キングを探せ

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評判

キングを探せの評価:

3.62/5点 レビュー 34件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 41〜60 3/5ページ
No.60
(5pt)

交換殺人ものを初めて読みました。

おもしろい。 交換殺人というジャンルがあるのをはじめて知りました。 次は「見知らぬ乗客」を読もうと思います。 法月綸太郎さんがおもしろいとは聞いていましたが,なかなかのものですね。 次は「密室教室」「生首に聞いてみろ」を読もうと思います。
キングを探せ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社文庫)より
4062931826
No.59
(5pt)

交換殺人ものを初めて読みました。

おもしろい。 交換殺人というジャンルがあるのをはじめて知りました。 次は「見知らぬ乗客」を読もうと思います。 法月綸太郎さんがおもしろいとは聞いていましたが,なかなかのものですね。 次は「密室教室」「生首に聞いてみろ」を読もうと思います。
キングを探せ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社ノベルス)より
4062990059
No.58
(5pt)

交換殺人ものを初めて読みました。

おもしろい。 交換殺人というジャンルがあるのをはじめて知りました。 次は「見知らぬ乗客」を読もうと思います。 法月綸太郎さんがおもしろいとは聞いていましたが,なかなかのものですね。 次は「密室教室」「生首に聞いてみろ」を読もうと思います。
キングを探せ (特別書き下ろし) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (特別書き下ろし)より
4062166208
No.57
(4pt)

テーマは四重交換殺人

法月警視&綸太郎シリーズの長編ミステリである。
テーマは四重交換殺人。法月は複雑なロジックのプロットが特徴だが、今回もまた飛ばしている。

まずは犯罪計画中の面々の描写から、計画の詳細は語られずにまずは第一の犯行へ。倒叙形式なのだなこれは、と思いながら丹念に書き込まれた犯罪ストーリーを追っていく。
と思っていると、場面転換して法月警視登場(この人もなかなか食えない人だ)。ここからはおおむね法月親子視点で謎の解明のお話が展開されていく。

最初に思っているのよりたくさん人が死んだりとか、ちょっとそれは偶然すぎませんかねと思える話とかもあるものの、全体にかなりジェットコースター的な話の展開。それでも法月作品にありがちな、ロジックを極めて綿密に組み立ててはそれが崩れ、また組み立てては崩して、の振幅の大きさはいつもほどでもないようだ。(個人的には、崩れるロジックが大きすぎると喪失感自体がきつくて、再度のロジック展開に何度もつきあうのが苦しくなってくることもある。)

そして土壇場。そうくるかーというどんでん返し。いややられました。伏線さりげなさすぎです。
キングを探せ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社文庫)より
4062931826
No.56
(4pt)

テーマは四重交換殺人

法月警視&綸太郎シリーズの長編ミステリである。
テーマは四重交換殺人。法月は複雑なロジックのプロットが特徴だが、今回もまた飛ばしている。

まずは犯罪計画中の面々の描写から、計画の詳細は語られずにまずは第一の犯行へ。倒叙形式なのだなこれは、と思いながら丹念に書き込まれた犯罪ストーリーを追っていく。
と思っていると、場面転換して法月警視登場(この人もなかなか食えない人だ)。ここからはおおむね法月親子視点で謎の解明のお話が展開されていく。

最初に思っているのよりたくさん人が死んだりとか、ちょっとそれは偶然すぎませんかねと思える話とかもあるものの、全体にかなりジェットコースター的な話の展開。それでも法月作品にありがちな、ロジックを極めて綿密に組み立ててはそれが崩れ、また組み立てては崩して、の振幅の大きさはいつもほどでもないようだ。(個人的には、崩れるロジックが大きすぎると喪失感自体がきつくて、再度のロジック展開に何度もつきあうのが苦しくなってくることもある。)

そして土壇場。そうくるかーというどんでん返し。いややられました。伏線さりげなさすぎです。
キングを探せ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社ノベルス)より
4062990059
No.55
(4pt)

テーマは四重交換殺人

法月警視&綸太郎シリーズの長編ミステリである。
テーマは四重交換殺人。法月は複雑なロジックのプロットが特徴だが、今回もまた飛ばしている。

まずは犯罪計画中の面々の描写から、計画の詳細は語られずにまずは第一の犯行へ。倒叙形式なのだなこれは、と思いながら丹念に書き込まれた犯罪ストーリーを追っていく。
と思っていると、場面転換して法月警視登場(この人もなかなか食えない人だ)。ここからはおおむね法月親子視点で謎の解明のお話が展開されていく。

