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(短編集)
鮫島の貌
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鮫島の貌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 21~40 2/3ページ
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新宿鮫の長編のギトギトした感じとくらべると、たしかに短編で味わいが淡いかもしれない。しかし最後まで読めば十分、読んでよかった、もとをとった、と思える事だろう。冴羽と槇村香が新宿で鮫島、晶と共演する話や、下町に鮫島たちがでばって両津勘吉と共演する話もある。後者は特に鮫島と仲間達がしっとりと下町にとけこみ、良い感じだし、ファンであればニヤっとすることうけあいなしのネタも入っている。最後の最後に「狼花」の後日談がはいっているが、これがまさに「新宿鮫」といえる味で、じつに味わい深い。そのほかにも短編ならではのオチやどんでん返しが楽しめる話もある。「新宿鮫」をいろいろな角度から楽しもう。 | ||||
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新宿鮫シリーズのファンにとっては鮫島の若い頃を描いた作品などがあって人間性がよく分かる短編集。 私自身は、被害者や加害者に杓子定規に接することなく、一定の情を持って(但し悪には毅然として)接する姿が気に入っている。 全編とも佳作という訳ではないが、ファンでなくても気に入る短編集だと思う。 作品の主人公に確りとした生き様を反映させているといった点が、新宿鮫シリーズが長期人気を保っている秘密だと感じた次第。 | ||||
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鮫島はこんな人間じゃないかなと想像していたのが、やはりそうだったと思わせる作品。 短編のせいかやや物足らない部分もあった。 | ||||
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新宿鮫シリーズの短編集。鮫島の様々な年代を描いた短編10編を収録。中には、漫画の主人公とのコラボ作品という面白い趣向の2編もある。10話の中では、双葉文庫の『警官の貌』にも収録された『夜風』が一番良かった。次は『区立花園公園』だろうか。あのマンジュウこと桃井課長の活躍が良い。 新宿鮫といえば、今から四半世紀前に第一作が出版されてから10作が出版されている人気ハードボイルド警察小説である。キャリアの鮫島が警察組織の重大な秘密を握ったことから出世の道を閉ざされたにも関わらず、新宿署でその手腕を発揮する。現代の警察小説やテレビドラマ、映画にも多大なる影響を与え続けていることは間違いない。 『区立花園公園』『夜風』『似たものどうし』『亡霊』『雷鳴』『幼な馴染み』『再会』『水仙』『五十階で待つ』『霊園の男』を収録。 『似たものどうし』には、漫画『エンジェル・ハート』の冴羽が登場し、『幼な馴染み』には、なんと、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津が登場する。 | ||||
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大沢在昌さんの「新宿鮫」、すべて読んでいますが、いまだに色褪せなくて新鮮で、「鮫」の凄味が伝わってきて、とても面白い。 | ||||
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新宿鮫フアンで、シリーズ新装版をすべて、20年ぶりぐらいに読み直そうとしたが、本屋に行くと短編集が、ノベルで販売してあるので、買い求めて読んでみたが、中の短編3話面白かった、他は今いち軽い話すぎて、いまいちだった。 | ||||
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新宿鮫シリーズ、意外にも初の短編集。 桃井の存在の大きさがあらためてわかる「区立花園公園」 『絆回廊』を読んだ後だと泣ける。 誰もが知ってる人気キャラたちとの共演が楽しい、 「似た者どうし」、「幼なじみ」 鮮やかな語り口でうならせる「雷鳴」 『狼花』の後日談、「霊園の男」 などなど、巨悪を追うヒーローとはまた違う、 さまざまな鮫島の〈貌〉を描く10編を収録。 シリーズを読んでいることが前提だけれど、 ファンにとっては嬉しいご褒美。読んで損なし。 個人的にお気に入りは、2番目の「夜風」 なんでもない日常の勤務風景を切り取った一編だけど、 普通の新宿署刑事の鮫島の姿が新鮮で、ちょっと親近感を覚えた。 | ||||
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新宿鮫11としては少し寂しい気がします でも短編集としては面白く読ませて頂きました 時々他書との関連が出てくるところ等 思わずニッコリしてしまいました やぶへび はダウンロードして有りますが未だ読んでいるところです | ||||
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新宿鮫なので期待はしていたが、やはり短編集では若干物足りない。 | ||||
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シリーズの新しい作品がなかなか出ないので、 鮫島の話を読みたい気持ちが募って購入。 正直なところ、シリーズの面白さはここにはありません。 知っていた話のように感じるくらい、 雰囲気を壊さないエピソードの小品が並んでいます。 通勤の間に読み終わるくらいのものが数編。 気持ちが盛り上がる前に終わってしまいます。 やはり、短編集では無理ですね。 | ||||
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一流の作家先生の「二次小説」が楽しみで買いました。 文庫になっていたら、もっと早く買ったのですが、まだ無いので、中古で購入。 初期の「鮫」ファン、City Hunterのファン、こち亀のファンなら、ニヤッとすると思います。 | ||||
