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Op.ローズダスト
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Op.ローズダストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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展開が知りたくない人は読まないように・・・と前置きしますが、 読んでも構わないと思います。この作品の魅力は先の見えないドキドキ感ではないのです。 色々な過去作品のエッセンスを詰め込んで構成されているので、目新しいものは全くないと言ってもいい。 それでも読ませてしまう福井晴敏先生は流石としか言いようがありません。 ・福井作品によく出てくる設定 「『昔は青臭い理想に燃えていたが、現実に打ちのめされて燻っている心の底の火は消えていない中年』が 『超人的戦闘力を持つがトラウマを抱えている若者』をサポートして戦う」構図はそのまま。 さらに過去の小説やアニメ作品ならもはや定番と言ってもいい設定。 ・恋人を悲惨な形で失ってトラウマを負った主人公とライバル ・ライバルが破滅的な方法でテロリズムに走るのを、主人公とそのサポーター(中年+新ヒロイン)が 食い止めようとする。 ・ライバル陣営にもそれぞれ過去を背負ったメンバーがいてそれぞれの想いを抱えながら散っていく。 ・最後は一騎打ち いやホント冷静に見ると「何回もどこかで見たよくある話」なんですよ。 でもよく考えるとベタな話をしっかりと描いた作品ってあったかな?と思わされます。 この手の話には皆どこかで出会っているでしょう。ただこの作品は「肉付け」が素晴らしく良く出来ている。 登場人物や状況をしっかり丁寧に掘り下げているから、ここまでしっかり読めるんでしょうね。 話の展開は読めますが、それでもそれぞれの見せ場をしっかり描いていて読ませてしまうのは凄いです。 実写化は予算的に不可能でしょう(ロケとか特に)。 何よりこの作品の素晴らしさである「人物の掘り下げ」を描くには2時間の映画では足りないので、 映画化したらホントに「どこかで見たようなことのある話のCG満載アクション映画」にしかならないかと。 半年とかのアニメ化なら何とか可能かなと思います。 ただProduction I.G・押井守クラスの監督でないと難しいでしょうが・・・ | ||||
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手に汗握る展開についていくのがやっと。登場人物が多くて名前が覚えられず。 | ||||
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この人のものはいつ何を読んでも内容が深くておもしろい。何分テーマやストーリー展開が硬派なので、老若男女を問わずウケる超ベストセラーにはなりにくく、その意味で読者を選ぶだろう。しかし、それならなおのこと、日本では貴重なこの作風をいつまでも貫いて欲しい、と切に願う。 で、このお話。上巻だけを読んだ感想は、もう少し展開が早いといいな、というもの。言葉を換えれば、それだけが唯一の不満なので、後は皆抜群の出来ということ。下巻が楽しみ。知的な意味で体力がいるけれど(笑)。 | ||||
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何とかやっと読み終えた。「旅」が終わってしまったという虚脱感と、読み切ったという達成感とで、今は何だか不思議な感覚を味わっている。この作者の作品を読了した時はいつもそうなのだが。 上巻の緊張感はあまねく下巻にも持ち越されている。その意味で、全編を通じて破綻のない展開ということは言える。読者はただただ書き手を信じてついて行けばよい。リズムが合っているのだろうか。私には実に心地よい。 唯一不満らしい不満があるとすれば、時々筆が走り過ぎて説明不足の箇所があるところ。その反対に、軍事的な知識についてはやたら饒舌なところがあり、両者がアンバランスに感じられる。この作者はいつもそうで、そのバランスの危うさが良いというファンもいるにはいるのだけれど。 平和ボケへの警鐘という意味では、村上龍の「半島を出よ」と似たようなテイストを持つが、登場人物の心理描写や背景説明では「半島」の方に一日の長がある。エンターテインメントとしてのスペクタクルももちろん楽しみたいのだけれど、やはり人物(主人公だけではなく、端役も含めて全て)が魅力的でなくてはと思う。 | ||||
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この作者も好きな作家なので大いに期待していた。やはり面白かった。 | ||||
