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エイジ
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エイジの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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キレる少年という表現が当時マスコミを賑わせた。 現実には少年犯罪は激減しており、キレる少年なんて増えてはいなかった。 マスコミが作った虚像なのだ。マスコミは常に治安の悪化を叫び続ける。今だってそうだ。 現実には犯罪が激減して、刑務所を減らすところさえ出てきてるのに。 この小説もキレる少年の心情を描いた作品だが、現実認識が誤っているので当然、作品としても誤っているとしかいいようがない。 どうして小説家やマスコミ、評論家は政府統計すら見ないのか。 なんで治安が悪化してると思いたがるのか。子供が凶悪になってると思いたがるのか。 どれだけ子供に寄り添って書こうと、間違った認識からは間違った答えしか出ない。 | ||||
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重松さんの作品を初めて読みました。中学生が起こした通り魔事件を筋にした小説ということで,わくわくどきどきを期待して読みました。事件が起こるまではふむふむと思いながら読んでいましたが,事件が起こっても,犯人が分かっても盛り上がらず物足りないです。それは「分かった」「分からない」など葛藤,不安,悩み,苛立ち等,エイジや回りの中学生の心情が後半でこれでもかというくらいずらずらと出てくるだけだからです。ちょっとうんざりしました。事件の経緯や動機,事件を起こした中学生の内面などほとんど描かれていません。そこのところを期待して読んだのですが。推理小説ではないことは分かりましたが,多感な中学生の心理を代弁して小説にまとめたのでしょうが,当事者の中学生を置いてきぼりにして周りの子どもたちの会話文や心内語を多用しているのでくどい感じがします。家族,先生には言えないことでもたとえ間違った行為を行ったクラスメイトにはなにがしらのアプローチがあってもよさそうです。また,あえて作者は書かなかったのだとは思いますが,先生たちも誰一人事件のことに触れないのも不自然です。結論,中学生一人一人が何をどのように考えようと,それについて周りの人間がとやかく言うのは余計なお世話ですが,中学生は乱暴な言葉使いをするのが当たり前,だけれども,中身は誰でも純で大人が考えている以上に複雑なんだというのを言いたかったのでしょうか。 以上,とっくに思春期が過ぎ去ったおじさんの感想です。 | ||||
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全く面白くなかったです…40代女性です。高評価レビューに惹かれて読みましたが、何が言いたかったのか全くわかりませんでした。 | ||||
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中学生の日常を描いて、終わりでした。最近は、意外性を小説に期待してしまい、この手の小説が物足りなく感じてしまいます。通り魔の同級生、キレる本人、不良風の友達、優秀な同級生、片思いの女子、、、。 | ||||
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本当に淡々とした小説だ。エイジは中学生。連続通り魔という事件が起こるが片田舎の生活が淡々と記述される。重松作品にあるヒューマンドラマがそこにある。 何がいいって、その紙質とイラスト。新聞のテイストがとてもいい。 | ||||
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そうかー、こういうことなのかー、と思いながら読みました。反論するも肯定するも、今どきの中学生については何も知らないので、とりあえずそのまま受け入れです。 でも、なんとなーく、全体に作り物めいた印象を受けてしまった。 「特殊な子」……たとえば、通り魔のような犯罪を犯してしまうような子は、決して「特殊」でもなんでもない。むしろ、ふつうの家庭に育ったふつうの子なのだ、ということなのでしょうが、エイジの家庭として描かれている「ふつうの家庭」が、妙に絵空事っぽい。そのせいかなあと思います。 | ||||
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物語自体はけっしてつまらなくはないと思います。 問題提起的な内容で、そこそこ読めるし。 でも「大人が大人のために書いた大人の自己満足のための物語」という感じがして、読んでいて不快でした。 描かれている中学生達もあまりにステレオタイプというか、表面だけをなぞっているに過ぎないのに、いたるところに「俺は他の大人と違って、君たちのことわかってるんだよ」みたいな匂いがプンプン。 「わかった気になっている」というのは一番怖いことです。それを押し付けられるのは子供にとって一番傷つくことです。 あまりオススメはできないです。 タイトルセンスが好みに合ってるので、他の本も気になってたのですが、さすがに買う気を失いました。 | ||||
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重松氏のこの作品は、まるで下手な翻訳文学のように、日本語の音的な起伏がなかったので、自分にとっては読む必要はなかったと思われた。 小学生でも大丈夫そうな読みやすさだが、それだからといって内容が特に優れているという印象も持てなかった。 悪く言えば、ソツはないけど取り柄はそれ以上にない…。本作を楽しめる人はいると思うが、買ってまで読む必要はなかったし、再読することはないだろうし、重松氏の作品は二度と読まないだろうと思います。 | ||||
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