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(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常
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ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 61~80 4/7ページ
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大輔さんが栞子さんに向ける気持ちや言葉や態度がキュンときます。 | ||||
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昨日から月9でTVシリーズが始まりました。 当たり前ですが、第1巻の内容とTVは異なります。TVを見て、良いと思った方にはこの本は余りお勧めできませんが、1巻を読まれた方には、栞子さんがより魅力的に書かれています。特に男性の心理を書くのが上手い!と思います。 | ||||
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この2巻は、五浦の元彼女が出て来るはなしや、栞子さんの母親が関わった過去の話しやらが関わってくるミステリーが凄く面白いです。 僕の中ではビブリア古書堂の事件手帖は1番好きな文庫です。 | ||||
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前作に続き、古書にまつわる人情劇が展開します。 しかし、前作と大きく違うのは、主に大輔と栞子さんの過去にスポットがあてられているところ。 相変わらずストーリーはよくできていると感嘆させられます。 個人的にすごくよかったのは第一話。 実際にこういう『悪いこと』は起きていると思いますが、 それが栞子さんにまつわる物になるとどうなるか? よく描けているのではないでしょうか。 作者後書きによると、2巻からようやく本編スタートだそうです。 シチュエーション的には内容は1巻のほうがよかったのですが、 大輔と栞子さんの仲がより進展しているこの2巻、 ファンなら読まずにはいられないと言えるのでは。 第二話は大輔の過去が、第三話は栞子のお母様の一端が描かれます。 特に第三話の最後、夕闇の海岸での会話は、結構シリアスなものがありました。 二人の恋仲と、栞子さんの過去、そして姉妹のお母様、これらが今後のキーになりそうです。 今回もラノベ然としたお約束をきっちり抑えながら、読み手を飽きさせない魅力に溢れた本書。 未読の方は1巻から読まれることをお勧めします。 | ||||
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本の梱包も丁寧でよかったです まだあまりきかない出版社でしたので(すみません) Amazonでヒットできてよかったです 映画化される前に 一度読んでほしい一冊です | ||||
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シリーズ第2弾。 栞子と大輔の二人の関係はどうなるのか? 次作に対してやや含みを持たせつつも、 古書を巡る物語は主人公達の人物像の厚みを増す役割を果たしていく。 1作目からのファン向きで、間口は狭くなったが、その分奥行きは増した。 個人的には1作目よりも楽しめた。第3弾も非常に楽しみ。 | ||||
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映像化するのなら、「しおり子」さんは誰だろうかと、 考えたらパッと頭に浮かんだのは、”長澤まさみ”でした。 ”蓮沸美沙子”もなくはないです。このヒロインには、透明感と清純さが不可欠なので。 この2巻は前作より、キャラが安定し、キャラの掘り下げも上手く描けています。 取り上げられている、本のチョイスもバラエティに富んでおり、私のような、浅い読書人では、 読まない本も多かったのですが、少し「時計仕掛けのオレンジ」や「司馬遼太郎」にも興味を覚えました。 話自体は、80年代から90年代前半の、TVドラマやラブコメ漫画を思わせるような筋立てで、 安心して楽しめるんですが、それ以上のカタルシスはないのが、少々もの足りない気も。 あと、この本は”越島はぐ”さんのイラストで、半分は”もっている”のかな、と。 あの淡いタッチの絵の威力は凄いです。 作者は感謝しないと! (ただ、漫画版をチラッと読みましたが、あの絵は、作品を台なしにしている!) | ||||
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一作目は、表紙の絵に比べて、わりとドロドロした感じがした。 二作目は、そのドロドロ感が薄まっていてよいと思う。 二作目まで読んでしまうと、次も読みたくなる。またその次も。 | ||||
