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海賊とよばれた男



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海賊とよばれた男の評価: 4.26/5点 レビュー 1156件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1156件 541~560 28/58ページ
No.616:
(4pt)

ヒマな時の読み物に最適

面白い、肩が凝らない。同氏著の永遠のゼロよりはいい。作品の完成度は雑な感がするが、
物語の展開に惹きつけられ一気に読んでしまった。姑息な手段の輩に対比させ、男意気に
感ずる同志が都合よく登場するところが面白く、フィクションたる所以かな。熱い思いがよく
伝わり結構、ウルンとさせられるとこもあり、どこまでが実録なのかが気になる。モデルと
なった故出光佐三さんに一度でいいから会ってお話しを伺いたい。例えば原発問題とか
集団的自衛権行使容認とか、硬骨でタカ派に思えるが案外平和主義だったりして。
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.615:
(5pt)

日本人として誇りをもてる人物

【上巻を読み終わっての感想】
上巻は戦争の前後について書かれている。
実在の人物とのことであるが、人間として非常に魅力を感じた。
あの時代に何が大切なのかをしっかりと持ち、それを実践することは難しかったと思う。
芯のしっかりした考え方というのの勉強になった。
いろんな困難にも立ち向かっていく姿、あきらめない姿に感銘を覚えた。
日本人として誇りを持てる人物であると感じた。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.614:
(5pt)

森永裕子

今の時代にこの方のように気骨のある方が、いらっしゃつたら、世の中もっともっと変わっているのでわと、感じながら読みました。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.613:
(5pt)

歴史知識のミッシングリンクを埋める快著

「永遠のゼロ」や本作の主人公が類型的過ぎる(深みがない、美化しているなど)という意見もありますが、
作品を読むことで、私たちが知らなさすぎる戦前から戦後の歴史の流れを自然に理解出来ることが
これらの作品の隠れた(?)意義だと思います。そういう意味では、
幅広い読者に読んで貰うために、”分かりやすいエンタメ小説”であるというは必ずしも欠点ではない気がします。

本書は出光興産の創業者が、戦前から戦後にかけて日本国民に安価に石油を届けるために奔走し、
不屈の信念と実行力で経済封鎖中の大英帝国にも立ち向かうという、史実を基にした小説です。
武力を使わず権力に立ち向かうという話なので、本来左派的には評価すべき作品のようにも思われますが、
なぜかレビューに”読者の右傾化”を心配するものがあります。
東京裁判史観を肯定しなかったり、日本人の美点を述べたりすると右傾化というのでしょうか。
先入観を持たずに多くの人に読んでもらいたいと思います。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.612:
(1pt)

駄目でした

初めて百田氏の作品を読みましたが、「さあお前ら泣かしたんでぇ、感動させたんでぇ、さあ読め!」と言わんばかりの押し付けがましい文章で、あまりの暑苦しさに50頁くらいでギブアップ。私の感覚には全く合いませんでした。題材としてはすごく魅力的なのに、それを著者自ら台無しにしている感じ。もう少し肩の力を抜いて淡々と書けばいいのに、そう感じました。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.611:
(5pt)

期待を裏切りませんね

読み応えありです。
これから社会人になるひとにもお薦めです。人の上にたつ人がどうあるべきかというのがよくあらわれてると思います。
主人公のとおりにはなかなかできませんが。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.610:
(4pt)

感動!

人を大切にする会社経営哲学が、今の時代だからこそ必要で素敵です。
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.609:
(5pt)

戦前から戦後の歴史の流れが掴める快著

出光興産の創業者が安価な石油を日本に普及させるために生涯を懸けて戦うという話ですが、
彼の人生をたどりながら、戦前から戦後の日本の歩んだ歴史を大雑把に掴むことができます。
「永遠のゼロ」や本書が多くの日本国民に読まれることで、
自虐史観を刷り込まれたために敬遠しがちな近現代史に
多くの日本国民が興味を持つきっかけになれば素晴らしいことです。
きっと著者もそれを望んでいるのではないかと思います。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.608:
(1pt)

「小説」にする必要がなかったのでは

折角の題材が活かされていないと思います。主人公ひとりが日本を憂い、店員は無個性にして店主の鶴の一声に感銘を受けて奔走し…その繰り返しのみ記載されているので、読みやすい反面、重厚さがありません。イランからの石油輸入や生産調整との闘いなど、どれかひとつに焦点を絞って、主人公や店員たちが苦悩しながら、ビジネスに関わった経緯を書いてほしかったです。特に店員ひとりひとりの人間像が見えてこないので、何のために「フィクション小説」にしたのかがわかりません。その筆力は求めないほうがいいのでしょうね。久々に、読み終えるのが苦痛な本でした。
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.607:
(5pt)

