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(短編集)
サファイア
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サファイアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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TVドラマで「ムーンストーン」を見て原作が読みたくなり購入。だいたい映像を見てから原作を読むと、がっかりするのですがこれは違いました。TVで泣き、原作で泣き。二度泣かされました。 | ||||
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「真珠」というお話が一番心に残った。というか、衝撃を受けた。 突然誰かを訪ね始まる此の話。男は事務的な話口調、女は気さく、悪く言えば馴れ馴れしいとも言える調子で男に対し思い出話や自慢話に花を咲かせている。二人の会話を聞いていると男は販売員、女は何らかの商品を男から購入しようか検討中の話好きな客だろうか、と想像し読み進めて行った。途中、自分は可愛かっただなんだと自己陶酔している発言が多い突如女が「私みたいな女」と卑下する言い回しをする。散々自慢話をした後で今更謙遜か?と一見思える。なのに放火や寮の火災の犯人だったとは。この女、とても罪を犯した人間の話しぶりではない。口を覆って柔らかに且つ可愛らしく笑っていた彼女と一変し、最後は口元を覆わず笑顔を見せた。又、どんなCM女優よりも魅力的な笑顔だったという表現も自信に満ちた狂気的な女の本性を暴かれたかの様でゾッとし鳥肌が立った。 他の話も勿論心に響いたのだけれど、私的にはこのお話が好きです。どの話も引き込まれていき次々と読み進めていきました。流石湊かなえさん。 | ||||
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どの章も好み的に的中。 楽しく読みました。 ラストだけ、てっきり、「犯人に行き当ってしまい、復讐は成し遂げたが、残るのは寂寞たる自分」的に行くのかと思ってたので、「あら、いいお話」に行くんだ?」という印象でした。 面白かったです。 | ||||
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心の闇を描く短編集ということで、好奇心に駆られ買いましたが。 最初の三つのストーリーは、一つを読み終わるたびに気持ちが曇りました。 後味の悪さがはんっぱないです。 後半のストーリーは、はらはらしながら読んでいたら、意外とちょっと温もりのようなものを感じ始めました。 読み終わった時点では、読んでよかったと思っています。 | ||||
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日本のどこかにこういう実話がひっそりと存在しているといいなと思いました。 2人の関係がいいですね。 私にとっては時々読み返したくなるお話でした。 | ||||
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もともとファンでしたが、一番好きな作品に出会えた気がします。 読後感が悪い湊さんで有名ですが、そんな作品もありつつ、胸がすっとなる話もあって、いい意味で湊さんらしくない感じがよかったです。 おすすめはムーンストーンと、サファイア&ガーネット(この二作はセット) ムーンストーンは語り手が途中で変わるので、湊さんお得意の手法。わかっていながらも、あっそっちか!ってドキッとさせられました。中学時代のエピソードは爽やかに読めますよ! サファイア&ガーネットは、ラスト7ページが特にかった。駅のホームで読んでいたのですが、涙がぽろぽろ…。都合よすぎ!展開読めるわ!っと思われる方も多くいらっしゃると思いますが、私にはとても感動的なラストでした。 | ||||
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短編集ですが最後の二つは繋がったストーリーです。 一話一話がとても印象深く皆に読んで欲しいです。中でも島の刑務所の介護施設の話は超面白かった(笑) | ||||
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本書は近年、脚光を浴びている湊かなえ氏の短編小説で、7種の宝石をテーマにした物語が描かれています。 本好きの知人に勧められて読んだのですが、登場人物の心理描写がとてもリアルで引き込まれました。 彼らの心の動きはさながら汚泥の渦で、時々蓮のような輝きを見せたり、ヘドロのような悪意を浮かび上がらせたりしていて、その混沌さがキャラクターの存在感を強く感じさせました。 またそれぞれがミステリーとして謎を含んで展開し、最後の場面でちょっとした仕掛けを組み込んでいることにも関心させられました。 個人的には、学生時代の友情を象徴したムーンストーンや、関わった人々の運命を大きく変えた連作のサファイアとガーネットが心に残りました。 文章にこの著者特有のリズムと気配があり、読み手の好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、力のある作家だと思いました。 | ||||
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著者の本は何冊か読んだことありますが、短編集は初めてだったので購入。 内容自体はどの作品も読みやすく、すぐに読み切ってしまいました。 | ||||
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面白かったです。途中謎めいた一文があり引き込まれてしまいます。うまい。女性にとっての宝石。男性には解らない女心。見事。サファイアの中の一文には思わず線を引いてしまいました。そんな相手に出会いたいと思う一文です。素敵な夢を。幸せを。 | ||||
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結末になるほど・・・と思わせてくれる作品でした。湊かなえさんの作品はどれも必読です。 | ||||
