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夏と花火と私の死体
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夏と花火と私の死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 41~60 3/7ページ
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あっけなく殺されてしまう9歳の女の子が視点となったホラー小説。 読み終わってもしばらく不思議な余韻に浸されて、思い出す度、ドキドキが止まらない日々が続きました。 | ||||
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語り手が死んでるとか斬新でした。 妹が小さな嫉妬の為、友達の女の子を大きな木の上から突き押して殺してしまいます。 その死体を隠す兄妹の話。 ちょっとその兄弟にアドバイスしたいんだけど、木から滑り落ちちゃったんです。って言ったら大人は信用するよ。証拠ないし。 と思いながら読んでしまいました。黒い大人になってしまった。 主な登場人物の性格は・・・ お兄ちゃん、小学生なのに落ち着きすぎ。 弥生ちゃん(妹)・・・あんま印象ない。 緑さん(キーマン)、・・・怖いよこんな女居たら・・・。 葬儀屋やってた私から言わすと、真夏にドライアイスも使わず死体扱ってたら、間違いなく1日も経たん内にえらいことに・・・。現実味が無いっちゃ無い。 | ||||
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タイトルがタイトルなだけに、読む前からすごく興味を持っていました。読んでみてからは、本当に目が離せないです!16歳でこの作品を書いたとは、すごく驚きです幼い女の子が友達を殺してしまい…その死体を兄と隠すとゆう、残酷なグロテスクなお話なんですけど、どこか淡々としているんです。それでいて、夢中になって読ませる何かがあり、引きつけられます!本当に、目が離せませんでした。一気に読みました。優子のほうも、わたしは好きです。結末はやはり、予想不可能でした。 | ||||
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タイトルにも記載がありますが、作中の視点が死体という過去にないような作品です! | ||||
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まず、ずっと私が語り手だった事に驚きました。 すごい発想です。 ある日遊んでいると私は親友に殺されてしまい、 兄と一緒に隠そうとするお話ですが、 私が死んでからも、私はその話を語っています。 面白い設定です。 面白かったです。 | ||||
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暑い夏に起こる事件。残酷。 | ||||
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残酷なのにあっさりとしてしつこくない乙一の文章は綺麗だ現実からかけ離れた死体に彩りをつける夏の単語たちがこの話を浄化してゆく死体目線の語りには一切恨み辛みの言葉はなく淡々とナレーションを行うその姿勢は最後のオチを受け取り易いものにしたと思う恐ろしいです | ||||
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16才でこれ書きますか? 死んだ主人公の一人称で語られる斬新な作品。 素人が小説を書く際によくある矛盾した文章じゃないのかと 思いましたが読み終えたあとに、その考えは消えてました。 ページも少ないので著者の作品が気になっているかたは 試しに読んでみてもいいのではないかと思います。 | ||||
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死体としての一人称が不気味さを煽り、 読者を独特の世界に引きずり込む。 そして、怖い。 読んでいて何度息を呑んだことか。 小さいときと違って夜一人で読んでいても 大丈夫になったところが成長の証なのか、 単に現実を知ってしまったと思い込んでいるからなのか、 複雑な気分ですね。 | ||||
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今まで乙一ファンながらなかなかコレには手を付けませんでしたが、何とも斬新で良かったと思います。解説での評価も納得でした!面白くないと言う意見の方もたくさんいるように、確かに16歳という年齢を省けばそんなに画期的な設定では無いかもしれません。しかしそれに劣らず作中の描写には終始圧倒されました!どこでこんな表現を思いつくのだろうと、感心しっぱなし(笑)映像を観ているような想像力が掻き立てられる文章力は凄いです。 話の内容については全く触れていません;済みません 読んでない方は是非! | ||||
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死んだわたしの視点から描いている点に、作者の発想力の豊かさを感じた。 他の作品も読んでみたい気持ちになる。実に面白いホラーだった。 | ||||
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おもしろくて一気に読みました。 これがデビュー作とは・・・・・ 優子もよかったです。 でもたまになんだかよく解らない描写がありました。 単に私が知らないだけだったのですが・・・・・・ww 斬新ですね。 | ||||
