の裁判で、日本で言えば大岡裁きと同様の名審判がある。そういうイメージを持ちながら「ソロモンの偽証」とはなんなのかと考えている。

まだまだ第1部の「起」である。このイメージが「承」「転」「結」でガラッと変り、『火車』『理由』『模倣犯』を上回る名作として完成することを大いに期待している。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.16
(5pt)

名人芸!

宮部みゆきワールドをたっぷり堪能できます。ゆっくり読もうとしても、気がつけばすっかり惹き込まれての一気読み。2部、3部が待ち遠しくてなりません。
10年前からの仕事がまとまり上梓開始となった、このタイミングで世情は「大津いじめ事件」で大騒ぎ。偶然でなんかなく、時代が宮部みゆきを求めているんだと思います。いい作品は、こうして世相と密に繋がって行く。そういうものでしょう。
全巻読了後にレビューを書くつもりでいましたが、その名人芸にただただうっとり。突っ込みどころが皆無と言うわけではありません。しかし、惹き込まれてのスピード感、次への期待感。それだけで十分に最高点だろうと判断しての、第一部読了時点での書き込みです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.15
(3pt)

ちょっとタイミングが。。。

たまたまかもしれないけど中学生の自殺が大きなテーマになっている事で時事的な感じがしたよ。。。

最近の宮部みゆき氏の作品に根本的な正確が悪と言えそうな登場人物が出てくるのが何とも言えずトラウマスイッチを刺激されて怖いです。

ここから三部に向けてどう話が展開していくかとても楽しみだ。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.14
(5pt)

いじめ問題、あるいは青少年の自死に渾身で向き合う力作!

イジメか、それとも何らかの意図を持った自死なのか?疑心や悪意が生まれ、増幅していく様子や、感情や考えを俯瞰し、微調整していく思考の在り方が、丹念に書き込まれている力作。樹里や宏之、健一の心情描写など絶妙。早く次巻が読みたい。数日間寝不足になりました。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.13
(5pt)

本当に凄い

グイグイ引き込まれてしまいます。寝不足になります。宮部みゆきさん本当凄い作家です。続きが楽しみ。あっという間に読んでしまいます。寝不足!
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.12
(5pt)

人間って・・・・・・

最近多いな、学園ものか?と少し躊躇しましたが、一気に読み切りました。中学生の心理、なんでそんなにわかるんだろう、様々な立場の人間の心理がなぜわかるんだろう。人間って何という複雑な生き物なのかとため息がでました。
話があらぬ方向にどんどん進んでいくので、え?え?と読み進んでいくのです。丁寧に読んでいきたい作品です。しかし、ページ数や字体など本好きにはたまらないのですが、苦戦される方もいらっしゃるかもしれませんね。
早く、続きを!!!!
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.11
(4pt)

タイトルとコピーが素晴らしい

タイトルとコピーが素晴らしいですね。
「その法廷は14歳の死で始まり偽証で完結した」
これだけで、ストーリーがたまらなく気になります。

さて単体でみると、三部作中の第一部なので仕方ないのかもしれませんが、はっきり言って“ミステリー”としての作中でのミステリーたる部分がよくわかりません。
冒頭で自殺する少年の、その動機などがおそらくそれにあたるのでしょうが、少なくともこの第一部ではほとんど触れられません。
警察も自殺で間違いないという判断を下しますし、その動機に限っていえば、大した問題としては扱われずにストーリーは進行します。

ただ、全体的に常に何かもやもやとしたものを漂わせているのもたしか。
終盤では、まさに急展開というくらいにいろいろなことが起こるので、それらについても今後扱われるのでしょう。
いずれにしろ、単体でみるとあまり“ミステリー”という感じはしません。
折込のチラシを見た感じだと、重要な登場人物もまだいるようですし。あくまでも、二部三部へのプロローグという印象です。
700ページ以上あるのでだいぶ長いプロローグですが(笑)

終盤まで、あまり大きな出来事は起きませんが、それでもつまらないということはないです。
小さなトラブルはちょこちょこ起きます。
また、登場人物がそこそこ多いほうだと思うのですが、それぞれキャラクターも立っていて、すんなりストーリーに入り込めると思います。
個人的には、境遇が似ている登場人物がいてほんの少し混乱した場面もありましたが。

二部三部を読んで、早くコピーの意味を知りたいです。
非常に楽しみです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.10
(4pt)

一気に読みました!

