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(短編集)
我が家の問題
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我が家の問題の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 21~40 2/4ページ
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家庭で生じ得る様々な問題を、いろいろな登場人物の視点で描かれている。 どの話も、「起こり得るな~」と思いながら読み進めることができた。 筆者の体験談と思われる話もあり、大変面白く読めた。 | ||||
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「夫とUFO」→大笑いでき、心温まりました! 「妻とマラソン」→じんわり心に沁みました! 「ハズバンド」→料理したくなりました! 奥田さんの人間観察力、描写力は優れているな~と思いました。 男なのに女心が分かっているようで「うんうん、そうそう」と頷く箇所ばかりでした。 初めての奥田さんの作品が気に入り、続けて「家日和」を買って読んでいる最中です。 | ||||
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独身の方にはお薦めできません。 結婚に対して不信感をもってしまうかもしれません。 結婚して数年経った方(我が家のような)には是非読んで頂きたいです。 色々な部分に共感できると思います! | ||||
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フィクションとはわかっていても、どこか私のまわりにありそうな話ばかり。 いや、こんなことないか。 いやいや、やっぱりきっとある。 つらいことや厳しいことを描きながらも、奥田氏の作品には温かみを感じることができる。 それは人間をユーモラスに描くことに長けているからだろう。 安心して楽しめる一冊だ。 | ||||
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ほのぼのじんわり感動しました。 家シリーズ、どれもとても良いですね。 また出してほしいです。 | ||||
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久しぶりに奥田英朗さんの本を読みましたが、やっぱり好きでした。他人の人生のちょっとした日常の1コマを覗き込んでいるような、そんな感覚が好きです。寝る前のひと時、自分の生活から少し焦点をずらし、他の日常に入り込むことで自分自身の日ごろのストレスをしばし忘れることができます。 この本で扱うトピックスは重すぎず、一見どこにでもありそうなちょっとした問題なのが特に良かったです。 6つの短編からなるのですが、「夫がUFOを見たと言い出した。」という文章で始まる『夫とUFO』が一番心にきました。実は、つい最近、私も似たような(私の場合はもう少し深刻だったかも?)体験をしたばかりだったので、話の後半思わず涙が出てしまいました。夫のピンチは妻のピンチ。よーーーくわかります。一大事なわけです。夫を救い出さなければ、という切実な気持ちも痛いほどわかります。じーーん。 ただ、奥田氏は人間描写が絶妙なので、逆に怖くて、『最悪』などの気が凹みそうな内容のものは今のところ避けています。とりあえずは、明るいものだけを選んで読んでいきたいと思っています。 | ||||
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ここにある短編は何らかの形で「各家庭」にころがっている問題です。 とても面白く、また身につまされて読みました。 | ||||
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両親の離婚に悩む長女、仕事ができない夫、上司のパワハラに現実逃避する夫。 そんな家族の問題に、家族のうちのだれかが気づき、いろいろと勘ぐっていく姿がある。 同じ屋根の下でずっと暮らしているのに、なぜか面と向かって訊くこともできない。 普通の家庭なんだろうけど、どこかに悩みがあるのもまた家族。 問題解決するのもまた家族。 笑えるシーンも多くあり、一気に読める本。何度も読める本。 不思議なのは奥田英朗さんは独身なのに、なぜこんなにも家族のありようが描けるのだろう。 | ||||
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奥田さんの本は、するすると感情移入して物語の中に入りやすい。この本は何気ない日常を題材にしていて、内容は面白かったです。 | ||||
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既婚者には共感できるエピソードがきっとあるはず。 奥田作品は読みやすいので普段本を読まない人にもオススメです。 | ||||
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今の家族の一部を切り取ったような短編集です。 個人的には読みやすく、楽しめました。 | ||||
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いい話ばかり。少し尻切れとんぼの話もありますが、良いです。最後の妻のマラソンは作者自身の事を書いているようにも思えて、興味がもてました | ||||
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インザプール等のおかしな精神科医の印象が凄く有り この本が全く違って家庭の何気ない事柄を良い感じで描いて印象が変わりました | ||||
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精神科医・伊良部シリーズで直木賞をものした作家の短編集である。 人を食ったようでいて、最後にカタルシスをもたらす伊良部の不思議な魅力は、この作家の持つ天性の感性によるものだろう。なので、エッセイはもちろん、暗いテーマの長編を通しても、社会の実相と登場人物との関わりにリアリティがあるので、全く飽きがこない作家である。 全編、ありきたりの日常の中の「我が家の問題」に対して、ドンッと背中を押されて初めて訪れる変化を、肯定的に受け入れるよき妻、よき夫、よい子供に自分を重ね合わせながら一気に読み切れる。 個人的にこの短編集の中でのお気に入りは、「甘い生活?」と「夫とUFO」である。 問題を抱える人も抱えていない人にもお薦めの一冊。 | ||||
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奥田英明さんは元々大好きな作家なので、本書も楽しく読めました。 ありきたりな家庭のそれぞれの事情を淡々と描いているだけなのですが どの話も自分たちに起こりえそうで読んでいて微笑んでしまいました。 個人的には「里帰り」が良かったかな。嫁の実家での居心地の悪さや義父との 会話の難しさとかが本当にリアルに描かれていて「分かる!」と言う感じです。 お勧めですね。 | ||||
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グサっとくるタイトルにひかれ、恐る恐る購入。 とても読みやすい短編集です。 読んでみると、あるある!の連発。 家族の問題を、どの主人公も自分なりに向き合おうとしている姿勢に好感が持てます。 読むとほっこり暖かくなり、特に専業主婦の方にオススメしたい一冊。 仕事ができない夫の将来に幸あれ!! | ||||
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何処の家庭、家族、夫婦でも見かける風景を切り取り自在に表現するいつもの手腕に楽しまさせて貰いました。 | ||||
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「家日和」が良かったので、こちらもKindleが出るのを楽しみにしていました。 読み終わって、ホッコリできます。 いろいろあっても、家族っていいなぁ…とおもえます。 「里帰り」が一番好きです。 | ||||
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以前刊行された「家日和」の続編的な短編集だ。「家日和」に収録されたあるN木賞作家夫婦のその後を描いた話もある。「家日和」は夫婦の話だったが、これは家庭の話になっている。夫の目、妻の目、子供の目から、一家の一大事が描かれており、一大事とは言っても結局どれも心が和む内容となっている。 印象に残ったのは「里帰り」だ。結婚して最初の里帰りをどうするのかは大きな問題だ。どちらか一方にしか帰らないなどということは考えられないし、実家が離れていれば日程も交通費も大変だ。相手の実家にいる間は、落ち着かないし気を遣う。自分の実家では相手がどう思っているのか、両親がどう思っているのか気が気ではない。そんな様子がよく伝わってきて、自分の結婚当初を思い出し懐かしくなった。 | ||||
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結末に感心させられる「夫とUFO」など『家日和』に続く現代風の短編家族小説が計6編。多少のムラを感じさせた『家日和』に比べ、作風的に慣れてきたのか、いずれも話にムリがなく、水準的に『家日和』を上回っているように思えた。初めての夫婦喧嘩につながっていく「甘い生活?」、親戚付き合いのしんどさと楽しみを描いた「里帰り」なども面白く、再読に耐える作品集だと思った。 | ||||
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