最初に思っているのよりたくさん人が死んだりとか、ちょっとそれは偶然すぎませんかねと思える話とかもあるものの、全体にかなりジェットコースター的な話の展開。それでも法月作品にありがちな、ロジックを極めて綿密に組み立ててはそれが崩れ、また組み立てては崩して、の振幅の大きさはいつもほどでもないようだ。(個人的には、崩れるロジックが大きすぎると喪失感自体がきつくて、再度のロジック展開に何度もつきあうのが苦しくなってくることもある。)

そして土壇場。そうくるかーというどんでん返し。いややられました。伏線さりげなさすぎです。
キングを探せ (特別書き下ろし) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (特別書き下ろし)より
4062166208
No.54
(2pt)

仕掛けは良いが、読んでいて面白いかというと……

オチは感心した。

ただこの作品は、どの部分を楽しんでいいのか良く分からなかった。
この作品は「交換殺人を行う」と冒頭で描かれているが、実際行われた交換殺人で、読者が不思議がるような事が起きていない為、謎に興味がわかない。というか、謎があるという認識が起きない。

交換殺人の詳細を読者も一緒に考えてね! って事だったとしても、作品の大半は、刑事達が読者が知っている事を突き止めていく事に費やしてしまうので、読んでいて「あれ、これどうなってるんだろう?」というような、興味を惹かれる思考にはならない。

もどかしければもどかしいなりに、サスペンス的な楽しさがあればいいのだが、話の殆どは主人公と刑事の「会話」で成り立っており、まぁテンポ良く読めるのはいいが、特にハラハラドキドキするわけでもなく。
「論理」で交換殺人を見破るのを楽しんで欲しかったのかもしれないが、すべて理詰めで見破ったり展開するというわけでもないし、前に述べている読者の思考と探偵役の思考が一致しない。

まぁ、終盤に多少面白くなるのだが、そこまでが本当につまらなかった。
キングを探せ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社文庫)より
4062931826
No.53
(2pt)

仕掛けは良いが、読んでいて面白いかというと……

オチは感心した。

ただこの作品は、どの部分を楽しんでいいのか良く分からなかった。
この作品は「交換殺人を行う」と冒頭で描かれているが、実際行われた交換殺人で、読者が不思議がるような事が起きていない為、謎に興味がわかない。というか、謎があるという認識が起きない。

交換殺人の詳細を読者も一緒に考えてね! って事だったとしても、作品の大半は、刑事達が読者が知っている事を突き止めていく事に費やしてしまうので、読んでいて「あれ、これどうなってるんだろう?」というような、興味を惹かれる思考にはならない。

もどかしければもどかしいなりに、サスペンス的な楽しさがあればいいのだが、話の殆どは主人公と刑事の「会話」で成り立っており、まぁテンポ良く読めるのはいいが、特にハラハラドキドキするわけでもなく。
「論理」で交換殺人を見破るのを楽しんで欲しかったのかもしれないが、すべて理詰めで見破ったり展開するというわけでもないし、前に述べている読者の思考と探偵役の思考が一致しない。

まぁ、終盤に多少面白くなるのだが、そこまでが本当につまらなかった。
キングを探せ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社ノベルス)より
4062990059
No.52
(2pt)

仕掛けは良いが、読んでいて面白いかというと……

オチは感心した。

ただこの作品は、どの部分を楽しんでいいのか良く分からなかった。
この作品は「交換殺人を行う」と冒頭で描かれているが、実際行われた交換殺人で、読者が不思議がるような事が起きていない為、謎に興味がわかない。というか、謎があるという認識が起きない。

交換殺人の詳細を読者も一緒に考えてね! って事だったとしても、作品の大半は、刑事達が読者が知っている事を突き止めていく事に費やしてしまうので、読んでいて「あれ、これどうなってるんだろう?」というような、興味を惹かれる思考にはならない。

