ソロモンの偽証

評判

ソロモンの偽証の評価:

3.91/5点 レビュー 509件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全519件 441〜460 23/26ページ
No.79
(4pt)

最終章について

途中までずっと大変楽しみながら読み進めていたのですが、それでも常に「最終的なオチはすごくつまらないものになるのではないか」という畏れが脳裏を離れることはありませんでした。
最期まで読んで、その畏れは杞憂に終わったわけですが、逆に最終章が「もうちょっと何とかならないの」という不満(というよりないものねだり?)が頭をもたげたのは私だけではないと思います。

もちろんあれだけの大長編の最後に「もうひと踏ん張り」を期待するのも酷というものですが、少なくとも作者だけしか書けない「その後」の、何らかのイメージはあったはずで、読者の誰もが感じるであろうその辺の期待にいつかは応えて、この稀代の長編小説に感動の大団円を迎えさせてほしいというのが、率直な感想です。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.78
(5pt)

長いミステリーだが。。読み出すと眠れん!(笑)

宮部みゆき女史の最新現代劇!「模倣犯」「火車」「理由」のベスト3作に匹敵する内容。(まだ半分しか読んでませんが。。笑)しかし丁寧な描写で以前の「理由」ではいつも同じところで3回ほど飽きて読了止めた経験が有る。(4回目にやっとその壁を乗り越えたが。。)今回はそれ以上の微に入り細に入った丁寧な描写だが飽きずに引き込まれている。謎解きと言うより若い主人公達に感情移入もあったり登場人物の人物像にも興味がわいたり。。同時多発的に興味を引く。やっぱり最後は宮部みゆき女史の語彙や類い希なる表現力に惹かれてるのか。。女史自身に惹かれているのか?(笑)
ソロモンの偽証 第II部 決意 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.77
(5pt)

悪意の存在

第1部と第2部まとめてのレビューです。この小説は面白いと思います。同時に恐ろしいとも思うのです。柏木という生徒の自殺に始まる物語ですが、第1部に展開される、大人だとか子供だとか関わりなく描かれる悪意にぞっとします。
 私もある一人の登場人物が抱く悪意を感じたことがあります。その瞬間をまざまざと思い出してしまいました。
 (これは架空の話ではなく、本当に起こった事件ではないか)と思いながら読んでいました。
 中学生たちの自立した思い、行動に感動しています。
 私の中学時代は、こんなに深く何かについて考えるということはなかった。確かに、現実的ではない描写、場面も感じることがありましたが、小説なのですから。今のところ現実と逸脱しすぎる場面もありません。
 人間である限り、背筋が寒くなるような悪意を一瞬でも抱かなかった人間なんていないと思います。その悪意の存在を改めて考えることができたことが私は嬉しかったのです。
 いよいよ、第3部に入ります。心して読んでいこうと思います。
 余計なことですが、ぜひ、ドラマ化してほしいと思います。
ソロモンの偽証 第II部 決意 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.76
(5pt)

中学生日記ですが

用意周到に張り巡らせた、中学生日記と言っては過言か。
面白い、もちろんダントツに面白いです。ただ、読者対象は中高生ですね。
現実、今中高生で小説読み始めたと言う子は大抵宮部みゆきを選ぶみたいです。
文体が平易で、ラノベからの乗り換えもうまく行くでしょう。
中学生達の行動みてたら、自分の中学時代を想起してしまい恥ずかしくなってきましたが…。
彼のまるで小説のような文章、私も当時そんなような文章を書いた記憶が…。

三冊3日間で読んでしまって完全に寝不足です。

どなたか書かれてましたが、帯のアオり文章やら新聞の宣伝文句はちょっと的外れでしたね。
真相自体は二巻の真ん中辺りで大体予想つきましたので。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.75
(5pt)

