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(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常
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ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全145件 121~140 7/8ページ
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主題となる『本』の持つ歴史を「本の所持者」の歴史と繋げてあります。 まず、『(主題となった)その本』に関する歴史(薀蓄)をしっかりと書い(逆の言い方をすれば歴史(薀蓄)のある本をしっかりと選定し)ているところが良いです。(読み手の興味・知的好奇心をそそります。) そして、『その本』の歴史(薀蓄)と現在進行形の物語中の事件とを重ねあわせるのも、やや強引なところはあるにせよ、第1巻に比べ良くなってます。 第1巻は本に関する歴史も浅かったし、重ねあわせもあまり上手くいってなかったので、 正直、第2巻でここまで変わるとは・・圧倒的に良くなってます。 他の方のレビューにもありますが、妙に「胸が大きい」といった何の意味もない表現がでてくるところがあり、首をかしげたくなりますが、全体としては「〜古書堂」の題名に相応しい形になった第2巻だと思います。 | ||||
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読みやすく、淡々としてていい雰囲気だと思います。けっこう好きな作品だし、サラッと読めるので、読み返したくなります。ただ一巻から嫌だったんですがまたしても巨乳のくだり何回もいりますか?ぶち壊しだし、しつこいし、不愉快だし。残念。続編が出たらまた読みますが、絶対また次も出てくるんだろうなぁ。。ライトノベルってこういうものなのでしょうか? | ||||
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古書店を舞台にいわゆる古典文学の名作を題材にした人間模様を描くシリーズ。野村美月の「文学少女」シリーズのパクリだが、内容は東野圭吾風でミステリー性よりは本にまつわる人々のエピソードを楽しむ作品。短編連作でストーリをつなぐ手法も気楽に読めてよいと思う.1巻が古典文学を題材にしていたのに対して、今回は「時計仕掛けのオレンジ」や司馬遼太郎、藤子不二夫など現代作家、漫画家のエピソードなので親しみが持てた.また、前作ではストーリと本の内容があまり関わりがなく、添え物程度だったが今回は題材の作品についてのウンチクもしっかり描かれている.また、シリーズを通して、主人公、大輔と栞子のラブストーリー展開も加わってきて、面白みがまし.久々に続編が気になるシリーズとなった。 | ||||
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いわゆる「ライトノベル」系ですね。古書をめぐるミステリーというテイストが付与されていますが,謎といっても本格的なものではなく,人物たちの言動も含めてまさに「ライト」な感じです。 「萌え」な要素もあるので,本格的なミステリーが好きで,なおかつ頭が固い人にとっては許しがたい作品かもしれません・・・。 でも,本好きとしては,主人公である栞子さんの口から語られる古書にまつわるうんちくを読んでいるだけで楽しくなってきてしまうのも事実。私はすっかり「文学」を読んでみたくなってしまいました。 | ||||
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前作同様、登場する本をめぐる話題は面白いです。 前作と違うのは、前作は現場に行かないで推理する安楽椅子探偵ものだったのが、そうでなくなっているところ。 この2巻を読んで、私は安楽椅子探偵の栞子さんが好きだったんだ、と気づきました。 今回はちょっと違和感、というか、少し普通の名探偵になってしまったような気がして…。 ですが、他のレヴューにもある通り、栞子さん自身の物語になっているということなのでしょう。 逆に、主人公五浦君が成長しているので、次作ではまた違った展開が用意されているのかもしれません。 | ||||
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前回と同じように、古本を通じての事件→解決 と話が続いていきます。 おそらく、準レギュラーとなるだろう、主人公の 旧彼女と前回問題を起こした女子高生の妹と 登場人物もあらかた出てきた感じ、ヒロインの秘密も 徐々にわかってきます。今回は連載初動で次回以降が 本番と思って楽しみにしています。 | ||||