もどかしければもどかしいなりに、サスペンス的な楽しさがあればいいのだが、話の殆どは主人公と刑事の「会話」で成り立っており、まぁテンポ良く読めるのはいいが、特にハラハラドキドキするわけでもなく。
「論理」で交換殺人を見破るのを楽しんで欲しかったのかもしれないが、すべて理詰めで見破ったり展開するというわけでもないし、前に述べている読者の思考と探偵役の思考が一致しない。

まぁ、終盤に多少面白くなるのだが、そこまでが本当につまらなかった。
キングを探せ (特別書き下ろし) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (特別書き下ろし)より
4062166208
No.51
(3pt)

まさにトランプゲームのような展開

四重に仕組まれた交換殺人を,カバー絵にあるトランプになぞらえた展開もそうですが,
一枚のミスと偶然から崩れた事態を,『カードの交換』と『切り札』で覆そうとするなど,
犯人と警察とのやり取りはまさにトランプゲームのようで,そのタイトルも秀逸の一言です.

ただ,警視である男は探偵役で主人公の息子に捜査情報や証拠品を漏らし過ぎですし,
彼らが仕掛けたある『罠』は,創作物とはいえ,いささか無茶が過ぎるのは否めません.
また,事件の性質から理解はしつつも,二人の説明の多さがテンポを削いでいる印象です.

このほか,シリーズ作をここから読んだせいか,主人公親子の関係には最後まで馴染めず,
その彼が著者と同じ名前,職業というのも,ファンの方には申し訳ないのですが違和感が.
キングを探せ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社文庫)より
4062931826
No.50
(3pt)

まさにトランプゲームのような展開

四重に仕組まれた交換殺人を,カバー絵にあるトランプになぞらえた展開もそうですが,
一枚のミスと偶然から崩れた事態を,『カードの交換』と『切り札』で覆そうとするなど,
犯人と警察とのやり取りはまさにトランプゲームのようで,そのタイトルも秀逸の一言です.

ただ,警視である男は探偵役で主人公の息子に捜査情報や証拠品を漏らし過ぎですし,
彼らが仕掛けたある『罠』は,創作物とはいえ,いささか無茶が過ぎるのは否めません.
また,事件の性質から理解はしつつも,二人の説明の多さがテンポを削いでいる印象です.

このほか,シリーズ作をここから読んだせいか,主人公親子の関係には最後まで馴染めず,
その彼が著者と同じ名前,職業というのも,ファンの方には申し訳ないのですが違和感が.
キングを探せ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社ノベルス)より
4062990059
No.49
(3pt)

まさにトランプゲームのような展開

四重に仕組まれた交換殺人を,カバー絵にあるトランプになぞらえた展開もそうですが,
一枚のミスと偶然から崩れた事態を,『カードの交換』と『切り札』で覆そうとするなど,
犯人と警察とのやり取りはまさにトランプゲームのようで,そのタイトルも秀逸の一言です.

ただ,警視である男は探偵役で主人公の息子に捜査情報や証拠品を漏らし過ぎですし,
彼らが仕掛けたある『罠』は,創作物とはいえ,いささか無茶が過ぎるのは否めません.
また,事件の性質から理解はしつつも,二人の説明の多さがテンポを削いでいる印象です.

このほか,シリーズ作をここから読んだせいか,主人公親子の関係には最後まで馴染めず,
その彼が著者と同じ名前,職業というのも,ファンの方には申し訳ないのですが違和感が.
キングを探せ (特別書き下ろし) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (特別書き下ろし)より
4062166208
No.48
(2pt)

キングは誰だ。

トランプカードのシャッフルで行われた、思わず胸が躍るような四重交換殺人!法月綸太郎はどうやって真実に迫っていくのか!?しかし、冒頭で四重交換殺人計画が結成されているのに、なかなか名探偵がそれを見破らないのでもどかしい。と思っていたら、ちゃんとロジックを駆使して、四人の犯人に迫っていくので高揚感が!と思っていたら、犯人側のミスが続く。しっかりしてくれ。と思っていたら最後にすべてをひっくり返すような『論理のアクロバット』が炸裂!と思ったけど、どの呼び名の人の本名がどれで、それぞれ誰が誰を殺したかったのかがちょっと複雑で、読み終えて、「で、なんだったんだろう?」と消化不良。もうちょっと犯人側は用意周到に犯行に及んでほしかった。いや、法月綸太郎の推理力がすごいのか。でも今作は『神のごとき名推理』ではなかったな。全然カタルシスが無かった。などと色々思ったけど、一番面白かったのは、四重交換殺人が成り立つためのパターンを計算する数式でした。確かに四重交換殺人をしようとして、トランプのシャッフルを失敗すると、ただの『二重交換殺人×2』や『三重交換殺人+1』になってしまいますね。大納得。
キングを探せ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社文庫)より
4062931826
No.47
(2pt)

