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「スーパー隠岐」殺人特急
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「スーパー隠岐」殺人特急の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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日本の地理に詳しくないので,壱岐と隠岐をしばしば混同してしまいます。 隠岐諸島(おきしょとう)は、島根半島の北約50kmにある島々。隠岐島はない。 壱岐島(いきのしま)は、九州北の玄界灘にある島。九州と対馬の中間。周囲の島を壱岐諸島と呼ぶ。 話は心中する老夫婦が続出する話。 しかも行方不明になってから,心中をするまでの間に1月ほど間があることに疑問を抱く十津川警部。 話の途中で,保険金の詐欺か,自殺者から保険金を受け取って,借金を返済する手数料を取っているのかと思った。 もう少し話が複雑で,こういうことを考える人もいるのだと驚きました。 | ||||
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東京からやって来た老夫婦の内、妻が津和野で何者かに殺されてしまう。 その一方、都内各所では老夫妻が何処かに失踪する事件が起きていた。 津和野の事件と都内各所での失踪事件に、ピンときた十津川警部は・・・と いうお話。 単なる犯人捜しで終わって無い点は流石、第一線で活躍し続ける著者なれば こそでしょう。 消えて行った老夫婦の影に見える或る組織。話をまとめるため、最後の最後で 急に(それも無理やりの感有り)馬脚を現わせさせた、というマイナス点はあり ますが・・・。 ですが、多くの日本人が持つ死生観をキーワードにして、それにすがる人 利用する人を通じて、この国が抱える危うい部分を(何が危ういのかは読んでの お楽しみということで)娯楽小説と言う第一義を守りながら、しっかりと描いて いるのです。 もちろん山陰地方の旅情も味わえますよ。旅のお供にどーぞ。 | ||||
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事件は、ある老夫婦が、特急「スーパーおき」に乗って津和野へ向かうところから始まる。表紙の絵からも分かるように、津和野といえば、「SLやまぐち」号も登場する。 タイトルからも想像がつくように、「スーパーおき」の名前の由来は、島根半島の北方にある隠岐諸島だと思われる。著者があえて漢字で表記しているため、列車名の由来を知らない多くの方々にとっても、場所が分かりやすく、良いと思う。 どういう展開になるのか、すごく興味を持ちつつ読み進めることができる作品で、読後感も良い。 | ||||
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途中まで、犯人の動機と利益がまったく分からず、かなり面白く読んでいました。それなのに結末はなんか無理やり終わらせたという感じです。最初、老人が殴られたところからストーリーは始まるのですが、この重要ポイントが結末に生かされていないような気がします。西村先生にしては強引過ぎる終わり方だと思いました。 | ||||
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