これは中学生達へのエールなのだ

読み終えて感じたのは、これは中学生達への宮部みゆきのエールなのだろうということ。
「いじめ」や「自殺」という現実の問題に対して、宮部みゆきは作家として、真摯にメッセージをこの本に込めている。
「ともだちがいるよ」「未来はあるよ」というその陳腐で誠実なメッセージを、なんとか伝えようと、ただそのためにこの重い三冊の本を書いたのだ。
ただのミステリであるなら「事件」と「法廷」の二部作でいいはずなのだ。
この本は、ただの謎解きではないのだ。中学生達が裁判をするという無理を書き通すためには、そこに同じ重さの「決意」を書く必要がある。
彼らの心の迷いやうつろい、不安や決断を丁寧に書いていくことで「学校内裁判」というファンタジーの中に、むき出しの現実が、心の叫びが書かれている。
くりかえし「わかっているよ、わかっているよ」と言っているのは、宮部みゆきという作家その人なのだ。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.74
(4pt)

ミステリーとしては面白いです

榊原君が真実を知っていたのは想定内ですが、
その結末までの持って行き方は、ぐいぐい読者を引き込む要素があり
面白かったと思います。
しかし、その結末の描き方に違和感を覚えました。
その違和感とは、
・「ソロモンの偽証」とタイトルを打っているのに、
 榊原君の弁護人という存在の「偽証」だけが決着がつけられて、
 樹里の最後の証言の偽証は放っておかれたこと。
・クラスメートが二人も死んでいるのに、
 終わり方が清々し過ぎること。

勝者が涼子や榊原君だとかで、終わるのではなく、
生徒や教師、親、関係者もろもろが団結し、真実に辿り着いたことで全員が勝者ではあるが、
二人の命を失ったといことでは全員が敗者であると
終わった方が、しっくり終わったと思う事。

また、エピローグで学校裁判が伝説として扱われていることも気になります。
それを野田君が「何でも話しますよ」と自慢するかのように話すのは、
違和感がありました。
二人もクラスメートが死んだ過去のことであるので、
申し少し、ためらいや、慎重さがあってもいいのかと思いました。
一度は家族を殺めようと思った野田君だからこそ、
命の重さを感じて、伝説を語るシーンにして欲しかったと思いました。

裁判の終結シーンでもあり、この物語の結末に
作者も長編小説を書き終えた!という脱稿感がにじみ出てくるような
終わり方は、もうちょっと丁寧さが必要かと思いました。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.73
(3pt)

失速

1巻目読了時点で、高評価しました。2巻目読了後も、3巻目が待ち遠しくてなりませんでした。3巻目も読み始めた最初の50頁くらいまでは、法廷の展開が興味深く、最スピードの勢いでした。が、実は2巻目あたりから見え始めていた、作者自身、読者にそう看取されているだろうことを見越して何人かの登場人物たちにそれとなくぼんやりかんじさせていた結末の予感がはっきりとしてしまって以降、急速に失速。まことに残念な最終盤になってしまった。
それでも3巻揃っての出来栄え自体は決して悪いものではなく、水準維持。読み応えは十分です。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.72
(2pt)

レビュアーは批判を恐れて悪い点をつけられないだけでは

はっきりいって模倣犯を100とすれば面白さは20くらい。

一番の興醒めは、他の方も指摘しているが「中学生が頭良すぎる」(せめて高校生にしてくれれば)。

大人が協力的すぎ。警察官の入れ込みぷりったら小説ということを考慮しても行き過ぎ感がある。

また、裁判の形を取り、ある時には厳格にそれを当て嵌め話を進めるものの、ある時は「これは中学生の仮想裁判だから実際の裁判と違う」と逃げて、

都合良く特例を認めたりと、結論に向けて良いとこどりの感が否めない。

正直3巻読了後は、「最高だったな」というより「もう少し面白かったらな」と思いました。

端的に言って、1巻が一番おもしろかったです。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.71
(4pt)

よかった、けどー。

宮部さんのファンとしてはしっかり宮部ワールドを堪能できました。
が、細かいところでひっかかってしまい、前作の{おまえさん」や「ぼんくら」などを100%楽しめたのとは少しちがいます。宮部さんの江戸ものは完全にエンタテイメントとして読めますからね。

