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恋都の狐さん
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恋都の狐さんの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.61pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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| 人外ファンタジーかと思って反射的に書店で買ってしまいました。この本の魅力は舞台が奈良ということ、狐の面をつけた男性が出てくるということ、あと表紙イラスト、でしょうか。奈良と面の持つ魅力に頼りすぎです。恋愛描写でがっかりしました。あと奈良の魅力を伝えるなら、ガイドブック的な説明で手を抜くのではなく、風景描写など自身の感覚、奈良への想いなど、言葉の力で伝えて欲しかったです。これで賞を取れるのか、と思ってしまう作品。本棚に置いておきたい本ではないです。 | ||||
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| とにかく消化不良な感じだった 話の8割くらいが意味の無い内容だった気がする 伝えたい事が何一つ掴みきれなかった | ||||
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| メフィスト賞の授賞作ということで購入しました。 全く尖ってない。深みもない。 奥手な女学生の安い妄想みたいだった。 | ||||
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| この小説には様々な要素が盛り込んでいるあるが、メインであろう「恋愛」について言えることは、「終始主人公の独り相撲」の一言に尽きる。 常に狐のお面を付けた青年「狐さん」と美人の揚羽さんに出会った主人公は友達になる。 狐さんはミステリアスな青年だが、意地悪でわがまで子供っぽいところがある。主人公は揚羽さんに憧れを抱いたようだが、狐さんはせいぜい変な人止まりのようだ。 それが主人公が鹿に猿沢池に突き落とされた事件(思えばこれも不可解な部分だが割愛)で助けてくれた狐さんに唐突に恋に落ちる。 それからは猪突猛進の主人公は鼻息も荒くバレンタインチョコを作って、狐さんの自宅に届けるも、中から揚羽さんが出てきて「二人は恋人同士」と勝手に思い込み、一人悶々とする。 いままで二人の関係性なんかほとんど気にもとめてなかったくせに…。 それからは二人に陰で迷惑がられているんじゃないかと卑屈な様を見せていたのだが、狐さんのトラウマとその原因に関与していた揚羽さんの心境を聞く。そして揚羽さんに狐さんが「主人公に好意的だ」と教えてくれる。 ところが主人公はとんでもない独りよがりな決心をする。そしてほとんど言い掛かりのようにそれを二人に押し付けた。 おい、君はいったい何がしたいんだ? 一番ミステリアスだったのは狐面の青年ではなく主人公だったのだと、気づいた時にはすでに巻末だった。 買う必要は感じない | ||||
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| あちゃーって感じです。 中盤から、すごくだれてきて微妙…。 好きな本は何回か読みなおすんですけど、もういいかなーってかんじです。 でも恋愛小説ではなく、奈良散策小説と思えば面白いです。 でもいろんな矛盾が目立ちます。 設定の基盤がしっかりしていなかったのでしょうか? 買って、後悔。これに尽きます。 | ||||
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| 奈良の行事がたくさんでてきて、思わず奈良に行きたくなる。 登場人物の掛け合いも楽しめました。 ただ、残念なのは最後。 あっけなくて、続きをだすことを考えてだとしても、こんな終わりかた?と思いました。 私は恋愛小説だと思って購入したのですが、ほとんどそんな要素はなかったです。奈良のPR本に近いかな。 ちょっと残念。 | ||||
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| 常に狐のお面をつけている若い男性。 当然読者の興味は、「この人はどうしてお面をつけているのか?」という一点に集約されます。 そしてその答えが、読者が最初に予想する答えそのものなのが、大きなマイナス点でした。 主人公には好感が持てたのですが、あまりにも意外性がなさすぎです。 ラストが不満という人がいるようですが、自分はラストはこれていいと思いました。 | ||||
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| 「メフィスト賞受賞作」であることを期待して読みました。 一読してミステリとは思えず、広義のエンタメというには地味で、 これがメフィスト?という感じ。 じゃあどんな小説なのかというと、 ごく普通の女の子の恋愛小説なのかなと思います。 奈良県の文化には詳しくなれましたが、消化不良。 | ||||
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| 帯の言葉と表紙の絵に惹かれて購入しました。 古都奈良でどんな素敵なラブストーリーが繰り広げられるのかと期待しましたが、 本の大部分が奈良についての説明で、肝心の恋物語が疎かになっている印象を受けました。 主人公の気持ちや考え方にも違和感を感じる部分が多く、ラストはなぜあんな行動をとったのか 共感できません。もう少し登場人物に深みがほしかったです。 途中、化学式について説明する狐さんにちょっとトキメきました! | ||||
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| 第46回メフィスト賞の受賞作.ノベルスサイズではなく四六版での刊行となっています. カバーを飾る男女が出会い,そこへもう一人の女性を交えたやり取りが主に描かれますが, とにかく物語の動きが鈍く,何気ないことにまで冗長な表現は読んでいて煩わしく感じます. かと思えば,中盤を過ぎてからは急に進み出し,主人公の『スイッチ』の入りが唐突なら, 本編の結末も唐突で,きっかけとなった神事を絡めた事件もこれまた唐突でしかも中途半端. 続くエピローグで…という期待も,さらに呆気に取られる流れで消化不良の感だけが残ります. 終盤からエピローグでの,いわゆる『予想外の結末』自体は特に悪いとは思いませんが, そこへと至る主人公の様子にはついて行けず,もっと丁寧に畳んでいってほしかったです. 奈良を舞台に歴史や神事にまつわるうんちく,狐面の青年の人を食ったような言動などは, 森見,万城目さんらの作品に似ており,これらがお好きならばそこそこは楽しめそうですが, 『恋』を冠しておきながら,人や気持ちの部分がまるで伝わってこないのは残念でなりません. | ||||
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