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200ページほどの文庫ですが、非常に読みやすく字のサイズも大きいため、すらすらと読めてしまいます。 この作品、何がスゴイのかというと、作者が16歳の時に書かれたのだということ! 表題作の「夏と花火と私の死体」はストーリー構成が抜群で、ややご都合主義になりながらも、それを上手く利用して良質なサスペンスに仕上げています。 どうすれば読者をハラハラドキドキさせることが出来るかを作者はよくわかっている。 「わたし」の一人称という斬新な手法も良い。16歳という補正を抜きにしてもお勧めできる作品です。 「優子」の方は雰囲気がどこか陰鬱な感じで、サスペンスというよりミステリーっぽいかな? 個人的にはこれはあくまでオマケですね。 | ||||
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表題の作品は、友人殺害の証拠隠滅を目指す兄妹の物語であるが、ロールプレイングゲームのように 次々と難題が降りかかり、その度にスリルを抜けていく展開は、まるでテレビゲームのようである。 現代風でありながら、牧歌的な農村の田園風景と夏の花火大会、お宮という設定がどこか懐かしく、 時代を超越した不思議な雰囲気を醸し出している。 ゲームオーバーを迎える結末が、作者らしく、読者に驚きを与える。 集録されているもう一話の「優子」は、一転、設定が古典的で、別の趣が楽しめる。 | ||||
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「あの」乙一のデビュー作。 デビューからやってくれています。 予想を裏切る展開をまた裏切る展開のまた、そのまた、そのまた、・・・・・。 終末がどうなるのかわからないという彼の天性の構成力と才能はわずか17歳で受賞した当初から頭角を現しています。 第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。 | ||||
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夏と花火と私の死体はスピード感があってハラハラしながら読みきってしまいました!そして死んだ人が話を語っていることも新しくてよかったです。 夏と花火と私の死体は乙一さんが17歳のときにかいた作品らしいです。たったの17歳でこんな作品ができると読んだときとても驚きました。乙一さんは私のアイドルです! 優子のほうはハラハラはしなかったけどとても怖かったです。でもちょっと驚く結末がまたひゃっとくる(?)ので呼んでみてください。 | ||||
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この物語は、最初から最後まで幼い主人公の少女の一人称視点で語られていく。しかし、タイトルにもある通り、少女は序盤で殺され、死んでしまう。しかしそれでも語りベは、「死体」となった少女の目線で最後まで語られる。これがとても斬新で衝撃的だった。少女が殺されたとき、「え!?このまま進行するの!?バトンタッチとかしないの!?」と大変驚いた。そして、友達を殺してしまった罪悪感と恐怖に苛まれ怯える妹に対し、友達の死体を目の前にしても冷静で淡々と死体を隠そうとする小学生の兄が妙に怖くて衝撃的だった。まして、その彼が妹思いの心優しい少年と先に紹介されているから尚更恐怖が増す。主人公が死体になってから、あくまで「私」という一人称を使うだけで目線は三人称視点と変わらないのかなと思いきや、ちゃんと「死体」目線で物語は語られていく。「私の死体を」とか「じっと見られて恥ずかしい」など、小学生の幼い女の子の等身大の気持ちはそのままに、「死体である自分」がどのようになっていくか語られ、言わば「生きる死体」がこの物語の一部始終を見届ける。今の乙一のように巧みに仕組まれた仕掛けのような小説の作風はまだないが、それでもこの斬新な語り口から当時から既に小説に独特な工夫を懲らしていたのが伺える。今の乙一の小説のような大どんでん返しの結末の驚きはなく、終始淡々としたものではあるが、それでも読み終わったあとに不思議とゾクッとくる寒気を感じさせる。当時16歳ということを考えると、この潜在能力の高さ。この小説を読んで、将来に期待しない人はいないだろう。 | ||||
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表題作でもある「夏と花火と私の死体」は、とても緊迫感あるもので、 続きが気になって、とても途中で止めて明日読む、ということはできませんでした。 兄妹が「わたし」の死体を隠す。 見つかりそうになる。 また隠す。 同じ事の繰り返しのようにも見える展開ですが、しっかりと深く描写されているため、 飽きる事はありませんでした。 生きた「わたし」から死んだ「わたし」」へのバトンタッチの仕方も、 不思議ではありますが、違和感なく読む事ができます。 対して「優子」の方は、表題作ほど「おお」という驚きはありませんでした。 読んでもらえば解ると思いますが、まだ裏があるんじゃないか、 という考えを、悪い意味で裏切られます。 ただ、やはりあのゾクゾクっとくるものは、乙一さんにしか書けないなぁ、 と思わされました。 | ||||
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ストーリー自体は変哲のない感じのミステリーだが、その斬新な視点は「16歳の書いたものとは思えない」と感じた。 そして本の演出の一つ一つがどことなく映画っぽい まさしく読む映画と言ったところ。 | ||||
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これがデビュー作っていうのは天才といわれる理由が分かりました。 乙一さんの本で最初に手に取ったのは別のものですが、これがファンになるきっかけになりました。 死体を運ぶシーン。 本当にハラハラした。 | ||||
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