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ペトロ
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ペトロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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読んだことを忘れるほど面白くない小説でした。 今野さんの作品で期待していただけにカスをつかんだ感じです、 | ||||
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期待をして読んだからか、他の作品 たとえば 安積さんのような キャラクターの魅力が伝わって きませんでした。 そのぶんページをめくる手が、チカラを無くしそうに。 教授と刑事というペアは面白い組み合わせだけだった だけに さらに深いやりとりから結末へつながって いたらなーと 読み終わってから思いました。 | ||||
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読売新聞の夕刊に連載されていた物を単行本化したもの。作者得意の警察小説に「ペトログリフ」風味を加えた所に新規性がある。だが、事件の舞台が大学の研究室というありふれた物である上に、新聞連載特有と言って良いユッタリとした進行に当初はモタモタした印象しか受けなかった。一応、碓氷という刑事が主人公(ワトソン役 ?)なのだが、刑事達がチームワークを活かして事件を解決して行くという作者の持ち味も感じられなかった。「ペトログリフ」と事件との関連性も薄く感じられた。 だが、アルトマン教授という古代文字の権威が探偵役の様な形で登場して以降、物語の求心性が増した様に思えた。事件現場に残された桃木文字やヒッタイト文字の解釈を与えたり、それに基づいて事件に対する新しい視点を与えたりと、作者の狙いがようやく日の目を見たという印象を受けた。しかし、大学の研究室の閉鎖性と古代文字という組み合わせから、容疑者の範囲が絞られてしまうという状況は依然として変わらない。残された古代文字の説得力、即ち手掛かりに関する「Why done it ?」が余程強力で無いと、単なる趣向倒れに終ってしまう危険性を孕んだ挑戦だと思いながら読み続けた。 結果として、残念ながらその心配は杞憂では無かった。一時は興味を惹いたアルトマン教授の存在も虚しい物に変容した。その説が空理空論に終始しているのだ。最後はダジャレかよ ! 舞台の閉鎖性も手伝って事件構造が余りにも脆弱過ぎるので、警察の普通の捜査活動で容易に犯人に辿り付けた筈だ。この程度のアイデアしか持ち合わせていないのなら、初めから古代文字など採り上げなかった方が良かったと思う。単に新しい題材に挑戦して見ました、という風に映ってしまった。 | ||||
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