後巷説百物語

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後巷説百物語の評価:

4.38/5点 レビュー 63件。 B ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全124件 21〜40 2/7ページ
No.104
(4pt)

空想説話の在る理由

江戸から明治、ものの捉え方が偶像的から近代・現実的に推移していく時代背景の中、明治という時代への馴染み方も様々な同胞4人と、江戸時代の各地方の妖怪話を集める翁とのやり取りを口語的にまとめた短編集。一貫して、過去あった妖怪話・摩訶不思議なものは、その場に居合わせた人の受け取り方によって歪曲して解釈され、結果後世に寓話として語り継がれているものがほとんどだという論調ではありつつ、一方で現実として受け止めることが困難なものを、敢えて非科学的なものとして描いた話については、空想的なもののまま明らかにしないほうがよいという論調もあり。現実ばかりをそのままに語るのではなく、曖昧さやあり得ないことを織り交ぜることで、当事者や深く関係する人がうまく受け止められる形にしてるものこそが説話が在る理由である。科学が発展した現代では難しいが、明治近代に突入する過渡期という特有の時代において、現実と非現実を行ったり来たりしながら、その事象の背景にある「真実」をあぶり出す描写が面白く、また短編を読みすすめる中で明らかになっていく翁とその同居人のバックグラウンドも伏線として散りばめられており良作だと思った。
後巷説百物語 (Kwai books) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (Kwai books)より
4048735012
No.103
(5pt)

微笑んだままで

明治維新後を生きる若者4人が遭遇した不可思議、又市と過ごした百介(一白翁)の過去が交差しながら進んでいく、前二作と異なるスタイル。此の設定自体が最後の「風の神」へと繋がる巧妙な仕掛け(伏線)になっており、『続巷説百物語』と同じく著者に一本取られたなと。シリーズ第1話「小豆洗い」の百物語で始まった長い長い旅路(3冊合計で2,000ページ超!!)が、「風の神」の百物語で締め括られるのは、感慨深さすら覚えます。エピローグに爽やかなあたたかみを感じるのは、登場人物たちの織り成す結び付きの強さのせいでしょうか。
後巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (角川文庫)より
4043620047
No.102
(5pt)

微笑んだままで

明治維新後を生きる若者4人が遭遇した不可思議、又市と過ごした百介(一白翁)の過去が交差しながら進んでいく、前二作と異なるスタイル。此の設定自体が最後の「風の神」へと繋がる巧妙な仕掛け(伏線)になっており、『続巷説百物語』と同じく著者に一本取られたなと。シリーズ第1話「小豆洗い」の百物語で始まった長い長い旅路(3冊合計で2,000ページ超!!)が、「風の神」の百物語で締め括られるのは、感慨深さすら覚えます。エピローグに爽やかなあたたかみを感じるのは、登場人物たちの織り成す結び付きの強さのせいでしょうか。
後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125009333
No.101
(5pt)

微笑んだままで

明治維新後を生きる若者4人が遭遇した不可思議、又市と過ごした百介(一白翁)の過去が交差しながら進んでいく、前二作と異なるスタイル。此の設定自体が最後の「風の神」へと繋がる巧妙な仕掛け(伏線)になっており、『続巷説百物語』と同じく著者に一本取られたなと。シリーズ第1話「小豆洗い」の百物語で始まった長い長い旅路(3冊合計で2,000ページ超!!)が、「風の神」の百物語で締め括られるのは、感慨深さすら覚えます。エピローグに爽やかなあたたかみを感じるのは、登場人物たちの織り成す結び付きの強さのせいでしょうか。
後巷説百物語 (Kwai books) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (Kwai books)より
4048735012
No.100
(5pt)

人間の深き業

御行の又市、山猫廻しのおぎん、事触れの治平ら小悪党たちの暗躍を描いた人気シリーズの第3弾。幕末を舞台とした先の2作とは異なり、時代は明治へと移り変わっている。年老いた主人公、山岡百介が、数十年前に又市らによって仕組まれた事件を振り返るという趣向だ。奇怪なしきたりに縛られた孤島、死人が放つ怪火、不死の蛇、人へと変化する青鷺など、著者が得意とする妖怪を題材にした6編が収録されている。第130回直木賞受賞作。
後巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (角川文庫)より
4043620047
No.99
(5pt)

人間の深き業

御行の又市、山猫廻しのおぎん、事触れの治平ら小悪党たちの暗躍を描いた人気シリーズの第3弾。幕末を舞台とした先の2作とは異なり、時代は明治へと移り変わっている。年老いた主人公、山岡百介が、数十年前に又市らによって仕組まれた事件を振り返るという趣向だ。奇怪なしきたりに縛られた孤島、死人が放つ怪火、不死の蛇、人へと変化する青鷺など、著者が得意とする妖怪を題材にした6編が収録されている。第130回直木賞受賞作。
後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125009333
No.98
(5pt)

