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天の方舟



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天の方舟の評価: 2.80/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

可もなく不可もなく

なんかあまりに軽すぎて
どうして軽いのか考えてみたら
作者が何をどう伝えたいのかが軽いのだと
もう一度読もうとはあまり思わないなぁ
暇つぶしにはなりました
天の方舟Amazon書評・レビュー:天の方舟より
4062170582
No.5:
(3pt)

ODAに一石投じてほしかった

クライマックス以降はTVドラマと原作はかなり違うがそれはあえて云々する必要はない。 彼女黒谷七波はベトナム駐在員所長として辣腕をふるっていたが橋梁建設現場での崩落事故をきっかけに仕事特に心が揺れ始める。 ODA事業に一石を投げると半ば期待してはいたが事態は思わぬ方向へ進み外為法違反から殺人、死体領得の疑いで逮捕され世間が静かになるころ執行猶予で釈放になる。 結局ODAの矛盾にメスを入れることはできずだった。 最後での期待外れか?。 一般文学通算1168作品目の感想。 2015/12/11 16:30
天の方舟(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:天の方舟(下) (講談社文庫)より
4062773996
No.4:
(3pt)

最後の場面が物足りない

服部さんの作品はほぼ全て読んでいます。主人公が刺される最後の場面は、少し唐突でかつ物足りない感じです。
天の方舟(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:天の方舟(下) (講談社文庫)より
4062773996
No.3:
(3pt)

フィクションでも…

ずっしりと重くのしかかるものがありました。少しODAの裏側に何か恨みでもあるのか悪く書き過ぎなところもあるかと…。しかし量の割には読みやすく、すらすら読めました。人物のイメージが付きにくいかも。
天の方舟Amazon書評・レビュー:天の方舟より
4062170582
No.2:
(3pt)

それでも信じていたい

「龍の契り」があまりにも鮮烈だったので、その後の作品はどうしても比較してしまう・・・
力強さよりも、だんだんメッセージ性の方が強くなって来ていると感じるのは私だけ?
今の日本社会や日本人に対して、「怒り」と「誇り」の両方の感情を持った著者が、
物語の最後に、やはり誰かを信じてたいと訴えている気がしてしまうのだ。
天の方舟Amazon書評・レビュー:天の方舟より
4062170582
No.1:
(3pt)

経済小説に転向ですか?

『龍の契り』や『鷲の驕り』でデビューした頃の著者は、
間違いなく時代のトップを走っていたと思います。しかし
体調を崩しての長い休養中に、すっかり時代の方が著
者を追い越してしまったようです。(今の著者には、例
えば高野和明『ジュノサイド』のような広大なスケール
は望むべくもないでしょう。)『GMO』にしろ『エクサバ
イト』にしろ、どこか既視感があって清新さが感じられ
ませんでした。
 それでなのでしょうか、本書では目先を変えOEDの
暗部を大手ゼネコンと開発コンサルの男女のコンビの
堕落と破綻を通して書き切ろうとしていて、趣きはあた
かも経済小説のようです。そしてそれらにしばしば見ら
れる経済事象の説明が重点化して、骨太の人間ドラマ
がお留守になる傾きを、本書も免れていないと思いま
す。加えて本書の視点が賄賂漬けになったOEDを糾
すNGOの活動を「人道的」といい、その源泉である国
民の税を「善意の金」と表現する陳腐な倫理観に包ま
れているために、なおさらそのように感じてしまいまし
た。
 もっとも、突然の大惨事から主人公の逮捕に至る経
緯を想像力に満ちた仕掛けを交え稠密に記述した後
半部は、かつての卓抜したストーリーテラーの片鱗を
窺がわせてもくれました。読み終えて、作家というもの
が年齢に合わせて少しずつ自らの足場を移していくこ
との難しさを改めて感じた次第です。
天の方舟Amazon書評・レビュー:天の方舟より
4062170582

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