これぞ、日本男児

成功に際して様々な人と出会い、それを糧にして大きく羽ばたいた
運も実力と思わせるるが、実は引き寄せる力が並みたいていでないのでは?
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.606:
(5pt)

これぞおとこの生きる道

おとこの中の男!これぞ男子の生き方
また読みたいよ!!泣けました
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.605:
(3pt)

史実とフィクションの境目が分からない

百田氏のストーリーテラーとしての能力は素晴らしいものがあります。
この小説も、上下二巻の長編ですが一気に読めました。私が知らなかったことも多くあり勉強になりました。
ですが、読み終えて深い感銘を受けてから、引っかかることを調べていくうちに「ん?」と感じることがあまりにも多いことに気づきました。

永遠の0 (講談社文庫)
影法師 (講談社文庫)
といった、百田氏が上梓した「純然たるフィクション」と違い、この本は、実在の人物である出光佐三、実在の企業である出光興産を描いていると公にしている作品です。
ストレートに「出光佐三」といった題名にして、登場人物も全て実名にして、参考文献への脚注もつけた「史伝」のスタイルで書くべきであった、と思います。
※ 百田氏にそのような本を書けるのか、百田氏がそのような本を書くのか、という問題は別ですが。

すなわち、阿川弘之の
山本五十六 (上巻) (新潮文庫) 山本五十六 (下巻) (新潮文庫)
米内光政 (新潮文庫)
井上成美 (新潮文庫)
の『海軍三部作』のようなスタイルです。

阿川弘之の『海軍三部作』は40年以上前に山本・米内・井上の三提督を実際に知る人たちにインタビューした上で書かれたものですが、例えば「米内の幼少期、青年期については既に知る人がいない」として、確かな資料で分かる概略だけを述べるに留めています。阿川氏の意見は「自分が考えるに・・・」などと分かるように書き、三提督の人間像を深く掘り下げています。

一方、この「海賊とよばれた男」は、参考文献として多数の本を挙げておりますが、どこまでが史実でどこからがフィクションなのか判然としません。
登場人物も仮名の人と実名の人が入り交じっており、仮名の人は実在したのか架空なのか分かりません。

一番引っかかるのは、国岡が独立して起業する際に「自分の家屋敷を売り払って、他人である国岡に開業資金を提供してくれた」日田重太郎です。この人は物語の中に何度も出てきます。

常識で考えてそんな太っ腹な人が実在するとは考えにくいのですが、実在したとすれば凄いことです。
しかし、この小説を読んでも実在したのか否かは見当がつきません。
日田重太郎とその事績が架空だとすると、物語の根底が抜け落ちてしまうように思います。同じことが物語の随所でなされていると想像すると、感動して良いのかどうか躊躇を感じてしまいます。
※ 出光興産の公式サイトには日田重太郎のことは何も書かれていません。

なお、出光興産は
「借金して土地を買い、その土地を担保にさらに土地を買い、設備投資をする」
経営をしてきました。

この経営方法は、「土地の値段が下がり、担保価値が下がる」ようになると行き詰まります。
1990年代のバブル崩壊後、土地は必ず値上りするという「土地神話」によって同じような経営をしていた企業が多数破綻しました。その一番有名な例が、中内功氏が一代で築いたダイエーです。

出光興産は、90年代には有利子負債が約2兆5千億円に達し、格付会社ムーディーズから「破綻寸前の企業」の格付けを受けて存続が危ぶまれたようです。ただし、ダイエーのように破綻には至らず、内部改革で事業を再構築し、株式を上場し、より「普通の企業」に近づいて現在に至っています。

この経緯については
出光興産の自己革新 (一橋大学日本企業研究センター研究叢書 4)
に詳細に書かれているようです。抜粋にあたる 一橋大学准教授 島本実氏 の論文がネット上で閲覧できます。グーグルで「出光興産 有利子負債 上場」で検索すると出てきます。