人間の深き業

御行の又市、山猫廻しのおぎん、事触れの治平ら小悪党たちの暗躍を描いた人気シリーズの第3弾。幕末を舞台とした先の2作とは異なり、時代は明治へと移り変わっている。年老いた主人公、山岡百介が、数十年前に又市らによって仕組まれた事件を振り返るという趣向だ。奇怪なしきたりに縛られた孤島、死人が放つ怪火、不死の蛇、人へと変化する青鷺など、著者が得意とする妖怪を題材にした6編が収録されている。第130回直木賞受賞作。
後巷説百物語 (Kwai books) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (Kwai books)より
4048735012
No.97
(3pt)

直木賞受賞

直木賞受賞というイメージが先行したのか、他に二冊を読んだけど、他の二冊のほうが断然面白かった。ただ、『赤えいの魚(うお)』の価値観の違いや恐怖感が非常に興味深かった。
後巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (角川文庫)より
4043620047
No.96
(3pt)

直木賞受賞

直木賞受賞というイメージが先行したのか、他に二冊を読んだけど、他の二冊のほうが断然面白かった。ただ、『赤えいの魚(うお)』の価値観の違いや恐怖感が非常に興味深かった。
後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125009333
No.95
(3pt)

直木賞受賞

直木賞受賞というイメージが先行したのか、他に二冊を読んだけど、他の二冊のほうが断然面白かった。ただ、『赤えいの魚(うお)』の価値観の違いや恐怖感が非常に興味深かった。
後巷説百物語 (Kwai books) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (Kwai books)より
4048735012
No.94
(5pt)

とても綺麗な状態でした

とても綺麗な状態でした。
またよろしくお願いします。とても綺麗な状態でした。
またよろしくお願いします。
後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125009333
No.93
(5pt)

とても綺麗な状態でした

とても綺麗な状態でした。
またよろしくお願いします。とても綺麗な状態でした。
またよろしくお願いします。
後巷説百物語 (Kwai books) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (Kwai books)より
4048735012
No.92
(5pt)

とても綺麗な状態でした

とても綺麗な状態でした。
またよろしくお願いします。とても綺麗な状態でした。
またよろしくお願いします。
後巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (角川文庫)より
4043620047
No.91
(3pt)

京極作品としてはまぁまぁです

一通り読み終わって、良くできた作品だとは思いますが、それほど驚嘆することもなく、こんなものだろうという感じがしました。百器徒然袋ファンの小生としては、======
後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125009333
No.90
(3pt)

京極作品としてはまぁまぁです

一通り読み終わって、良くできた作品だとは思いますが、それほど驚嘆することもなく、こんなものだろうという感じがしました。百器徒然袋ファンの小生としては、======
後巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (角川文庫)より
4043620047
No.89
(3pt)

京極作品としてはまぁまぁです

一通り読み終わって、良くできた作品だとは思いますが、それほど驚嘆することもなく、こんなものだろうという感じがしました。百器徒然袋ファンの小生としては、======
後巷説百物語 (Kwai books) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (Kwai books)より
4048735012
No.88
(4pt)

前作の”続巷説”は爽快な、こちらは”しみじみ”とした雰囲気です

このシリーズ、最初の巷説物語はちょっとインパクトが弱い気がしたのですが、次の続巷説物語がものすごくおもしろくてびっくり。スケールが大きく、結末が爽快と言っていいほどうまく締められているお話ばかりでした。そしてその続編のこの後巷説物語、これもなかなかよかったです。直木賞受賞作品だったのですね。個人的には先の”続”のほうがペンの乗りがいいというか、おもしろかったと思うのですが、直木賞はそれまでの3作全体に対しての受賞という意味あいでしょうか。

”続”がハイテンションでダイナミックだとすれば、この”後”はじっくりしみじみという雰囲気。一白翁と呼ばれているかつての山岡百介と4人の今時(明治開化の頃)の若者たちとのちょっととぼけたやり取りが絶妙です。時は江戸から明治に移り変わり、どうやら又市さんやおぎんさんをはじめ、昔の仲間はすでに亡くなってしまっているらしい・・ということがほのめかされます。そして最後には・・・・時の流れを感じてしまい、なんだか寂しくなりました。

最初の「赤えいの魚」がよかったです。東北の某所、特定の場所からしか見えない離れ小島は、周囲が絶壁になっていて上陸できそうもないのに、島から煙が上がっているのが見えることがある。人が住んでいるのか?しかも海流の関係でいったんそちらに流されたらもう本土には戻れないという絶海の孤島。奇しくもそこに流されてしまった山岡百介が目にしたものは・・・・なかなか鬼気迫る怖いお話でした。怪しい自然発火を扱った「天火」、触れると祟るという蛇を祀った蛇塚にまつわる話「手負蛇」もなかなかのものでした。

明治から大正にかけての文学のように漢字がたくさん使ってあるので、「ああ、この単語って漢字ではこんな字を使うんだ」というのが勉強になります。たとえば「きみが悪い=鬼魅が悪い」「まさか=真逆」「キラキラ光る=綺羅綺羅光る」「いつもながら=いつも乍ら」などなど。

最後の小野不由美氏の解説は、京極氏の理屈っぽい?話し方が乗り移ったのか、気負いすぎで小野不由美氏らしくない、理屈をこねすぎかなと思ってしまいました。おもしろいお話はただおもしろいでいいのだと思います。
後巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (角川文庫)より
4043620047
No.87
(4pt)