私がひっかかったのは言葉づかいです。この時代設定は1990年。今から20年以上も前ですね。公衆電話を使っていた時代です。携帯電話はありません。その頃、「どん引き」という言葉は使っていなかったし全体に中学生たちがどう読んでも現在の中学生に見えます。それは言葉づかいやしぐさや雰囲気ですね。注意深い宮部さんにしては?と思います。それと中学生が使う言葉にしてはあまりにも難解すぎる言葉が山盛りです。判事の井上くんが特に。

筋書きとしてはよくできていると思いますが神原くんの過去に関する記述がくどいかな、と思います。全体にやや長すぎて連載をまとめたような感があります。単行本で出すなら少し書き直したほうがよかったのかも。

でも毎晩少しずつ読んで楽しめました。おいしいものを味わうように大切に読みました。
やっぱり宮部みゆきさんが現在の作家の中ではナンバー1です!
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.70
(5pt)

やっぱりいいわ〜〜宮部チャン

700ページに及ぶ三部作!ん〜〜〜迷ったけどやはり購入。
個人的には二部あたりで少しだれたけど三部作ほぼ一気読みでした。
途中で結末が想像でき、その意味ではどんでん返しもなく少し
肩透かしの点はあるにせよ、法廷においても「そんな〜」と
思わせる場面もありにせよ。中学生を舞台とした彼らの出来事、
弱さ、葛藤、勇気、挫折などなど、時を忘れてかれらと一緒に
ひと夏を駆け抜けた思いです。
さすが宮部さん、圧巻です。本当に彼ら彼女らと笑い、泣いた
三部作でした。よって私の評価は☆5です!

個人的には井上康夫判事とその家族にひかれました。
恐ろしくもグラマーなお姉さん、息子と一緒に「心外だ=!」
と叫ぶお父さん。個人的にはこの家族を取り上げた小説が読み
たいぐらい魅力的なキャラでした。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.69
(3pt)

どうしても!

中学生から、こんな思考や発言でるか!と思ってしまう。いちばん感情を理解出来たのは樹里だった。
私は歪んでいる?でも、やっぱりあり得ない。もっとリアルな中学生に登場して欲しかった。久しぶりの現代物で、凄く期待していましたが、正直残念です。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.68
(2pt)

ソロモンとはなんですか? タイトルとの関連不明

読みました。作品の評価は別とし
なぜ、ソロモンなのですか?
ソロモンと偽証、どなたか意味を説明してください。
ソロモンのタイトルに惹かれて、購入しましたが
読後感は別として、何故、どうしてソロモンなのででょうか?
ソロモンの偽証 第II部 決意 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.67
(5pt)

間違いなく傑作。

待ちに待った宮部さんの現代ミステリー、3部構成で1部で既に700頁を超える大作ですね。
中学校の不自然な事件(凍死自殺)から、どんどん物語が展開するんだけれど、1部の前半から、事件があった中学校の校長と児童の父兄との会話の応酬の臨場感といい、活字の力を本当十分味わえます。やはり宮部さんは現代最高のミステリー作家、今でもミステリーの女王ですな!!自分は、彼女の作品では「火車」、そして「模倣犯」と究極の現代ミステリーの極致的作品で、あれ以上の物はもう書けないんだろうとなとずっと思っていましたが、本作はその上を行く、大傑作になるかもしれませんね。本当迷路のような人間模様、ものすごい濃密度の高い作品のようですが、どんな結末なのか、じっくり楽しみたい。
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.66
(5pt)

法廷ものを自由に書くためには

第3巻は,一気に読めました。
法廷ものを,エンターテインメントとして自由に書く為に,こういう手法を見つけたところに,作者の非凡さが窺えます。
レビューの中には,ラストに対する不満も散見されますが,それは,ラストの内容に対する不満というより,あの法廷のやりとりが終わってしまうことに対する戸惑いなのではないかと思います。
それくらい,この法廷の場面は,読書することの喜びを感じさせてくれるものでした。
どのような物語もやがては終わるのですが,ずっと続いてくれればと感じるほど心地よい不思議な世界を,よくぞ作者は作ってくれたものです。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.65
(3pt)