出光興産が潰れそうになったのは、出光佐三(国岡鐵造)が1981年に死去したのちの出来事ですが、
「借金して土地を買い、それを担保に借金して事業拡大する経営手法が、出光佐三(国岡轍造)のやり方であった」
「これはいわゆる『土地神話』に依存した経営であり、例えばダイエーが同じ経営手法を取っていた」
「出光佐三の没後10年ほどで『土地神話』が崩壊し、出光興産の経営は行き詰まった。徹底した改革がなければ出光興産は借金に押し潰されて破綻していた」
ことに、百田氏が一切言及していないのはアンフェアだと思います。
※ 百田氏はそこまで知らなかった/理解できなかったのかもしれません。

また、出光興産については、企業小説の大家である高杉良氏が約40年前、出光佐三が健在であった1975年に発表した処女作
新装版 虚構の城 (講談社文庫)
があります。
高杉良経済小説全集 (1)
によると、発表時に「これは内部告発ではないか」と経済界で話題になった作品です。

「虚構の城」では
「社主(出光佐三=国岡鐵造)が出光興産に君臨し、社主の考えに逆らうことは一切許されない。出勤簿もタイムレコーダーもないために社員は早出競争・残業競争を強いられ、8時出社・21時退社が当たり前だが残業代は支払われない(2014年現在、社会問題になっている「ブラック企業」そのものです)。東大工学部を出て出光興産に入り、顕著な業績を挙げていた主人公は『出光興産に労働組合があっても良いのではないか』という意見をごく控えめに表明しただけで畑違いの部署に左遷され・・・」
という、「海賊とよばれた男」では一切描かれなかった「出光興産の暗部」が克明に描かれています。

「虚構の城」は絶版書ですがアマゾンのマーケットプレイスで容易に買えます。
本書「海賊とよばれた男」に感銘を受けた方は、ぜひ「虚構の城」も併読なさることをお勧めします。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.604:
(5pt)

良かった。

ベットで横になって読むためハードカバーは重くて無理。
待ちに待った文庫本、面白く楽しみました。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.603:
(5pt)

青春の章から読むべし

初めから読むより後半の「青春」から読んだ方がストーリーの展開的に面白いかもね。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.602:
(5pt)

良かった。

ベットで横になって読むためハードカバーは重くて無理。
待ちに待った文庫本、面白く楽しみました。
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.601:
(1pt)

いたずら書きが多かった

本に赤ペンで単語の意味があちらこちらに書かれていて読みにくかった。ペンで書き込んだ本を再販売すると言うのはいかがなものか?
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.600:
(5pt)

国岡鐵造の魅力

自身よりも自社よりも国益のために人生を捧げた男。言葉で言うことは簡単でも、実行は難しい。
どんなに困難でも、そして、手の届くところに道があっても、決して信条を曲げず、自らが正しいと思うことを貫きとおす。
そこに国岡鐵造の魅力が詰まっている。

またそんな国岡は日田、ユキ、数百人の店員を魅了し、国岡の無茶とも思える生き方を徹底的に支援する。

徳や仁では語り尽くせない国岡の「正しい」生き方を貫こうとする情熱が人を魅了してやまないのだろう。
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.599:
(5pt)

自分が生きる価値を見いだせた者の逞しさを感じる。

社員は家族だ! この考え方が゛゛士は己を知る者の為に死す゛゛社員は店主の為に死に物狂いで慣れない仕事に挑戦する姿勢は今後の日本人の有り方を考えさせられる。是非、一読を本屋大賞は伊達じゃない。
海賊とよばれた男 上Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.598:
(5pt)

官に屈せず己の道を行く。

戦前戦後と高度経済成長の日本を舞台に暴れ回る知的な゛゛海賊゛゛軍人以上に日本を憂う、こんな男が日本に居た事を誇りに思う。
至宝の一冊である。
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.597:
(5pt)

海賊と呼ばれた男読後感

真に国家のことを基本において、従業員の生活を守っていく、事業者としての決意を、物語としてではなく、実経営活動の中で実現していく本物の、日本を代表できる経営者の実態に触れ、涙しながら読みました。70年の人生で多数の本を読んだ経験の中で、涙しながら読まされた本はこれが初めてでした。これほど人間の本質を捉え、事業経営を、国家と社員を基本において成し遂げた経営者に、最大の敬意を払い、日本人として誇りを感じる次第です。政財界の重鎮の方々に今一度この本に触れ、事業経営と政治の本質を深考いただきたい。
海賊とよばれた男 下Amazon書評・レビュー:海賊とよばれた男 下より
4062175657

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