前作の”続巷説”は爽快な、こちらは”しみじみ”とした雰囲気です

このシリーズ、最初の巷説物語はちょっとインパクトが弱い気がしたのですが、次の続巷説物語がものすごくおもしろくてびっくり。スケールが大きく、結末が爽快と言っていいほどうまく締められているお話ばかりでした。そしてその続編のこの後巷説物語、これもなかなかよかったです。直木賞受賞作品だったのですね。個人的には先の”続”のほうがペンの乗りがいいというか、おもしろかったと思うのですが、直木賞はそれまでの3作全体に対しての受賞という意味あいでしょうか。

”続”がハイテンションでダイナミックだとすれば、この”後”はじっくりしみじみという雰囲気。一白翁と呼ばれているかつての山岡百介と4人の今時(明治開化の頃)の若者たちとのちょっととぼけたやり取りが絶妙です。時は江戸から明治に移り変わり、どうやら又市さんやおぎんさんをはじめ、昔の仲間はすでに亡くなってしまっているらしい・・ということがほのめかされます。そして最後には・・・・時の流れを感じてしまい、なんだか寂しくなりました。

最初の「赤えいの魚」がよかったです。東北の某所、特定の場所からしか見えない離れ小島は、周囲が絶壁になっていて上陸できそうもないのに、島から煙が上がっているのが見えることがある。人が住んでいるのか?しかも海流の関係でいったんそちらに流されたらもう本土には戻れないという絶海の孤島。奇しくもそこに流されてしまった山岡百介が目にしたものは・・・・なかなか鬼気迫る怖いお話でした。怪しい自然発火を扱った「天火」、触れると祟るという蛇を祀った蛇塚にまつわる話「手負蛇」もなかなかのものでした。

明治から大正にかけての文学のように漢字がたくさん使ってあるので、「ああ、この単語って漢字ではこんな字を使うんだ」というのが勉強になります。たとえば「きみが悪い=鬼魅が悪い」「まさか=真逆」「キラキラ光る=綺羅綺羅光る」「いつもながら=いつも乍ら」などなど。

最後の小野不由美氏の解説は、京極氏の理屈っぽい?話し方が乗り移ったのか、気負いすぎで小野不由美氏らしくない、理屈をこねすぎかなと思ってしまいました。おもしろいお話はただおもしろいでいいのだと思います。
後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125009333
No.86
(4pt)

前作の”続巷説”は爽快な、こちらは”しみじみ”とした雰囲気です

このシリーズ、最初の巷説物語はちょっとインパクトが弱い気がしたのですが、次の続巷説物語がものすごくおもしろくてびっくり。スケールが大きく、結末が爽快と言っていいほどうまく締められているお話ばかりでした。そしてその続編のこの後巷説物語、これもなかなかよかったです。直木賞受賞作品だったのですね。個人的には先の”続”のほうがペンの乗りがいいというか、おもしろかったと思うのですが、直木賞はそれまでの3作全体に対しての受賞という意味あいでしょうか。

”続”がハイテンションでダイナミックだとすれば、この”後”はじっくりしみじみという雰囲気。一白翁と呼ばれているかつての山岡百介と4人の今時(明治開化の頃)の若者たちとのちょっととぼけたやり取りが絶妙です。時は江戸から明治に移り変わり、どうやら又市さんやおぎんさんをはじめ、昔の仲間はすでに亡くなってしまっているらしい・・ということがほのめかされます。そして最後には・・・・時の流れを感じてしまい、なんだか寂しくなりました。

最初の「赤えいの魚」がよかったです。東北の某所、特定の場所からしか見えない離れ小島は、周囲が絶壁になっていて上陸できそうもないのに、島から煙が上がっているのが見えることがある。人が住んでいるのか?しかも海流の関係でいったんそちらに流されたらもう本土には戻れないという絶海の孤島。奇しくもそこに流されてしまった山岡百介が目にしたものは・・・・なかなか鬼気迫る怖いお話でした。怪しい自然発火を扱った「天火」、触れると祟るという蛇を祀った蛇塚にまつわる話「手負蛇」もなかなかのものでした。

明治から大正にかけての文学のように漢字がたくさん使ってあるので、「ああ、この単語って漢字ではこんな字を使うんだ」というのが勉強になります。たとえば「きみが悪い=鬼魅が悪い」「まさか=真逆」「キラキラ光る=綺羅綺羅光る」「いつもながら=いつも乍ら」などなど。

最後の小野不由美氏の解説は、京極氏の理屈っぽい?話し方が乗り移ったのか、気負いすぎで小野不由美氏らしくない、理屈をこねすぎかなと思ってしまいました。おもしろいお話はただおもしろいでいいのだと思います。
後巷説百物語 (Kwai books) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (Kwai books)より
4048735012
No.85
(5pt)

一つの疑問

おぎんさんは小夜さんの祖母ですよね? おりんさんは、おぎんさんの娘さん。おぎんさんがおりんさんに生を授けるお話はあるのですか?
後巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 後巷説百物語 (角川文庫)より
4043620047