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夏の鎌倉と古書と年上美人の取り合わせが光り輝いていた『ビブリオ堂』。 10月に続編が出たばかりと聞き、すぐさま購入したが、今回も期待通りの出来でおおむね満足。 ヒロインの可愛さや古書への愛着だけではなく、決してハッピーエンドだけでは終わらない、 治りかけの傷口をなぞる様なえもいわれぬ展開も本書の持ち味だ。 さて、肝心の本編は、栞子さんの能力の高さを読者に顕示することに重点を置いた前巻とはうって変わり、 今巻は、栞子さんというキャラクターの内面に深く踏み込んだ内容となっている。 本人にその気はないのだろうけど、栞子さんに好意を抱いている主人公に釘をさすような発言をしたり、 母の話を持ち出されて声を荒げるなど、可愛らしく凛々しかった彼女に別の面が現れてビックリ。 自分は、ただ可愛いだけはない―執着心や泥臭さといった人間味が感じられる―キャラの方が好みなので、 栞子さんがこういった一面をさらしてくれたおかげで、彼女をより身近な存在として感じることができて 良かったと思う。 次々と舞い込んでくる古書の謎解きだけではなく、彼女が母との関係性にどう決着をつけるのか、 見どころも増えてきたので、次巻以降も楽しみに待ちたいところだ。 ちなみに、今回題材として取り扱われた古書は、我々でも知ってるような比較的最近の作家の作品。 「あの作家にそんな一面があったの?!」とちょっと驚かされた。 | ||||
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これは本当に面白い。 一日でも早く第三弾が出版されることを祈っています。 | ||||
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ダニングの古本屋探偵「クリフ」シリーズ同様、はまりました。「クリフ」シリーズ以上に古本の薀蓄濃度が濃く、マンガありSFありで、古本好きにはたまりません。語り手「俺」の揺れる思いもせつなくて、いいですね。栞子さんの母校や子ども時代、家族の秘密も少しずつ明らかに。次回作が待ち遠しい。 | ||||
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鎌倉の古書店の美しい店主・栞子さんと、本が読めない体質の青年・五浦さんの古書をめぐる連作短編ミステリ第2巻。 前作では入院中だった栞子さんが、ビブリア古書堂の店主として戻ってきて、3冊の古書に隠れた人の想いを解き明かしていきます。 前作もそうでしたが、ライトノベルにしては物語をハートフルなものに逃げようとせず、むしろ悪意や躊躇いをすっと描いているのに怖さとおもしろさを感じる作品です。 登場人物も魅力があり、知っている作品も全く触れたこともない作品も、栞子さんの知識の中でどう納められているのか、実際に聞いてみたくなります。 つい続きを読みたくなっちゃいますね。期間を空けずに続刊が出て欲しいと思います。 | ||||
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『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)』の続編にあたる短編連作集です。正編の最後にビブリア古書堂を去ったはずの俺(五浦大輔)ですが、就職に失敗して再び古書堂へと舞い戻ってきたのです。 店主の篠川栞子さんと共に古書をめぐる4つの謎を追いながら、その果てに大輔は人間の浅はかさや優しさを目の当たりにしていきます。 登場する古書はすべて実在のものばかり。そしてそれぞれに小説よりも奇なる摩訶不思議な物語が備わっているのです。 特に第一話には驚かされます。アノトニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』にそんなことがあったとは全く不勉強で知りませんでした。キューブリック監督の映画を30年近く前にリバイバル公開で見ただけで、原作本にはあたっていませんでしたし、ましてや2008年に早川書房から完全版が出ていたとは。近いうちにぜひ手にしてみたいものです。そしてバージェスが暴力というものを実際にはどう見ていたのかをこの目で確かめてみたいと強く感じます。 この続編では栞子さんと大輔の間に、正編よりも踏み込んだ心の交流が始まりそうで、読んでいてなんとも心くすぐられるのです。 その一方で、実母との間にあった過去が栞子さんの心を頑ななものにしてしまっている様子が描かれ、若い二人の前途は一筋縄ではいきそうもない気配に包まれています。 第四話で栞子が解く実母の謎は、痛ましく悲しいものであり、読んでいて言葉を失ったほどです。 私はこの本の正編の書評で以前、「続編は紡がれないのでしょうか。そうだとしたら大変惜しいと思わせる佳品ぞろいです。」と書いたことがあります。そんな私にとってこの続編は思わぬ贈り物でした。 そしてさらに、続編の著者あとがきは次のように締めくくられているのです。 「物語はようやく本編というところです。次巻もお付き合い頂ければ嬉しいです」(261頁)。 この言葉に私は欣喜雀躍。その次巻の出る日を期待しつつ、書を閉じました。 | ||||
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1冊だけで完結したのかと思っていたら2巻目が出ていてうれしかったです。 しかもこれから続巻が出るといううれしい報告つきです。 今回は栞子と大輔が少しですが、進展があるようなないような、そんなもどかしさの詰まった感じでした。 大輔が栞子のすることなすことにいちいち一喜一憂しているところが微笑ましいです。 栞子の発言もありますが、これから2人がどんな展開になるのか気になります。 星4つなのは、前作より話数が少なく、本自体が薄くなっているので−1引かせてもらいました。 すぐ読み終わってしまうのが名残惜しい。 | ||||