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ローズダスト下 なるだけネタバレなしで 若杉とローズダストの密談からです 逃亡中のチームに不意に接触してきた組織とのやり取りに驚き トモキのプライベートですからに爆笑 チームは二手に分かれ 並河の上司との対決で上司も人であるために大変なんだ 所詮は中間で並河と同じで心底の鬼ではない部分に 先にも書きましたが登場人物全て好きの一端 そして戦場へ どうローズダストを止めるのか? 女性とSOFの二人の視点を増やし語られ佳境へ 並河のピンチを救う場面は感動鳥肌です 羽住も本業で大活躍 未だに縦割り行政 もみ消し優先で対ローズダストに専念できないジレンマ しかし進んでいく状況に両者減っていく戦力 絡む主人公 そしてローズダストが空に舞い 物語は収束へ その際のバイク送迎後の 脈はない には爆笑 以下ネタバレあり 個人的には事後の並河娘とトモキの再会が欲しかった と思うのは読み手の想像力の欠乏からの願望ですかね? 結局ルミから並河助けた時以来会ってないし でも赤坂との距離感は読んでて巧いなと思った 他にも悪い迫られる状況の中でもって 戦力が他に振られるために 主人公達がギリギリ動ける場面の作り方が秀逸 非放射能核は物語中で爆発しないとタカをくくってたので驚き ガンダム以外での福井作品はローレライ イージスしか知らなくて 結構戦場化する市街地を書かれるのを知らなかったので 心底楽しんで読み進められました 事前に6ステイン 川の深さは などを読んでいると予想できるんでしょうが 初回にローズダストは最高に楽しんで読み進められると思う この後に上記の二作を読んだのですが 中年刑事(刑事崩れ)と若いSOF(元SOF) のコンビはたびたび登場 それでもまたか とは思わなくて来た来たこのパターン! と同じ状況の中今回はどう展開するよ? そして毎回違った展開にワクワク納得でタモシメマス その最長小説ですので福井作品で一番好き そして敷居が高くとも一番最初に読むべき作品とも思います とは言え縦割り行政 縄張り争い 近代戦争に興味がないと分からないので 6ステインのみ最初に噛むのが無難カモですが | ||||
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ネタばれはないです、読む前の気になった選んだ点は 絶対に映画化できない と言ううたい文句でした どういう部分が実写化に向いていないのか 上巻で数点 中間で数点 下巻は手つかずで未評価 まずは現実に忠実すぎる北朝鮮との関係と 外交関係でしょう まだ活字での発表なので 韓国人は読めないし 北朝鮮には国交上伝わらないので問題化しませんが 北朝鮮との外交問題やら 戦後の各国との立ち位置 911テロの見方など 映画化されると一気に見られる人口が増えるので これは右翼左翼警察公安防衛省と 国内外からフィクションでもこの表現はいただけない との意見が多数寄せられる悪寒です でもまあそれだけ現実に肉薄するからこそ おもしろい リアリティって奴でしょう 福井作品にはよく出るらしいダイスが登場します 防衛省の秘密機関でしたっけな? 存在自体秘密なので警察の SAT SIT よりも隠密で防衛省の機関のため更にデリケート 確か亡国のイージスに出てましたよね? ストーリー 例えて言うと日本のヤフーと その役員が3人がある組織によって 殺害と大損害を与える予告を受け取り 既に役員が一人殺されてるところからスタート 主人公はダイスの青年と 公安の中年 悪者の組織と主人公のダイスの青年はなぜか因縁がある 最初は主人公の二人の組織と その立場とポジションの説明に終始 二人の微妙な立場を理解した頃に なんか距離が詰まっていくところがほっこり でもでも立場はそれを許さないし 事件は起こっていくしで だらだら感はない 常に組織のひも付きであることが 軽快に動けない原因になるのだけれど 秘密の国家機関であれド 上司には逆らえないサラリーマンですしお寿司 中盤で敵組織と相対し 妨害防止策もむなしく 実行されていく悪の組織の作戦 各登場人物の顔と名前と性格と現在のポジションは紹介完了 ってところです 次の巻でさらに個々の性格や過去の関係性がわかり 物語も急展開って所でしょう 久しぶりの活字リハビリでも楽しめる作品です 中下も購入済みで今は中の台場のあとです。 | ||||
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あっという間に読んじゃいました。 今の日本なら十分ありえる話です。 | ||||
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福井さんがガンダムを好きだと聞いて 読んでみました。 テロリストの非情な行動をきちんと描いている ところがすごいと思った。 テロリストを追う捜査側の反応や警察および防衛庁の 内情にもリアリティーを感じました。 ラストの戦闘場面ではほんと息をのみましたね。 | ||||
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さすが、福井晴敏。良作なエンタテインメント小説。 現実に近いさまざまな事象を絡み合わせ、日本という国家と国民のあり方を問いながら、娯楽作品として成立している。 また、作品ごとに毎回毎回スケールがおおきくなっているが、今回は臨海副都心が沈むだ沈まないだの大騒ぎ。いつもの「おっさんと青年」コンビが大活躍の痛快冒険小説でもある。 映画化するのはいいけど、またフジテレビなんだろうなぁ。。そしてまた、がっかりするんだろうなぁ。。 | ||||