ハードルを上げすぎたかな

※本編の内容に一部触れています

第一部は良くいえば期待感を持たせる内容で、第二部はその期待感とはややズレた方向に進んで、ちょっとがっかり。
そしてこの第三部。
結末だけを見れば、なんとなく“いい話”みたいな風に見れなくもなく、物語としては悪くないのかなと思いました。

ただ感じたのは、これミステリーか?ということ。
密室殺人があって連続殺人があってアリバイトリックがあって、みたいなものだけがミステリーということはないと重々承知してますが、ミステリー作品と思って見た際の事前情報とのギャップがところどころある。
個人的に非常に感銘を受けた第一部のコピーや、第三部の帯のアオリなど、充分すぎるほど惹かれるものがありましたがそれを本編内容に照らし合わせてみると、どれもこれも期待値を下回るものばかり。

『偽証』ってこれ?
とか
『この裁判は最初から仕組まれていた?(第三部帯)』←別に悪意があったわけでもなんでもないし、そもそも“仕組まれた”のか?これ。
という感じです。

途中参加の神原和彦には、『不可解な弁護人(第二部帯)』と書かれるなど、おせっかいというくらいあからさまなヒントの描写が散りばめられ、結局予想を上回ることもなくエンド。
“真相”と言いつつも、そこには悪意も故意も絡んでなかったわけで。。
本編各所で示唆されていた以上の“謎”は見当たらなかったように思います。

はっきり言えば、例えば柏木卓也が死を賭けて壮大な仕掛けをしていたとか、神原和彦もグルで大出一家になんらかの復讐を行っていたとか、後味は悪いでしょうが個人的にはそういうのを期待していたわけです。
だからこそ、弁護人が大出俊次を糾弾するシーンはゾクゾクきたのですが、樹里に対してのただのフォローだったということでゲンナリ。
そういえばあの細かい悪業の数々のデータの入手経路は結局、ハッキリ明示されませんでしたね。

それと振り返ってみれば、浅井松子も大出の祖母も森内先生も、『犠牲者』という扱いになってますが、これ別にいらなかったんじゃ、と思ってしまいます。
うがった見方をすれば、『犠牲者』というワードを使いたいがために作者が死なせた、ないしは被害を受けたようにしただけ。
特に、浅井松子なんかは樹里の“最後の証言”のために死なせたのではと思えるくらい。
もしそうならお粗末すぎるし可哀想でしょ。

さらに言えば、コピーやタイトルに『偽証』というワードを使いたいがために、樹里の“最後の証言”のくだりがあるのか?というくらいコチラは蛇足感が強い。タイミング的な意味で。

ただこれのおかげで“いい話”みたいに見られるので、これはこれで良かったと思います。
しかし逆にこれで、ミステリー…?と言うくらい印象が変わってしまった。
この部分を主題(タイトル)に持ってきているくらいですから、ここを一番描きたかったんでしょうが、そう見ると「ミステリー」とは全く別物になる印象です。
『偽証』の内容も結局告発状のリピートで、“真相”とは全く関係ないし、事件の全容がひっくり返る、みたいなこともなかったですからね。
期待していたのは、もっともっと悪意ある『偽証』でした。個人的には。

最後に、非常に、ひっじょーに気になる点をひとつ。
この第三部はほぼ冒頭から法廷シーンですが、その各所ほぼ全編にわたり、
『傍聴席が笑った』とか『傍聴席から笑いが起こった』というような描写が、とても非常にかなり多い。
一方ではおよそ中学生とは思えない台詞の応酬が繰り広げられるので、その温度差を物凄く感じる。

傍聴人といっても大半は生徒の保護者なわけですよね。
この関係性、なんというんでしょうか。
まるで文化祭の演劇を行う演者と、それを見守る観客みたいな印象です。
なにこれ、パフォーマンス?
作者はこの法廷をどう見せたかったのか、その意図が理解できません。
ここだけはちょっとイライラしました。