宮部みゆきさんの作品は必ず買っています。
でも最近はがっかりする作品もあったのですが、「ソロモンの偽証」は面白い!
なんとなく「模倣犯」と似ている気もしますが。。。
それも含めて今後の展開が本当に楽しみ。
徹夜して一気読みしてしまいました。
現実の事件とリンクしているかのようでこれはフィクションなのかわからなくなってしまいそうです。
もっと早いペースで刊行してほしいです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.9
(5pt)

こんな子供いるかも…

久しぶりの宮部みゆきさんの本ということで買わせていただきました。やはり面白いにつきますね!
最初に亡くなってしまった男子生徒…異質な存在に思えますが、、早熟で辛辣で聡明で…実際に居そう
だなと少し背筋が寒くなりました。本来であれば勉強や部活で楽しく過ごすはずの中学生活、残された
生徒がどのような事態に巻き込まれてしまうのでしょうか。次巻が楽しみです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.8
(5pt)

早く続きが読みたい!

宮部さんの作品は欠かさず読んでいます。
それでも、この重さと量に最初読むことに不安を感じましたが、
一気に読むことができました。

面白いです。
続きが楽しみです。

また、自分がどういう大人としての振る舞いをすべきか、
問われたような気がします。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.7
(5pt)

ブラボー

宮部さん、待望の現代ミステリー最新作品です。 親として、どう子供に向き合うか? どういう人間で在りたいか? 作品の中のいろんな家族、出来事を通して考えさせられ、反省もしました。 他の方も書いていらっしゃっいましたが、宮部さん、子供の描写が素晴らしい。ほんとに 圧巻の面白さです。あの厚い本をこの暑さのなか、一気読みですもの。 老眼が、進んだ気がする。 次が楽しみです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.6
(5pt)

面白い!早く2巻を!でも重い!!!

タイトルの通りです。
本当にこの方の書く描写はスゴイですね。こんな表現の仕方があるんだと感心ばかりしながら読んでいます。
2巻、3巻はそれぞれ1か月遅れて発売されるようですが、遅すぎますよね。せめて2週間おきに!
それと重過ぎます…会社への行き帰り等の電車の中で読んだのが殆どですが、バッグに入れていてもほんと重い。
でもそれを補って余りある面白さがこの本には満載でした。オススメします!
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.5
(5pt)

700ページを一気よみできるおもしろさ。

三部作、それぞれ2000円近くする本。
でも宮部みゆきさんの久しぶりの現代ミステリだし・・・・・・
と思って購入しました。

結果を言うと、早く先が読みたい!
買って損をすることは絶対ない面白さでした。

ある生徒の転落死をきっかけに、
どこにでもあるような公立中学校と、
そこに通うごく普通の生徒たちは、
連続して起きる問題に巻き込まれていきます。

家庭、学校、地域、友人関係、警察、
それぞれの些細な問題と小さな失敗が関連し絡まりあって、
真相の見えない大きな事件に発展していく様子が1巻では描かれています。

3部作の1冊目という事で事件は解決していませんが、
登場人物を大切にした書き方でこのボリュームも納得です。
消化不良ということは全くなくて、
壮大なプロローグのようでした。

他の方も書いていらっしゃいますが、
宮部さんの中学・高校生の書き方がすごく好きです。
大人目線にならず、時代に媚びず、
等身大の心情を丁寧に書く。

彼らの事件がどのように解明されていくのか、
続きが本当に楽しみです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.4
(5pt)

