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「スーパー隠岐」殺人特急



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「スーパー隠岐」殺人特急の評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

話が複雑で,こういうことを考える人もいるのだと驚きました。

日本の地理に詳しくないので,壱岐と隠岐をしばしば混同してしまいます。

隠岐諸島(おきしょとう)は、島根半島の北約50kmにある島々。隠岐島はない。

壱岐島(いきのしま)は、九州北の玄界灘にある島。九州と対馬の中間。周囲の島を壱岐諸島と呼ぶ。

話は心中する老夫婦が続出する話。
しかも行方不明になってから,心中をするまでの間に1月ほど間があることに疑問を抱く十津川警部。

話の途中で,保険金の詐欺か,自殺者から保険金を受け取って,借金を返済する手数料を取っているのかと思った。

もう少し話が複雑で,こういうことを考える人もいるのだと驚きました。
十津川警部「スーパー隠岐」殺人特急 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部「スーパー隠岐」殺人特急 (集英社文庫)より
4087462854
No.3:
(3pt)

最後が無理やり・・・なので、読後感も・・・

 東京からやって来た老夫婦の内、妻が津和野で何者かに殺されてしまう。
その一方、都内各所では老夫妻が何処かに失踪する事件が起きていた。
津和野の事件と都内各所での失踪事件に、ピンときた十津川警部は・・・と
いうお話。
 単なる犯人捜しで終わって無い点は流石、第一線で活躍し続ける著者なれば
こそでしょう。
 消えて行った老夫婦の影に見える或る組織。話をまとめるため、最後の最後で
急に(それも無理やりの感有り)馬脚を現わせさせた、というマイナス点はあり
ますが・・・。
 ですが、多くの日本人が持つ死生観をキーワードにして、それにすがる人
利用する人を通じて、この国が抱える危うい部分を(何が危ういのかは読んでの
お楽しみということで)娯楽小説と言う第一義を守りながら、しっかりと描いて
いるのです。
 もちろん山陰地方の旅情も味わえますよ。旅のお供にどーぞ。
十津川警部「スーパー隠岐」殺人特急 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部「スーパー隠岐」殺人特急 (集英社文庫)より
4087462854
No.2:
(5pt)

西の旅

事件は、ある老夫婦が、特急「スーパーおき」に乗って津和野へ向かうところから始まる。表紙の絵からも分かるように、津和野といえば、「SLやまぐち」号も登場する。
タイトルからも想像がつくように、「スーパーおき」の名前の由来は、島根半島の北方にある隠岐諸島だと思われる。著者があえて漢字で表記しているため、列車名の由来を知らない多くの方々にとっても、場所が分かりやすく、良いと思う。
どういう展開になるのか、すごく興味を持ちつつ読み進めることができる作品で、読後感も良い。
十津川警部「スーパー隠岐」殺人特急 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部「スーパー隠岐」殺人特急 (集英社文庫)より
4087462854
No.1:
(3pt)

結末がちょっと・・・

途中まで、犯人の動機と利益がまったく分からず、かなり面白く読んでいました。それなのに結末はなんか無理やり終わらせたという感じです。最初、老人が殴られたところからストーリーは始まるのですが、この重要ポイントが結末に生かされていないような気がします。西村先生にしては強引過ぎる終わり方だと思いました。
「スーパー隠岐」殺人特急 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:「スーパー隠岐」殺人特急 (ジョイ・ノベルス)より
4408504467

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