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福井ファンにはたまりません しかぁし『川の深さは』や『TWELVE Y.O』あたりから読まないと世界観が…………… | ||||
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最初はなにがなにやら。 話が進むにしたがって少しずつ明らかになっていく。 「話が長い」なんてレビュー結果もありましたが、文庫で3冊もありますので私はかえって「今わからないこともちゃんと説明してくれるのだな」と安心して読むことが出来ました。 国や組織のエゴ、それに対して反撃することが出来る力と意思を持った人間はどのような行動をするか。 導入部としてぐいぐい引き込まれます。 冒険活劇とくくってしまうにはもったいない。多くの人に是非オススメしたい。 | ||||
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テログループの最大のテロが実行されます。 これから読む方のために内容についてはなるべく避けます。 今まで伏せられていた点もすべて明らかにされます。 確かに能力があれば復讐に乗り切るだけの理由があります。上巻冒頭を振り返りちょっと読んでみました。 テロリストも防ごうとする人たちも泥だらけになって立ち向かいます。 われわれが踏みしめているこの地表がいかにもろいものであって、攻撃側がたまたま攻撃しないから成り立っていないだけであると再認識しました。 切ない、誰も勝者の居ないラストですが感無量です。 上巻や中巻で死にそうな人が生き残ったのはちょっと予想外でした。よかったよかった。 終末に私は満足しています。死んだ人には出来れば生き残ってほしい人も多くいました。でも本人も死んでほっとしたような描写もあり複雑です。 テロリスト、防ぐ側が導いた結果は「希望」となりえるか。 ・・・ 内容はやっぱり「おじざんと少年(青年)」なのですね〜♪。 | ||||
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全三巻、通勤の行き帰りの時間を使って、飽きることなく読みました。 『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』を楽しんだ読者には、 また一つお気に入りが増えることになるでしょう。 “フォーサイスとトムクランシーを足して日本人で割ると福井晴敏?” という雰囲気を、今回もたっぷりと感じました。 説教臭い台詞や、大見得きった言い回しに照れる部分もありますが、 人物も、情景も詳細にしっかり書き込む、お手軽嫌いな著者の、まさに作風ですね。 一行もおろそかにできないという感じです。 冒頭シーンに出てくる“ローズダスト”という言葉が、ストーリーが進むに連れて、 一つの大きなテーマを形作るという流れにも、よく練りこんでいるなぁと驚きました。 ともかくお勧めのエンタテイメントです。 | ||||
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2006年に刊行された福井晴敏氏の初連載小説。 相変わらず長いです。『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』も長かったですが、今回も三冊に分冊されての刊行です。読み応え抜群です。 肝心のストーリーについてですが、今回もいつもの福井氏の作品にもれず、国というもののあり方についての意見が提示されています。単行本のレビューでも書かれている方がおられましたが、良くも悪くもいつもの感じ。もちろん面白いのですが、キャラクターも扱われているテーマも、真新しさという点ではちょっと首をひねってしまいます。 ただ、私は福井氏の作品の中でも、この作品は結構好きです。これまでの作品と似ている分、これまでの作品から進化しているところがはっきり見える気がします。 その中でも一番良くなったんじゃないかと思ったのが、キャラクターの造形。登場人物たちもこれまでの作品にもいたような人たちが多いのですが、最初のころの作品に比べて、登場人物の掘り下げ方が巧くなってきていると思いました。並河しかり、朋希しかり。 『川の深さは』の桃山と保、『亡国のイージス』の仙石と行の関係を思わせる一方で、キャラとしてはこの作品の二人の方が立っている(?)ように感じました。掘り下げが深くなった分、キャラとしての輪郭がより明確になったという感じでしょうか。これまでの作品よりも、さらにしっかりと人間を描ききれているように思います。 そういう観点から見ると、この作品の他とは違った魅力が感じられるかもしれません。あくまで私の個人的な感想なのですが…。 後半の戦闘シーンはちょっと派手すぎだったとも思いますし、長さ的にも読み進めるのは大変かもしれませんが、読んで損はないと思います。値段と時間の分の価値はあります。ずっしりと重い話や、スペクタクルな話がお好きな方は、ぜひとも読んでみてはいかがでしょうか。 お勧めです。 | ||||
