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二度殺せるなら
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二度殺せるならの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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昔読んだ本の在庫の中から適当に選んで本書『二度殺せるなら』を手にしてしまった。 もう15年も前に評者が読んだ作品であるが、例のごとく記憶の残滓もない。 まず訳者あとがきを読んでみたら、著者のリンダ・ハワードは、ペーパーバックで本書を含め九冊、五百万冊以上を売り、ロマンス小説の部門で八つの賞を受賞している、と書かれていた。 訳者は、このあとがきでロマンテック・ミステリの女王、アイリス・ジョハンセンが、「熱く激しく情熱的で、なおかつ品のよいベッドシーンのうまさには定評がある。」などど賛辞を贈ってるそうである。 が、本書を読み進みながらロマンス・サスペンス風ミステリも一歩誤るとポルノ小説のようになってしまうと感じてしまったのである。 本書の主人公は、カレン・ウィツトロウという看護婦とその恋人になるニューオーリンズ市警の刑事マーク・チャスティンの二人である。 かってベトナム戦場で優秀なスナイパーであったカレンの父親デクスター・ウィツトロウは、戦場から帰還後鬱状態となり家族から遠ざかり身を隠してしまった。 鬱になったベトナム時代の秘密を記した手帳を隠すため何十年も離れて暮らす妻のところに郵送するところからこの物語は始まる。 悪徳上院議員も登場し、CIAも絡んでくるから、おおよそこの物語の行く先と粗筋も想像することはできてしまった。 サスペンスとロマンスという二兎を追うような作品は評者の好みではなく、著者のほかの作品が一冊も在庫にない訳を納得しながら本書を読み終えたのです。 | ||||
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