■スポンサードリンク
蝶舞う館
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
蝶舞う館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半は、ベトナム戦争を主とした ベトナム現代史の説明があり、少々、 まどろっこしいですが 中盤以降は船戸作品らしく、テンポ良く 読み進めていけます。 作者が船戸与一でなければ、 星5個の内容ですが、船戸作品としては、星4個くらいかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台は、現代のベトナム。TV番組の取材中に、日本人タレントが誘拐される。誘拐した側のベトナムの少数民族のゲリラ組織の指導者やメンバー、TV番組制作スタッフの日本人達、ベトナム戦争で有名となった元ジャーナリスト、公安の刑事達。それぞれ過去や問題を抱える人々が、身代金受け渡しのジャングルで、交わるとき・・・。次々起こる事件、誘拐の謎、その背景にあるベトナム戦争の歴史と現代までの傷跡。少数民族の抑圧、アメリカの帝国主義(??)、ベトナム共産党など、政治的な面も出てきますが、「運命と戦いながら、それに翻弄される人々」の様子、主人公だけでなく、主な登場人物一人一人の苦悩や意思、人生、生き方、それぞれの「運命との戦い」の様子が圧倒的に強く描かれています。純粋に小説として楽しめるものでした。 ストーリの良さのためか、話の上手さのためか、ボリュームがあるわりには、一気に読めました。時間を忘れさせるぐらいに、のめり込める本でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!