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福井晴敏の作品はこのところ全部読んでいる。 「イージス」も「ローレライ」もなんと奥が深くスリリングな男の世界、「戦国自衛隊」の女の想いをその機微を書ききっていることか。 今回の三部作も待ち望んでいた。バッグに入りいつでも読める。 壮大スペクタクル、その行間からどのような新しいそして案外オチャメなそして奥ゆかしいものが 汲み取れるか楽しみだ。 皆様もぜひお買い求めになって、このすばらしい福井の世界をもう一度 体験してみてください。 推薦いたします。 | ||||
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レビューは賛否両論色々ですが、個人的には『亡国のイージス」「戦場のローレライ」同様(むしろそれ以上に)おもしろかったです。 ストーリーが毎回同じようだとか、主人公(傷を持つ若者)+年上の設定が一緒だとか、ガンダムに似てるだとかは作者の確信犯的な作風なのでそう思って読めばあまり気にならなかったです。 (それにしてもラスト近辺は完全にア・バオア・クーでのアムロvsシャアですね。) むしろ下巻のお台場戦闘シーンの臨場感などは細部まで書き込みながらスピード感もあり、ここまで一気に書ききれる作家は中々いないと思います。 留美vsコブラの戦闘シーンなどは映像が目に浮かぶようで秀逸ですし、TPexとのタイムリミットを巡る攻防戦もサスペンス映画のようで手に汗握る展開です。 硬直した組織上層部が被害を拡大させるなど各種要因の組み合わせも上手いです。 主人公だけでなく敵となる5人のテロリストの個性、特徴もそれぞれよく描かれていて、没個性の悪役になっていないのも物語に奥行きをあたえています。 あくまでエンターテイメント性を忘れずに、現状の世界情勢(9・11後のアメリカ、北朝鮮、中国)を組み込んでいるのもリアルな世界観となっています。 作者の一連の作品(「亡国のイージス」「戦場のローレライ」)を見ると、東京へ向けての海を隔てての脅威が段々と近づいてくる過程となっていました。 今回ついにお台場という東京の水際が戦場となりました。次はいよいよ首都中央が戦場となるのでしょうか? | ||||
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ダイス物です 色々な意見がありますが、私はテロリスト側にも感情移入が出来ました。 安易に○○○を敵役にしないところも良かったです。 何故なら、動機が主義、主張ではなく、単に女性を介した復讐に近いものがあったからです。 但し、ハムの脂身さんはいい味出してますが、主人公のキャラクターはワンパターンですね。 また最後に爆弾を無力化する方法についても、最初から考え付きそうな気がするのは私だけでしょうか? 難しい事を考えないで楽しむ気になれば、〈それでいいと思いますが〉高評価を与えても良い作品だったと思います。 次回もし可能ならハムの脂身さんと上司の緑川さん是非登場させていただきたいです。 途中踊る大捜査線を見ているような気になったのは私だけでしょうか? | ||||
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難しいことは分からずとも、手放しで感動できた。 夢、希望、言葉を共有した2人の少年が、 『国家に繋がれた犬』『半島から来た狂犬』となり、臨海副都心 で壮絶な破壊と再生の祭儀を行う。 難解な問題(政治、歴史等)はあるが、その実どこまでも少年漫画 のように熱く燃える話でもある。地下を駆け巡る高性能爆弾にはらはら させられ、男の殴り合いに胸が熱くなり、最後の戦場でかつての 仲間と走り出したシーンには涙する。 その中で『新しい言葉』の話が散りばめられている。 可能性、夢、希望。そのことについて深く深く考えさせられた。 希望や可能性を求めている方には、是非ともお勧めしたい。 | ||||
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『亡国のイージス』、『終戦のローレライ』の作者と言う事だったんですが、済みません…知りませんでした。(-_-;) 上記の作品の名前はもちろん知ってるんですが…名前のみ… 映画にもなりましたしね。 P.600を2冊。長かった〜。 そして、すっご〜〜〜〜〜く難しい話です。 日本経済とか、歴史とか、日米安保理とか、アジア情勢とか、 いろいろそんな事が分かって無いと… 公安の仕事がなんであるかを今回初めて知りました。(^^; 自衛隊の仕組みとかもね。もちろんフィクションも多いとは承知だけど。 描かれている言葉が難解で、日本語忘れの激しくなってる私には辛かった。 1度目の振り仮名で読んでもしばらく、読み続け2度目が出てきた時に 止まってしまったり…(-_-;) 意味が分かってても読めない熟語もたくさん。 日本語って難しい言語だと再確認しました。 右翼・左翼に付いても何となくしか知らずにいて、今回勉強しました。 物語の背景、語られる言葉、全て難しいので、『読み取り』も難しくなってしまった。 でも面白いお話でした。 今の日本の状況をリアルに背景に描いているので、「絶望的な今の日本」が 哀しく感じられたり、考えさせられたり…。 「新しい言葉」「希望」を胸に頑張れる、自分の言葉で考えて、 物事を言えるようにならなければね…。まずは個人が、そして日本全体が。 | ||||
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