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光の山脈



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【この小説が収録されている参考書籍】
光の山脈
光の山脈 (ハルキ文庫)

光の山脈の評価: 3.13/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

読んだ感想

ストーリーそのものは面白いが、文章に句読点がやたらと多く、非常に読みづらい。「ハルキ文庫」以外ではこのようなことは無かったので、校正者のせいか? はんせいを求む!!
光の山脈Amazon書評・レビュー:光の山脈より
4758410224
No.2:
(2pt)

勧善懲悪なのかい?

<ネタバレあり>
エンタテイメント作品としては悪くない。
数時間でサラリと読める。

ただ、
主人公(側の人も含め)=善 それ以外の人=悪 という構図にかなり興ざめした。
別の方のレビューにも書いてあるとおり、浅く薄っぺらい。
よそ者=異人=神という設定で主人公を描きたかったのか?と思ったり(でも描けていない)。

著者が作品に自身の主張を盛り込むのは別に構わないが、
主人公の言動を通じて「自分は正しい、悪いのは社会」みたいな
独善的な主張が見え隠れしているような気がする。
それゆえ読んでいるときに、常に(著者から)見下ろされているような感じで不快だった。

あと、田舎の村社会的な負の部分をことさら強調している。
田舎に対して恨みでもあるのかしらんと思った。

気になったところ(てかツッコミ)
・なぜオオカミ犬?その背景や理由が示されなかった(と思う)。
・使い捨てカイロじゃムリやろ
・嫁さんヤバイの分かるやろ
・密猟はあかんやろ(主人公の純粋性ゆえ是とするのか?)

でも、逆に著者の他作品を読みたくなった(笑)
光の山脈Amazon書評・レビュー:光の山脈より
4758410224
No.1:
(2pt)

平板な社会派?小説

短文構成を主体として、軽快で読みやすい。
 また、山や狩猟、野生動物や銃器等についてよく勉強されている様で、成る程そうなのかと感心させられる点が多い。 しかし、社会派の小説としては不十分な点が多い。本作品は、樋口氏自身の田舎生活における狩猟マナーや新旧住民の対立をひとつの原動力として書かれた様だが、ほとんどの登場人物はそれぞれ自らの立場を主張するのみで、問題解決に向けた提示や歩み寄りが無く、心情描写という点で平板な構成である。 田舎暮らしに対する希求が強まっている今、新住民と旧住民といった互いの立場を超えて理解しあえる方法を、稚拙でもかまわないから提示すべきだったのではないか。結局は何をやっても無駄なのかという無力感に苛まされた。
 それぞれの心情を立場という型に当て嵌めて、主人公側だけが神の視座に立つ、非常に底が浅い作品である。
光の山脈Amazon書評・レビュー:光の山脈より
4758410224

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