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ブルーマーダー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブルーマーダー
ブルーマーダー (光文社文庫)

ブルーマーダーの評価: 4.10/5点 レビュー 118件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全89件 81~89 5/5ページ
No.9:
(4pt)

ほんのり漂う…哀愁

竹内結子主演で映画化された姫川玲子シリーズの最新作です。

 本書が映画の原作なのかどうかわかりませんが…

 渋い話でした。

 いくつかの伏線がやがて一つにつながったとき、哀愁を感じてしまいました。

 いったい何が正義なのか?とまでは行きませんが、・・・刑事たちの隠れた哀しさが見えてきます。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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No.8:
(4pt)

新しい展開と今後の予感

前作までとメンバーも組織も変わった姫川。
その中で相変わらずの活躍と心の微妙な動き。
今後につながりそうなことも織り込みながら
良い作品に仕上がっていると思います。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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No.7:
(4pt)

一気読みしてしまう作品

姫川シリーズ最新作。
姫川班解散後の作品ですが、菊田やガンテツなど、お馴染みのキャラクターが登場。
他のメンバーの、その後の動向(配属先など)も、少しだけ触れられています。

姫川と菊田の再会シーンは、ちょっとジーンと来るものがありますね。
また、姫川とガンテツのお決まりの遣り取りも健在。でも、以前より姫川が余裕を持って
対処しているような気がしますが、成長の証でしょうか。

肝心のストーリーですが、本作も息をつかせぬ展開で、一気読みしてしまいました。
しかし、途中で犯人や犯行動機がおおよそ見当がついてしまったのが、ちょっと残念。
欲を言えば、最後にもう一ひねり欲しかったですね。

次回作も期待しています。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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No.6:
(5pt)

秀逸な出来映え

前例のない殺人方法,独創的な殺害道具,テンポ良く進むストーリー。
ページをめくる手が止まらず,先ほど一気に読破しました。
姫川玲子シリーズは,全て読んでいますが,その中でも秀逸な作品です。
多くは語りませんが,是非,読んでみてください。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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No.5:
(4pt)

姫川ファンには満点、そうでない人は…

姫川玲子シリーズ待望の新作。首が伸びるほど待ったので重くてもデカくても高くても関係ありません。

この作者の作品の中で姫川玲子シリーズのキャラクターの良さ、テンポの良さ、警察ものとしての適度なリアリティは特筆もので私も含めファンは最初から最後まで楽しく読めると思います。前作最後でバラバラになってしまった姫川班や主要な登場人物のその後が描かれ、ほっとするやら残念やら…。しかし読み終わった瞬間にまた次回作が読みたくなるその魅力はさすがだと思います。

しかし、姫川シリーズのファンでない人には手放しでは勧められません。シリーズであるが故に説明が不十分だったり誤解するような表現があるのと、ストーリーもラスト近くの展開はやや首をかしげる部分もあります。犯人のキャラクターも怨恨なのか、使命感なのか、単にそういう性格なのかが読者の解釈に委ねられていますが、その試みが完全に成功しているとはいえず非常に消化不良な印象があります。読者に判断を委ねるといっても完全に手を放すのではなく作者の中では明確な形があり、それをあえてご想像にお任せしますとするのが正しいのではないかと思いますが、そのあたりが不十分で犯人(主犯だけでなく)が単によく分からないやつになっているのが残念なところ。といっても前述のようにテンポがよく、キャラクターが生き生きと動くのであまり気になりませんでした。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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No.4:
(5pt)

期待に違わぬ大傑作! 姫川の長ゼリフにしびれる!

(ネタばれ注意!!)

前作『インビジブルレイン』で一瞬心を交わした相手を目の前で刺殺され、不祥事に連座することで警視庁捜査1課を追われた姫川。
『このヤマ絶対とるよ!』主任の掛け声で一斉に捜査に向かう姫川班の面々無き、池袋署の一係長として姫川が果たしてどんな活躍をみせるのか?
切なさや感動は前作を上回ることができるのか?