少し長くなりました。まとめます。
物語としては悪くない、だがミステリーとしてみると疑問。
さらに、構想15年などという割には期待値を超えることはなくスケールも小さい。
計2100ページ超で1900円×3冊。
3カ月連続刊行は嬉しいですが、内容やコスパをみると正直がっかりです。

これ9年に渡って連載されてたわけですよね。
連載の読者の方は満足できたのでしょうか、がっかりしなかったのでしょうか、とお聞きしたいくらいです。

ちなみに私は、映像化作品は複数拝見してますが宮部みゆきさんの作品自体を読むのは初めてでした。
ネームバリューもありますし、たくさんの賞を獲っていらっしゃるということで期待していたのですが、ハードルを上げすぎたのでしょうか。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.64
(2pt)

鼻白んでしまうのは私が幼稚なだけ?

登場人物の細やかな感情描写がとてもよく書けた3部作だとは思うんですが、こんなセリフ普通の中学生が言うか??と突っ込みたくなる箇所が多々あり、何だかなぁといった読後感でした。自分の中坊時代を顧みてもこんな小難しいこと頭の辞書には絶対なかった!優等生たちが主役だからなの?やっぱり私がお子ちゃまだっただけ?個人的にはもっと中学生らしい自然な言葉、字数は嵩むけど一言では表現しづらい言葉の説明の仕方を中学生っぽく言わせてほしかったなぁ。キレイすぎて残念。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.63
(4pt)

読後感良し!

仕事の合間に読んでいたので、三冊で四週間弱かかりました。
でも久しぶりに『今日はもう寝ないと明日に響くなあ。でももう少し先を読みたいな』
と思わせてくれる作品でした。
一言で言いますと、これまでの著者の現代ミステリーとは完全に一線を画す小説だと
思います。主要人物で亡くなったのは二人で、そのどちらもが明らかな殺人によるもの
ではない事からもその独自性を見る事が出来ます。
本当ならこのような高等な論戦は、少なくとも舞台を高校にしたいところでしょうが、
そうした場合、これほどのキャラクター(劣等生から優等生まで)が集まる事はない
でしょうから、このあたりに著者の苦労が窺えます。
よって、『中学生でこんな事まで考えられる奴はいないだろう』というツッコミを入れ
たくなる場面もちらほらですが、そのあたりはご愛敬という事でいいのではないでしょ
うか。
自分的には・・・
・キャラクターの多彩さ
・ロジカルな観点から、一本筋の通った硬質さ
・全ての登場人物に『救い』があること
などから、非常に読後感のいい作品だと思います。
ただ、私の読み込み不足であったら申し訳ないのですが、途中で三宅樹里が松子を殺
した(心情的にではなく実際に)みたいな文面があったと思うのですが、それが回収
されていないような気がします。
敢えてその部分に引っ掛かりを感じましたので☆4としました。
どちらにしても、今年のミステリーを代表する快作だと思いますよ。
宮部さん、長い間ご苦労様。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.62
(5pt)

宮部さんに感謝……!

9年にわたる連載だったとのこと……宮部さんが途中で嫌にならずに書ききってくれたことに感謝!! 神原弁護人の糾弾シーンが心に棘のように残りました。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.61
(5pt)

ページをくらせる力が圧巻!

第1部から止まらず夢中で読了! このページをくらせる力は半端ない…… これだけ長いのに、途中で読むのをやめようなんて気が微塵も起こらないのがすごい。続いて第3部へ!
ソロモンの偽証 第II部 決意 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.60
(5pt)

登場人物たちの行動の動機に納得できる

気になる、でも重い、だけど読みたい……数秒の逡巡の末に買った本。みるみる引き込まれてあっという間に読了しました! さすが宮部さん、エピソードの組み立て方が上手い。登場人物たちの行動の動機が納得できて、だから広がっていく展開にもしっかりついていける。第2部が楽しみ〜
ソロモンの偽証 第I部 事件 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103