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「新宿鮫」VOL10迄読んでしまったので、この作品集をチョイス。「新宿鮫」シリーズを殆ど読んだ人なら、ニヤリとする構成の短編集です。読んでいない人は一寸辛いかも知れないので、まずはシリーズをある程度読んでからの選択をお勧めします。 | ||||
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まるで新書と同じくらいのきれいさで大変満足しました。またよろしくお願いします。 | ||||
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新宿鮫シリーズを読んでいるとさらに楽しめる類いの本です。とは言っても、すでに忘れかけている名前も出てくるので、もう一度当該新宿鮫を読みたくなりますね。それも忘れてはいけないと思いメモを取りながら読むのにkindle版は最適でした。 | ||||
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短編も、いいですね。中の一話に罠の話が出てきますが、これにはかかってしまいそうです。現実でもありました。 | ||||
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シリーズ初?の短編集はファンの私にとって期待通りの面白さでした。 著者の作品は作品力が高く長編でも引っ張られて読み進めてしまうのですが、短編もよくできていてあっという間に読了してしまいました。主人公の鮫島だけではなくその周辺の人物に焦点を当てたストーリーはとても楽しめましたが、新宿鮫を読んだことがなく、はじめてこの本を取った方は何の事だかわからない話が多いと思います(読んだことがない方がこの本を手に取ることはほとんどないと思いますが・・)。その分新宿鮫シリーズのファンの方は今までの話の後日談がでてきたりしてとても楽しめる本です。 | ||||
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新宿鮫シリーズのファンなら買って損はないと思います。 桃井の下に配属されたばかりの鮫島や、漫画とコラボした鮫島、色々な味わいがあってどれも楽しめました。 個人的にはあっと驚く仕掛けがあった『雷鳴』が白眉ではないかと思っています。 | ||||
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ご存知20年にもわたる大人気ロングセラー『新宿鮫』であるが、今回はいつもと違っての短編物を扱った内容であるが、どれも読み応えがあって密度のある面白い内容となっている。 ・ 新宿署に転任した鮫島と上司となる防犯課課長・桃井との出会いの挿話を描いた『区立花園公園』 ・ かつて鮫島に逮捕された経緯のある破門された元ヤクザ・呉田からの電話とは…『夜風』 ・ 飛び降り自殺を図ろうとしていた少年・大地に偶然関わる事となった晶。そしてその事が縁で“あのコンビ”との出会いを描いた『似た者どうし』 ・ 組絡みの案件で姿を消していたヤクザ・須藤が再び歌舞伎町に現れたワケとは…『亡霊』 ・ バーテンダー相手に自分の事を饒舌に話し続ける客との挿話を描いた『雷鳴』 ・ 浅草へ初詣に出かけた晶と鮫島、そして鑑識課の藪。その藪が偶然遭遇した幼馴染とは…『幼な馴染み』 ・ 同窓会で誰もが羨む同級生・浜口との学生時代さほど親しくなかった鮫島との会話から見えたものは…『再会』 ・ 「ママフォース」を舞台に鮫島に接近する中国人女性・安(アン)の真意とは…『水仙』 ・ 裏社会の頂点にたつ謎の大ボス「ドラゴン」。その後継者に選ばれた男に課せられた使命とは…『五十階で待つ』 ・ かつて射殺した男の墓参り後に鮫島が出会ったその息子・矢吹との対話を描いた『霊園の男』 『CITY HUNTER』の冴羽リョウや槇村香、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉のコラボレーションといったスペシャル企画(注:『エンジェル・ハート』に登場する『新宿鮫』もオススメです)や鮫島のホームグラウンドとなる新宿署に異動当時の挿話や『狼花』での後日談として間野総治(別名:ロベルト・村上、仙田勝)の息子が登場する挿話など『新宿鮫』ファンにとってはたまらない物語が目白押しであるが、その反面『雷鳴』『再会』『水仙』『五十階で待つ』など長編では読む事のできない短編ならではのヒネリの効いたオチを入れた秀作なども収録されており、バラエティにとんだ楽しみ方ができる一冊となっています。 | ||||
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みなさんがおっしゃるとおり今回の短編物も面白く読めました。 『こち亀』両津と『シティハンター』冴羽リョウとのコラボもよかったです。 | ||||
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なんと、いつの間にか、鮫の短編が出ていたとは! 迂闊にも発売されてから一ヶ月が経過していました。一ヶ月、損した気分。 私は、大沢在昌の作品は今まで鮫シリーズしか読んだことがないのです。 だからなのかもしれませんが、「う、大沢さん、短編もやるじゃないか!」というのが 一話目を読んだ直後の感想。 その後も最後までさくさくと読み終え、 『絆回廊』の、ちょっと納得できなかったたるみ加減が、 「許してあげようかな。」という気分になりました。 ただ、鮫シリーズを全部読んだことのない人が『鮫島の貌』を読んでも、 なんもかもさっぱりわからんのではないでしょうか。 『鮫島の貌』を読みたい人は、鮫シリーズを全部読んでからにしましょう。 あと、ジャンプキャラとのコラボは、賛否両論あるとは思いますが、 30年以上前の雑誌連載当時を知っている私としては(年齢がばれますね)、 最初は「え、なんじゃこれ?」 あとから、 「ああ、鮫島だって実在する訳じゃないんだから、いいんだ。納得。」 という感じでした。 そこは大沢マジックということで、OKかな。 最後にひとつ。 桃井さん、好きです。 | ||||
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