新展開に期待しながら、最新作この『ブルーマーダー』を読み始めたが…期待に違わぬ傑作!!だった。

ガンテツこと勝俣刑事のいつものえげつなさがやや影を潜め、ちょといいやつになっている。(当然ではあるが)菊田以外姫川班の面々が出てこない。主犯格が意外とあっさり逮捕される…等ちょっとずつ?というところはあるものの、
相変わらずのガンテツの悪口や姫川のシニカルな独白は健在。菊田はもちろん『インビジブルレイン』でコンビを組んだ下川が重要な役どころを演じる等シリーズ愛読者としては堪らない展開。

本筋の殺人シーンは、『ストロベリーナイト』やシリーズ違いだが『ジウ』張りにグロい。ここまでグロい必要があるのかという程グロいが、そこには犯人の深く切ない思いが込められている。
だがこの本の圧巻は、主犯格が逮捕された後の付け足しか?と思われる様な立てこもり事件に対峙する姫川にある。

『暴力の連鎖は、憎悪しか生み出さない…だがその憎しみは愛情の裏返しと考えられないかな…』
犯人の銃の動きを冷静に観察しながらも、犯罪被害者である自らの体験を吐露し、何故警察官になったかを語り、人質となってる菊田への想いを熱く熱く吐き出し犯人を説得するシーン。

思わず目頭が熱くなります。

う〜ん。菊田への密かな想いに区切りをつけ、姫川はこれからどこに行くのか?次なる犯罪者はどんな奴なのか?既に次回作が待ち遠しい!!!
(つい『インビジブルレイン』を読み直してしまいました。牧田との恋も切なかったなー)
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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No.3:
(4pt)

TVでみていたストロベリーナイト 前作で警視庁捜査一課十係姫川班は解体されて葉山以外は所

TVでは、ワンクール楽しんだストロベリーナイトシリーズがKindle版で有料コンテンツにランクインしているの見つけて購入しました。
活字で読むのは、ブルーマーダーが初めてです。
何度も描かれる殺人のシーンは、最初こそ惹きつけられたものの繰り返されると、その残忍さゆえの嫌悪感を持ってしまいました。TVでもそんなシーンの多いドラマなのでいいのかもしれません。
ストーリーは、犯人と下川(前作で姫川とパートナーになっていたようです)、そして姫川玲子の3本の流れで進行します。
今作でも、ガンテツに犯罪者と同じ思考回路持つと言われた、玲子の感が冴えています。犯人を確保し、事件は解決と思われましたが、ドラマは続きます。
そうそう、菊田の左手人差し指にはリングがありました。
全体の展開はTVのストロベリーナイトと同じようにテンポよく流れます。
いまにして思うのですが、ドラマの俳優たちの役作りはよくできてましたね。
菊田、井岡、勝俣、そして最後にちょこっと登場した國奥、みんな小説そのままでした。
ただ、唐突に、会話文がでてきて、誰が話しているのが、よくわからない部分が数カ所ありました。私だけかもしれません。
少しきつかったので、星ひとつ減らしました。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
4334928552
No.2:
(4pt)

菊田との再会がなかなかいいです

文庫になるまで待とうと思っていたのですが、Kindleで安く販売されていたので購入しました。

『インビジブルレイン』で、姫川班は解散になってしまったわけですが、本作では無理なくこれまでの主要メンバーが登場します。とくに、姫川との関係がどうなったか知りたい菊田が重要な役で登場します。ガンテツや井岡君もでてきて、相変わらずのかけあいで笑わせてくれます。所轄で活躍する姫川の本部復帰も遅くないかもしれません。ストーリーですが、暴力や反社会勢力にどう対処するのか、いまの警察や法律のあり方でいいのかっていうことがテーマになっています。読者の多くは、多少なりとも犯人に共感するのでは?娯楽作品としてはいいできだと思います。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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No.1:
(5pt)

菊田さん・・・

姫川シリーズ最新刊。
インビジブルレインで姫川が所轄に出ることになったのはわかっていましたが、姫川班がバラバラになっているのはやっぱりさみしいですね。
そして、衝撃!!
菊田のその後。
ちょっとせつなかったです。
その中で井岡とガンテツが変わっていなくて、そこはなぜかなごめました。
ブルーマーダーAmazon書評・レビュー:ブルーマーダーより
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