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これは自分の好みにあってます。 1巻目を書店で衝動買いした本ですが、良かったので2巻も続けて読んでしまいました。 大満足です。 普段は人見知りしてまともに人と会話する事ができないが、本の事となると人が変わる栞子さん。 そんな栞子さんが店長を務めるビブリア古書堂でバイトすることになった大輔。 栞子さんの元には本にまつわる謎めく出来事が訪れ、謎を解き明かしていきます。 栞子さんと大輔の距離も近づいてきて、栞子さんも大輔とは、いくらかまともな会話もできるようになっていきます。 しばらくは、このシリーズが続いて欲しいです。 | ||||
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『ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~』を読みました。 前巻に引き続き、大変面白かったです。アントニイ・バージェンスの『時計じかけのオレンジ』の感想文があるのですが、これが実によく出来ています。感想文単体としても美事な出来なのですが、本巻の構成としても計算し尽くされています。実に素晴らしい構成力で脱帽です。早く3巻目が読みたいよ~~~。 | ||||
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サクッと読める本にまつわるミステリー。第2作もとても良い出来だと思います。メインの二人のエピソード展開、ストーリーが自然にふくらんだ感じです。著者はここまで仕込み済みだったのかな? | ||||
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書物をこよなく愛する栞子さんとある理由から本が読めない体質になってしまった五浦大輔との物語。 その第2弾。 今回は、大輔くんの元カノや栞子さんの○○のお話が書かれています。 今回も読みやすくて、あっという間に読み終わってしまった。 今回の不満点は、各話の表紙イラストがなかった点。 今後は、前巻(ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫))のようにイラストを復活させていただきたいなと思いました。 なので、星は4つです。 内容には大満足ですので、ぜひ読んで下さい。 ミステリー好きとそうでない人に…。 | ||||
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前作からも栞子さんの古書の知識の深さと愛情をたっぷりと感じられました。 しかし、それは日本文学史の類が中心でした。 今回は、現代小説(エッセイ)やマンガが登場します。 古い本に詰まっている物語を丁寧に読み解いていく場面は、栞子さんの本に対する愛情が伝わってくるので一番好きです。 従業員の五浦大輔とのやり取りも相変わらず本のことばかりですが、不思議と心が和みます。 物語の終盤で栞子さんの過去が少し明かされます。 栞子さんの古書に対する膨大な知識とも関連があるようです。 今後の展開に期待したい本です。 | ||||
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徐々に 二人の距離が 縮んでます ただ このままでは あと 2・3巻したら 付き合いだし 6巻位で 結ばれかねない そして 完結されてしまいそう 唯一の 救済措置として 栞子さん 結婚しない って 言ってるから 少しは 付き合いだすまで または プロポーズされるまで 巻数を 稼げそう 続巻 早く 読みたいけど 完結してほしくない 作者が 妬ましい | ||||
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前巻では店に持ち込まれた古書から、持ち込んだ客、又はその関係者の人生等を優れた洞察力で解き明かしていった栞子さん。 今回もその洞察力は健在で、様々な客の謎を解き明かしていきます。 加えて謎に包まれていた栞子さんの人生も、間接的ながら解き明かされていくという構成になっており、 前巻では入院中で、描かれることの無かった店主としての栞子さん姿も含め、栞子さん「の」謎めく日常が描かれています。 | ||||
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話題になっているので、つい購入してしまいました。 一巻もよかったのですが、個人的には断然この二巻が好きです。 古書の話が面白い。「え、こんな本がこの作者で?」という まさに古本の醍醐味を前面に持ってきた感じがします。 キャラの過去を提示しつつ、今の二人の関係がそれにより 深まっていくのもよかった。 次はどんな本で、どんな人間関係が展開されていくのか。 楽しみです。 | ||||
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