宮部節を堪能して下さい。

値段の高さに最初は躊躇しましたが、大好きな宮部さんの新作なので思い切って購入しました。
 「理由」を彷彿とさせる複雑な人間関係と大勢の登場人物。冒頭のエピソードからぐいぐいと引き込まれます。登場人物たちがそれぞれ置かれた立場や倫理観、本音と建前、自己保身などの様々な要因にがんじがらめになり、葛藤する様子が宮部さんらしい細かなエピソードの積み重ねで描かれていきます。
 謎解きの面白さもさることながら、いじめの問題や、親子の関係、見知らぬ誰かから一方的に受ける悪意の怖さなど、一筋縄ではいかない複雑な背景も、宮部節とも言える、これでもかというぐらいの筆致で描き出していきます。重たくて辛い内容ですが、ぜひ多くの人に手にとって貰いたい本です。
 

ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.3
(5pt)

さすが宮部みゆき!

宮部作品はファンタジー、時代物含めほとんど読んでいますが、やはり現代ミステリーの素晴らしさには目を見張るものがあります!
本作も読みはじめたら止まらないこと請け合いです。次々出てくる登場人物もキャラがしっかりしているので、決してこんがらがることはないし、次にどんなことが起きるのか…だれがどんな行動をとるのか、予測不可能でスリリングです。
教育者として耳の痛い場面、台詞も多いですが、とてもリアルで真摯に受け止めなくては!と思わされました。
第二巻が待ちきれません!
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.2
(4pt)

先が楽しみです

このタイミングで、中学校のいじめがテーマ?

川上未映子の「ヘブン」でめちゃ気分が落ちましたので、読むかどうしようか悩みましたが、
ひさしぶりの現代もののミステリー、やっぱり読みたいなーと。

まだ1巻までなのですが、
741ページ一気読みです。すぐに2巻が読みたいですねー。
ああ、どういう展開になるのか、本当に楽しみです。
(連載のときは読まないようにしていたので……)

筋とは関係ないかもしれないのですが、
宮部さんの作品に出てくる大人の、子どもに対する姿勢がほんとうに好きです。
こういう大人になりたかった。
ほぼほぼ主人公の藤野涼子の父がとくにいいなあ。
涼子さんがファザコンなのはよくわかります。
この涼子さんもとてもよく書けていて、、、

中学校の校長、担任の先生、
しょうもない不良のしょうもない親。

どの人物もああ、こういう人っているいるって思えてしまう。

読んでるうちに、自分の人を見る目が高まったような錯覚に陥ってしまいますね、つい。

なぜこの人はこんなにもたくさんの人を共感をもって描きわけられるんでしょうか。

頭の悪いわたしにこの登場人物の人数で、
ぐいぐい読ませてしまうってやっぱりお上手なんでしょうね……。

宮部さんが作家になってくれて、ほんとによかった。
これだけのものを書くのはきっと大変ですよね。
レビューになってないですが、でも、ありがとうございます。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.1
(5pt)

一気に

分厚い本にも関わらず、一気に読めました。

物語の舞台はある中学校。発端はある不登校生徒の死。
自殺でまとまりかけていたはずの事件だったはずなのに、
周囲のいろいろな思惑から、事態は思わぬ方向に展開し、
第二、第三の事件が続く…

事件に関わる中学校の生徒、教師、保護者は、
いろいろ思い迷いながらも、
自分の信じるところや立場に誠実にこの事件に対処しようとするのですが、
どうしてこんなにこじれてしまったのか…
さらに、マスコミ報道に扇動されたり翻弄されたりして、
関係者はどんどん複雑な立場に追い込まれていきます。

登場人物が多いのですが、それぞれの心の動きに引き込まれます。

9月21日発売の「第2部 決意」が楽しみです。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103