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毎回、青少年期に読んだ本が出てくるので懐かしく思っていた。が、今回はびっくり、「時計仕掛けのオレンジ」はキューブリック版しか読んでいなかった。 当時のメディアミックスは映画と文庫だった。本国原作初版との相違に全く気付かなかったのだ。改めて読んで驚いた。米国映画はハッピーエンドがお決まりなのに、この映画だけは救いようが無い結末が印象的だったのに…。 フランダースの犬でも、最後にネロを虐めていた連中がワビを入れてハッピーエンドにするくらいお気楽な国なのに…。この本読んで良かった。死ぬまで、知らないところだった | ||||
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両方が口下手となるとなかなか進展しないものですね。 しかも両方が天然鈍感となるとなおさら。 大輔の昔の恋愛の話や 栞子さんの母の話も出てきて、 二人について深く知ることが出来る。 文学少女は本の物語を題材にしているのに対して この本は本の内容と同じように登場してくる本の 「本質」を題材にしているんだ。 僕はそんな風に感じました。 「古書とのつながり」が栞子さんと いろんな意味でつながっていくというテーマも良かったです。 | ||||
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福田定一といえば司馬遼太郎の本名だったし、足塚不二雄とは「手塚治虫の足下にも及ばない」という意味を込めた、藤子不二雄の初期のペンネームだった。相当な読者家でなければ目にしない作者の(太宰治以外は)レア本を並べた前巻に比べ、第二巻では少し目線を下げ、読者を古書の魅力に誘っていく。 古書に託された思いと栞子さんの謎解きがこのシリーズの二本柱なのだけど、次第に後者は少し後ろに下がっていく。第一巻のような名推理連発では続かないだろうし、無理をして牽強付会になっていくのも読者の本意ではない。私としては、古書に隠された思いに触れることができれば充分かな。 次も楽しみ。そして、でき得れば栞子さんのように、本に埋もれる生活を送ってみたい。 | ||||
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1巻目から感じている「語り手」である五浦大輔という人物の面白さが シリーズの下支えになっている。2巻目を手に取るということなので、 前巻の五浦大輔について、ちょっと考えてみると彼は結構かっこいい 人物であるというのが分かる。彼の出生、命名の秘密が前作で明らかに なったように、親戚(犯人)がモデル並の容姿である。背が高いので鴨居 に頭をぶつけるし、柔道経験者で相手を制圧する技術がある。小説が一人称 なので彼は「語り手」として、自分の容姿については謙虚で「いかつい」 「目つきが悪い」といったマイナス評価しかしないが、相当ハンサムである。 一般的に、作家は登場人物の命名に相当気を遣う。深い意味が隠されている場合もあり、 実際漱石の「それから」の代助にちなんで、祖母から拝命されているというメタな理由だ。 このシリーズを読んで色々調べてみると、漱石には11歳離れた頭の良い美貌の兄大助がいた。 随筆「硝子戸の中」(36)で「兄は色の白い鼻筋の通った美くしい男であった。しかし顔だちから云っても、表情から見ても、 どこかにけわしい相を具えていて、むやみに近寄れないと云った風のせまった心持をひとに与えた。」とある。 しかも、この大助兄さん開成校(東大の前身)で上級生(男)に艶書(ラブレター)をつけられたとあり、風呂で気まりの悪い 思いをして困ったとある。全集に随筆が収録されていたので、大輔の祖母も読んでいたはずである。 漱石はこの長兄を慕っていたらしく、出産後の奥さんに宛てた手紙では「名前も考えると難しいけれども、 どうせいい加減な記号だからわかりやすくまちがいのない名前でいい。男児なら直一とかつけたらどうか。 また代輔、これは死んだ兄の幼名だが、それでもいい。」とある。 大助(代輔)⇒代助⇒大輔というメタメタな理由、思わずニヤリとしてしまう。 さて、今巻で大輔くんの昔の恋人が出てくる。なんだやっぱりもてるんじゃないか。 しかし、昔の恋人も店長も、自分の身の上話をしないので、大輔を苦しませる。 愛人の子だったり、失踪した母の子だったり、父親や母親と仲が悪かったり、 そういう女の子に好かれてしまう大輔くんまったく名前負けしていないのが面白い。 | ||||
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1、2巻読んで、すでに結末までの筋道が予想できる展開になってきましたね。 「事件手帖」をつけているのは大輔、さらに「ビブリア古書堂」の中でも大輔にとって最大の秘密は栞子にまつわる事なので… 古書に関するエピソードはメインの流れに関する枝葉ではありますが、このシリーズの読者にとって興味をそそられるのはむしろこちらの方でしょう。 つまり、古書に興味を持つ読者にとってはメインストーリー(栞子にまつわる秘密)に重みを置いた巻(話)ほど欲求不満(=内容が薄いと感じる)となり、そこがこのシリーズの評価の分かれ目となります。 個人的には、メインストーリーを先延ばしにしようとする雰囲気により栞子のキャラを損なっている(ただの秘密主義にみえる)印象を受けたので☆−1です。 | ||||