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唯一、「サファイア」と「ガーネット」という作品だけが連作であるだけで今回は短編集。 湊さんらしいあっと驚くような仕掛けはあるものの、1つ1つが短いせいかいつもの湊作品よりは軽く読めました。 毒も軽め(笑) 湊さんは毒がウリ(笑)なのかもしれないけど、今回は毒が効きつつもほっこりできるものもあり、「ルビー」というお話がいちばん好きでした。 おいちゃん・・・ ( ノω-、) 「猫目石」だけがどうも納得いかなかった。もうちょっと詳しく書いてくれないと・・・たぶん私、オチを読み間違えてるかもしれない。 「ガーネット」で主人公のマミ(作家)宛てに寄せられる読者からの評価は おそらく「告白」でデビューした頃の湊さんに対する読者の言葉や体験がもとになってるんだと思います。 タイトルにすべて宝石の名前がついてるけど、 宝石にこれっぽっちも興味のない私は「なんでこのタイトルなの?関係ないじゃん」ってほぼすべての作品で思ってしまった。 他の方のレビュー読んでみると「ああ、そうか・・・」と納得できたけど、興味がないって怖いね(笑) 自分の女子力の低さにも驚愕しました。 | ||||
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湊かなえさんにしては珍しい(または初?)の短編集。文庫になるまで待ちきれなくて、ちょうど、ひっくり返って驚いちゃったものすごい小説Nのためにを読んで以来、中毒になってしまったのかもしれません!(今、ドラマ化されてて嬉しいです) サファイアの本は、最初の方は、ものすごい衝撃的なことは起こらないのだけど、最後の2章目からがいや、凄かったです。 最後の2章はほぼセットになっていて、最初の賞では、主人公、恋人が亡くなって、その恋人が主人公にあげた指輪を買うお金を創るために悪いことまでしてしまったのに、轢死してしまい、どうしようもない悲劇的ななかで突然ざくっと終わるのですが(湊かなえの書き方はいっつも文章をそぎ落としてそぎ落としていて、モウ自分で考えるしか無いくらい、ばっさばっさと情報最小限にして、まるで禅の修行僧のような文章と構成なのですが、このサファイアもそうでした。だから1回読んでうーんと考えて、必ずもう一度読んでしまうから、1冊で何冊の本にも値すると思います。 このサファイア、こんな絶望的な状況で終わるんだろうなーと思っていたら、最後の5ページでだーーーーっと、展開が変わって、心がボロボロになってた主人公が救われる。あっという間。余計なことは何も書いてない。この人の思い切りの良さはハンパないです。びっくりして衝撃をうけえて暫く呆然としてしまいました。こんなミラクル展開を考えつくなんて、天才なんだなーとやっぱり思ってしまいました。最後の5ページで、1冊分の感動をどーんともらってしまい、受け止めるのが大変でした。 | ||||
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ダイヤモンド、真珠、ルビー、サファイアなど、7つの宝石に込められた女性たちの心の深淵を描いた短編集 どの短編も読みやすく、あっと言う間に1冊読み終えました。 フィクションならではの現実に有り得ない設定の「ルビー」では楽しめ、そして短編ならではの最後の結末も歯切れ良い。 最後の連作「サファイア」「ガーネット」ではいじめ問題、悪質商法、事故との絡みも、違和感なく読めます。 この最後の2作ではかなり感情移入して読む事が出来ました。 人物描写、心理描写がわかりやすく終始脳内映像で登場人物が動いていました。 湊さんの著書はやはり面白いです。 | ||||
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「真珠」:何じゃこれは?たぬきおばさんの心情が理解できない 「ルビー」:奇妙な出会いだなあ 「ダイヤモンド」:雀が登場したのが意外で、面白かった。登場したのが探偵だったら、ありふれたストーリーになってしまうけど。 「猫目石」:おしゃべりの坂口さんは事故死か他殺か? 「ムーンストーン」:DVが原因の殺人事件というストーリーは珍しくないけど、夫の変貌ぶり、中学校の同級生の変身と成長ぶりがスゴイ。 「サファイア」「ガーネット」:女心ってこういうものなのか? 「ガーネット」:これは、湊かなえの自叙伝? | ||||
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そしていつも通り、読後感はイマイチです でもそれが『湊かなえ』なので問題はないかと思います らくにさくっと読める1冊です | ||||
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短編集とは知りませんでした。 好きなものは慌て者っぽいすずめ娘の話。 すずめって感じで一途がうりかと思ったら違う感じがよろしい後味でした。 59万円の話は 殺す人、相反する人になろうとする人、自分を見た人 世間はどんな比率だろうとアンケートをとりたくなりました。 | ||||
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とっても読みやすく、あっと言う間に読破しましたが、頭の中で何回も思い返し、余韻の残る物語ばかりでした。 湊さんの作品は、初めて読みましたが、次は何を読もうかと考えています。 | ||||
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おもしろかったです 短編ながらすっきり終われるものや あとあと考えさせられるものがあり 良かったで | ||||
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私的には「ムーンストーン」が良かったです。だからアマゾンの内容が書いてある所に「ムーンストーン」の内容が書いてあるのかなと。。。 宝石の名前でいろいろな短編集になっています 今何かと話題のいじめ問題 「ムーンストーン」には思春期独特の気持ちの動きが書かれています ここに登場する小百合のように強くなれれば救われる気持ちもいっぱいあるんだろうな。。。と思いながら読みました いつも思いますが湊さんの本は2度読んだ方が楽しいです。2回目にあ!なるほど!とおもう部分があります | ||||
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