キングは誰だ。

トランプカードのシャッフルで行われた、思わず胸が躍るような四重交換殺人!法月綸太郎はどうやって真実に迫っていくのか!?…しかし、冒頭で四重交換殺人計画が結成されているのに、なかなか名探偵がそれを見破らないのでもどかしい…。と思っていたら、ちゃんとロジックを駆使して、四人の犯人に迫っていくので高揚感が!…と思っていたら、犯人側のミスが続く…。しっかりしてくれ。と思っていたら最後にすべてをひっくり返すような『論理のアクロバット』が炸裂!…と思ったけど、どの呼び名の人の本名がどれで、それぞれ誰が誰を殺したかったのかがちょっと複雑で、読み終えて、「で、なんだったんだろう?」と消化不良。もうちょっと犯人側は用意周到に犯行に及んでほしかった。…いや、法月綸太郎の推理力がすごいのか。でも今作は『神のごとき名推理』ではなかったな…カタルシスが無かった…。などと色々思ったけど、一番面白かったのは、四重交換殺人が成り立つためのパターンを計算する数式でした。確かに四重交換殺人をしようとして、トランプのシャッフルを失敗すると、ただの『二重交換殺人×2』になってしまいますね。大納得。
キングを探せ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社ノベルス)より
4062990059
No.46
(2pt)

キングは誰だ。

トランプカードのシャッフルで行われた、思わず胸が躍るような四重交換殺人!法月綸太郎はどうやって真実に迫っていくのか!?…しかし、冒頭で四重交換殺人計画が結成されているのに、なかなか名探偵がそれを見破らないのでもどかしい…。と思っていたら、ちゃんとロジックを駆使して、四人の犯人に迫っていくので高揚感が!…と思っていたら、犯人側のミスが続く…。しっかりしてくれ。と思っていたら最後にすべてをひっくり返すような『論理のアクロバット』が炸裂!…と思ったけど、どの呼び名の人の本名がどれで、それぞれ誰が誰を殺したかったのかがちょっと複雑で、読み終えて、「で、なんだったんだろう?」と消化不良。もうちょっと犯人側は用意周到に犯行に及んでほしかった。…いや、法月綸太郎の推理力がすごいのか。でも今作は『神のごとき名推理』ではなかったな…カタルシスが無かった…。などと色々思ったけど、一番面白かったのは、四重交換殺人が成り立つためのパターンを計算する数式でした。確かに四重交換殺人をしようとして、トランプのシャッフルを失敗すると、ただの『二重交換殺人×2』になってしまいますね。大納得。
キングを探せ (特別書き下ろし) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (特別書き下ろし)より
4062166208
No.45
(3pt)

正直、終盤が物足りなかった。

4枚のカードで彼らは繋がった。
それぞれが殺意を持った相手を結託して殺す。
殺す相手と順番はカードで決める。
「夢の島」が引いたカードはスペードのAとハートのA。彼が最初にAの安斎を殺すことになる……

法月警視と綸太郎のシリーズ物。
互いに結びつきのない4名が交換殺人をもくろむストーリー。
倒叙ミステリのような導入から、法月警視、綸太郎がもどかしく事件に接していく様が描かれます。
中盤で一つの事故から交換殺人が破綻し、一気に犯人は追い詰められていくのですが、ラストで綺麗に物語をひっくり返してしまいます。

んん、まぁ、4人の犯人の内、最後の1人に法月警視らが迫っていく過程で、ミスディレクションを何度も誘うミステリらしい造りですが、正直なところあまりビックリできなかったかなぁ。
キングを探せ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社ノベルス)より
4062990059
No.44
(3pt)

正直、終盤が物足りなかった。

4枚のカードで彼らは繋がった。
それぞれが殺意を持った相手を結託して殺す。
殺す相手と順番はカードで決める。
「夢の島」が引いたカードはスペードのAとハートのA。彼が最初にAの安斎を殺すことになる……