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栞子さんのお母さんの存在がでてきて、展開が面白くなってきました。 今後どういう展開になるか気になります。 | ||||
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北鎌倉の古書店。 古書にまつわる洞察力はとび抜けたものを持つ、美人店主。 その助手を勤めるのは、地元でくすぶる本好き青年。 ただし、青年は本を読むのが苦手。 店主は人と口をきくことが苦手。 そんな二人が、古書にこめられた秘密を紐解く物語りの第二弾。 前作に引き続き、古書の知識がまったく無くても楽しめる内容になっていました。 今回取り上げる古書は、 映画で知られる、『時計じかけのオレンジ』の裏ストーリー。 司馬遼太郎の昔話。 藤子不二雄のまんが道。 各分野で根強い人気を持つ作家を扱いつつ、本編を徐々に進める手法は、 それぞれのファンを魅きつけることにも、十分効果的かと思われます。 古書に関する予備知識を取り込みつつ、 本書では、店主の過去へとじわじわと寄り添って行きます。 美人店主と古書堂の謎を、大きく膨らませながら次作へと誘う手腕はさすがです。 古書というものは、その本ならではの物語を持っている。 そんな著者の想いを存分に発揮している第二弾。 映画ファン、歴史小説ファン、漫画ファンをも取り込む、 色とりどりな一冊になっていました。 | ||||
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とても面白いです。 前巻は短編連作ミステリ風でしたが、 本巻は栞子さん本人の話も沢山盛り込まれており前巻とはまた違った趣があります。 ビブリア古書堂の二人が単なる探偵役でストーリーの進行役になってしまう事なく、 しっかり本編として語られるので ぐっと二人への愛着も沸きましたしこれからの展開も気になるところです。 | ||||
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書名から推察して、いわゆる推理小説、ミステリーを期待すると おそらく肩すかしをくらいます。 前巻を読んだときの自分がそうでした。 しかも本書は、前巻のクライマックスにあたるようなサスペンス、 推理もの的な大仕掛けをズバっと切り捨てています。 ちょっと驚きましたが、その決断は奏功しているのではないでしょうか。 この世界観とキャラクターに殺人や犯罪は必要ない気がしました。 ジャンルとしては推理ものではなく キャラクターものであり、恋愛ものである、と。 そう考えればスッキリ読むことができます。 主人公の思いがヒロインに伝わる瞬間は来るのだろうか? 右にいったり左にいったり、本書を読んでのハラハラドキドキは そこに集約されているように感じました。 たとえが古くて恐縮ですが 「めぞん一刻」でヒロインの響子さんに想いを寄せる 五代君のことを思い出したりしました。 | ||||
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1巻を読んでそれほど面白いとは思わなかったのですが、軽く読めるのとなんとなくその後が気になり読んでみました。 この第2巻では古書店の女主人がいよいよ退院して店に復帰、店員のマッチョ青年と共に古書の買取業務などもしながらという日常で物語は進みます。 いい意味で前作の雰囲気をそのまま受け継いでおり、全体的に穏やかに、時に赤面するような恥ずかしさ(若者向けという意味で)を感じながら軽く読むことができました。今回は女主人の過去にも触れられておりだんだんこの世界が深く広くなっていきます。それでもまだまだ物足りませんが、さらに巻を重ねていくにつれて名作に化けていくかいかないか、というところです。 軽く読めますし退屈しないので、通勤通学の間ちょっと読むのにおすすめです。 | ||||
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純粋な感想として、物語の構成や登場人物が魅力的なのはいうまでもなく 舞台設定や作中登場本のチョイスにもただならぬセンスを感じます。 そしてつづきが気になる作品というものはやはり良いものです。 | ||||
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1作目に続き、面白かったです。 主人公との今後の展開が気になります。 本と本の実際のおはなしに関しても、 相変わらず知識が散りばめられていて、興味深く読みました。 主人公との今後の展開も気になるところです。 | ||||
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