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猿の悲しみ
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猿の悲しみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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殺人罪で服役経験のあるシングルマザーの奮闘劇。 離婚の慰謝料の調停と、とある事件の調査の二つを軸に、 弁護士事務所の裏稼業として暗躍していきます。 爽快感がなかなか高めで楽しめました。 | ||||
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『女版 柚木草平(著者の別シリーズ)』と評するのは少し安直すぎる気もするのですが, シニカルな言い回しや行動原理など,良くも悪くもこの著者の作品であるように感じます. とはいえ,その柚木氏らのカメオ出演をはじめ,主人公が女性だからか地の文の様子, さらには,世相を反映させたようなやり取りには,これまでとは違った印象を受けます. また,事件も万事解決とまではせず,いくつかの思惑の絡んだ『シナリオ』を用意し, さらにそれを書き換え,妥協点を探りながらの『決着』には,苦々しさが後を引くよう. このほか,異色の経歴や表と裏の顔,そして時には荒っぽいやり方も辞さないかと思えば, その描写にくどさは見られるものの,息子への溺愛ぶりなど,主人公もなかなかにユニーク. 反面,彼女の設定は序盤から詰め込みすぎで,説明調が続く出だしが少しばかり気になり, 二つの事件が並行する話運びも,繋がりがないため,こちらも散漫になった感は否めません. | ||||
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