法月警視と綸太郎のシリーズ物。
互いに結びつきのない4名が交換殺人をもくろむストーリー。
倒叙ミステリのような導入から、法月警視、綸太郎がもどかしく事件に接していく様が描かれます。
中盤で一つの事故から交換殺人が破綻し、一気に犯人は追い詰められていくのですが、ラストで綺麗に物語をひっくり返してしまいます。

んん、まぁ、4人の犯人の内、最後の1人に法月警視らが迫っていく過程で、ミスディレクションを何度も誘うミステリらしい造りですが、正直なところあまりビックリできなかったかなぁ。
キングを探せ (特別書き下ろし) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (特別書き下ろし)より
4062166208
No.43
(3pt)

正直、終盤が物足りなかった。

4枚のカードで彼らは繋がった。
それぞれが殺意を持った相手を結託して殺す。
殺す相手と順番はカードで決める。
「夢の島」が引いたカードはスペードのAとハートのA。彼が最初にAの安斎を殺すことになる

法月警視と綸太郎のシリーズ物。
互いに結びつきのない4名が交換殺人をもくろむストーリー。
倒叙ミステリのような導入から、法月警視、綸太郎がもどかしく事件に接していく様が描かれます。
中盤で一つの事故から交換殺人が破綻し、一気に犯人は追い詰められていくのですが、ラストで綺麗に物語をひっくり返してしまいます。

んん、まぁ、4人の犯人の内、最後の1人に法月警視らが迫っていく過程で、ミスディレクションを何度も誘うミステリらしい造りですが、正直なところあまりビックリできなかったかなぁ。
キングを探せ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社文庫)より
4062931826
No.42
(5pt)

タイプは異なるが法月シリーズとしては最高峰の面白さ

法月氏の著者同名探偵シリーズの現時点での最新刊である。
シリーズが進むにつれてページ数が膨らんでいったが、本作はシリーズ中最もページ数が少ないと思われる。
が、内容的には全編に渡って凝ったプロットが冴え渡る最近の法月氏の著作では最高峰の面白さを誇っているというだけではなく、個人的には法月シリーズ最高傑作と評される「頼子のために」と匹敵するレベルの作品ではないかと思う。
今までの法月長編シリーズは悲劇的な叙情的な雰囲気で法月探偵の内面の苦悩がにじみ出る作品であったが、本作はどちらかというと法月短編シリーズのテイストに近く、ゲーム性パズル性の高いプロットにストレートに法月探偵が絡む趣向。まさに本格ミステリーである。
複数間による交換殺人という東野圭吾の「マスカレードホテル」と同趣向の題材を扱っているが、同じ題材でもやはり法月氏がやると東野氏とは違って仕掛けが高度だ。本格ミステリーとしての読後感は雲泥の差である。
倒述的展開から犯人との頭脳戦まで最後の最後まで目が離せない作品だ。
キングを探せ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (講談社ノベルス)より
4062990059
No.41
(5pt)

タイプは異なるが法月シリーズとしては最高峰の面白さ

法月氏の著者同名探偵シリーズの現時点での最新刊である。
シリーズが進むにつれてページ数が膨らんでいったが、本作はシリーズ中最もページ数が少ないと思われる。
が、内容的には全編に渡って凝ったプロットが冴え渡る最近の法月氏の著作では最高峰の面白さを誇っているというだけではなく、個人的には法月シリーズ最高傑作と評される「頼子のために」と匹敵するレベルの作品ではないかと思う。
今までの法月長編シリーズは悲劇的な叙情的な雰囲気で法月探偵の内面の苦悩がにじみ出る作品であったが、本作はどちらかというと法月短編シリーズのテイストに近く、ゲーム性パズル性の高いプロットにストレートに法月探偵が絡む趣向。まさに本格ミステリーである。
複数間による交換殺人という東野圭吾の「マスカレードホテル」と同趣向の題材を扱っているが、同じ題材でもやはり法月氏がやると東野氏とは違って仕掛けが高度だ。本格ミステリーとしての読後感は雲泥の差である。
倒述的展開から犯人との頭脳戦まで最後の最後まで目が離せない作品だ。
キングを探せ (特別書き下ろし) Amazon書評・レビュー: キングを探せ (特別書き下ろし)より
4062166208