■スポンサードリンク
ペトロ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ペトロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今までは碓氷弘一シリーズといっても、あまりストーリーの中心にいる感じはなかったけど、本作はシリーズと言っておかしくない展開。 考古学者がメインで事件解決に至るという設定のため、やや背景説明などで説明臭さはあるものの、物語としては少ない登場人物で綺麗にまとまっている。 現場のペトログリフについてはやや強引さは感じるが、それでも大学の研究室という舞台で完結させるストーリーは面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結論からこじつけた様な事件設定と捜査の展開で、今野作品に期待されるスピーディな謎解きの妙は感じられない。著者の他作品でも垣間見られる大学の研究に対する彼の偏見にも似た思い込みがそうしたこじつけを生んでいる様に感じられた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初題名を見た時聖書に出てくる使徒ペトロのことかと思いました。少し読んでいくとペトログリフのことだったのかと気付き、これも好きなジャンルだと読み進めていきました。すると終わりころの謎解きの段階でやはりペトロの「逆さ十字架」をあらわしていることが説明されて、二重の意味のペトロだったことがわかりました。 ペトログリフだとか古代語の成り立ちなどは分からないながらも興味がありました。この作品も私の好きな題材を扱っているので興味がありました。面白かったです。 ただ逆さ十字架を表すペトログリフは頭をかしげました。そのようには見えなかったからです。アッピア街道で復活した主イエスに「クオヴァディス ドミネ」と呼びかけたペトロの声が聞こえるような『クオ・ヴァディス』を 女学生の時に読んで衝撃を受けたことを思い出しました。」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
過程は面白いんです。登場する人物もそれなりに魅力的。 古代文字のウンチクも興味深い。 けど、犯人が判明して以降が、なんだか最後が腑に落ちない。 ネタバレになりそうだからあまり言えませんが、犯人がどうやって第二の殺人を実行できたのか?どうやって殺人現場にペトログリフを刻めたのか?が、ちょっと現実的に無理っぽい気がするのですが、何も言及されてないんですよね・・。 まあ、過程が面白いからいいんですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハードカバーで途中まで読んでいましたが、不便なので買い換えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもテンポのいいこの人にしてはやや冗長な作品。 が、面白いので星は3つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古史古伝を扱うミステリが圧倒的に少ない中で、著者がこうした題材に挑んだ意欲は素晴らしいと思う。(アラハバキから遮光器土偶=イシュタル説まで、好き者にはたまらない題材・・・) 確かにダビンチコードにはなり切れていないが、今回パートナー役を務める大学教授を宗像教授に置き換えたスピンオフ作品が読みたくなった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現場に残されたペトログリフにあんな深い意味が含まれているとは、 考古学の奥深さを学びながら犯人を探す面白さを味わいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んだことを忘れるほど面白くない小説でした。 今野さんの作品で期待していただけにカスをつかんだ感じです、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品は初めて読みましtが、グングン引き込まれてゆきました。 又、主人公の人間性、周りの人間関係などなど大変面白かった。 他の作品も是非読みたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々な潜入産業を具体的に詳細に調べて、読者の興味をそそる様な書き方が素晴らしいです。今後とも購読を続けていきたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今野氏得意の警察モノ。警察モノの小説や今野氏のファンなら、すんなりと読める作品でしょう。 でも、今野氏の他作品と比べると、主人公のキャラクターがイマイチ薄い。捜査に加わった外国人教授は、それなりにキャラクターが出来ている。然しながら、その推理はお粗末と言わざるを得ない。 ペトログリフと言う特殊文字が現場に残っている以上、おおよその犯人は絞り込めるはずなのに、やたらだらだらと物語は進む。それはまるで外国人教授を登場させるがためのようだ。 また、実際問題として警察が捜査に(と言うより公務上)、民間の自動車に簡単に同乗するものだろうか?更に、民間人を捜査会議に参加させるだろうか? 今野氏の警察作品を読んでいると、「実際の警察では〜」のような言い方を見かける。刑事の心理面を含めて相当な取材/調査をしていると思うが、緊急を要さない場面での民間人運転の自動車への同乗や捜査会議の参加は有り得るのだろうか?それを考えると、本作品については疑念の部分が有る。 更に、ペトログリフを題材にしたのは良い着眼点だと思うが、いつもはそこから色々な展開が期待されるのに、本作品では展開がしない。 まるで納期が迫って仕方が無く、温めていた「ペトログリフ」、「十二使徒」、「頭脳明晰な外国人教授」と言うネタを適当に使って仕上げた感じだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待をして読んだからか、他の作品 たとえば 安積さんのような キャラクターの魅力が伝わって きませんでした。 そのぶんページをめくる手が、チカラを無くしそうに。 教授と刑事というペアは面白い組み合わせだけだった だけに さらに深いやりとりから結末へつながって いたらなーと 読み終わってから思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読売新聞の夕刊に連載されていた物を単行本化したもの。作者得意の警察小説に「ペトログリフ」風味を加えた所に新規性がある。だが、事件の舞台が大学の研究室というありふれた物である上に、新聞連載特有と言って良いユッタリとした進行に当初はモタモタした印象しか受けなかった。一応、碓氷という刑事が主人公(ワトソン役 ?)なのだが、刑事達がチームワークを活かして事件を解決して行くという作者の持ち味も感じられなかった。「ペトログリフ」と事件との関連性も薄く感じられた。 だが、アルトマン教授という古代文字の権威が探偵役の様な形で登場して以降、物語の求心性が増した様に思えた。事件現場に残された桃木文字やヒッタイト文字の解釈を与えたり、それに基づいて事件に対する新しい視点を与えたりと、作者の狙いがようやく日の目を見たという印象を受けた。しかし、大学の研究室の閉鎖性と古代文字という組み合わせから、容疑者の範囲が絞られてしまうという状況は依然として変わらない。残された古代文字の説得力、即ち手掛かりに関する「Why done it ?」が余程強力で無いと、単なる趣向倒れに終ってしまう危険性を孕んだ挑戦だと思いながら読み続けた。 結果として、残念ながらその心配は杞憂では無かった。一時は興味を惹いたアルトマン教授の存在も虚しい物に変容した。その説が空理空論に終始しているのだ。最後はダジャレかよ ! 舞台の閉鎖性も手伝って事件構造が余りにも脆弱過ぎるので、警察の普通の捜査活動で容易に犯人に辿り付けた筈だ。この程度のアイデアしか持ち合わせていないのなら、初めから古代文字など採り上げなかった方が良かったと思う。単に新しい題材に挑戦して見ました、という風に映ってしまった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!